Che bello!

わぁ~すごーい!

梅雨入り(お稽古日誌 2011年 5月28日)

2011年05月30日 | 茶道/お稽古日誌(裏千家)
先週は久しぶりの風炉のお稽古にあたふたしましたが、今週もあたふたしました(* ̄m ̄)プ

お稽古


先週、茶箱のお稽古を今日は無理です、と、固辞してしまったので今日はお濃茶と卯の花点てのお稽古して頂こうと、卯の花点ての所作を電車の中でシミュレーションしながらお稽古へ。
が、しかし、今日はかっさま先生がお稽古お休みでしたので、さすがに先生お一人で同時に2つのお稽古つけて下さるのは無理とのことで、今日は濃茶平点前のお稽古のみとなりました。
卯の花点てのことばかり考えていたので(←いいわけ)、なぜか、引き柄杓を3回してお釜の蓋を閉め忘れ、水指の蓋を閉める始末。
先生「あら、どうしてお釜の蓋が閉まっていないのかしら…」
karu「あわわわわっ。」
わたし、何年、お稽古しているんでしょうか…。

ところで先週のお稽古日誌、お茶を差し上げた後、ふくさはいつ腰につけるんだっけ…というところ、

ふくさは、お正客の一口で腰に。これは、炉、風炉、濃茶、薄茶、さらに、中水とか関係なく基本の所作。
お正客の一口で、お薄ではふくさをすぐ腰へ。
風炉のお濃茶では「おふく加減は」、「大変結構でございます」の会話のあとにふくさを腰へ。
炉のお濃茶では「おふく加減は」の会話のあと、中じまい、そして現状復帰したところで、ふくさを腰へ。という具合。

と、書きましたが、今日のお稽古中にありゃっ!ブログにウソ書いちゃったっと、間違えに気づき、ここで訂正。

炉も風炉も、お薄ではお正客の一口でふくさを腰へ、
お濃茶では、炉は末客の吸いきりで居前に戻って原状原状復帰した後に、風炉は末客の吸いきりで居前に戻って、それぞれ中水を一勺のあとにふくさを腰へ、という具合。
です…多分…。

まだ5月ですが、梅雨に入りました。観測史上2番目の早さとか。
早々に台風がやってきたりして、これから2ヶ月近く、じめじめうっとうしい日々が続くのかーとも思いつつ、傘さして長靴履いてレインコート着て歩くのも、結構好きなkaruです。

風炉に変わってわかること(お稽古日誌 2011年 5月21日)

2011年05月23日 | 茶道/お稽古日誌(裏千家)
3週間ぶりのお稽古、さらに、今季はじめての風炉でのお稽古です。
毎年風炉と炉の入れ替え後の初めてのお稽古では、基本の平点前のお稽古をして頂きます。
今日のお稽古はきっと薄茶平点前でしょうから、身体がどのくらい基本のお点前を覚えているかを試してみようと、復習をせずにお稽古に望んでみることに。
結果は、身に付いていなかった事が2つ、しかも基本中の基本の所作。

一つは、水指の蓋を二手で開けたこと。三手かも…と思いつつ、水指との距離が近い場合は二手だから、この距離は近いのか遠いのかと、あえて二手で開けてみることに…が、三手でした…。
二手で開けるのは、炉のお点前。この前まで何も考えずに二手で開けていたはずなので、すぐ三手ってわかるはずなのに…ショック。ん…蓋を水指に立て掛ける位置が近い方の手で立て掛けるのでは?!っと、今(!)納得。

もう一つは、お客さまにお茶を出した後、ふくさを腰につけるのはいつか。
お濃茶だったら、中水一勺でふくさ腰だけど、お薄は中水ないし…いやいやいや、中水一勺でふくさをつけるのは、炉の濃茶だから…と、ぐるぐるしている間に、お茶碗が戻ってきてしまい…先生、あらkaruさん、ふくさ腰につけてないわねぇと、呆れたご様子…。しょぼーん。
ふくさは、お正客の一口で腰に。これは、炉、風炉、濃茶、薄茶、さらに、中水とか関係なく基本の所作。
お正客の一口で、お薄ではふくさをすぐ腰へ。
風炉のお濃茶では「おふく加減は」、「大変結構でございます」の会話のあとにふくさを腰へ。
炉のお濃茶では「おふく加減は」の会話のあと、中じまい、そして現状復帰したところで、ふくさを腰へ。という具合。
こうやって、間違えたところを比較したり、分解したりして考えると、一つ一つに意味がある(…であろう)こともわかり、身体と頭の両方で動く事ができるようになると思うのです。

そして今日もかっさまは、先生のご使命により「茶箱の雪点前」のお稽古を。karuはお客をさせていただきます。かっさまは、お稽古されながら、袋の紐の扱い方や、拝見の仕方を教えて下さいます。相変わらず、かっさまはすごいなーと、しみじみ。
その後、新しく先生のお弟子さんになられた方にお盆点てをすこーしだけレクチャーさせていただき、そろそろ失礼しようかなーと思っていたところで先生から「karuさーん、新しく来られた方においしいお薄を入れて差し上げてー」と。
条件反射で元気よく「はーい」と言ってしまったところ、MAYUさん、新人さん、かっさまもお客様に入って下さっています。
さっきお稽古して頂いた、平点前をしようとしていたら、いつの間にか水屋の棗がお茶碗の横から消えていつの間にか登場した棚の中棚に。
さらに、karuさーんもう一つお茶碗持って入ってーですってぇ。つまり、替茶碗薄茶棚点前のお稽古です。
替茶碗の置き方、替茶碗を持っての退出がまったく記憶になく、オロオロ。
やはりブログではなく、かっさまを真似てお稽古の後にお稽古日誌をちゃんとつけた方がいいみたいです。
ノート買ってこようっと。

5月、6月は週末に予定が重なり、お稽古の回数が少なくなりそうです。


強風に堪えるアルパカくん

2011年05月16日 | 
先週、会社のchyaくんとmochiっきーさんがアルパカ牧場の団扇で盛り上がってたのを思い出し、せっかく那須にきたのだからと、アルパカ牧場 那須ビッグファームに行ってみることにしました。

アルパカ牧場


入口からアルパカくんのいるところまで少し距離があるのですが、あっという間に遠くまで帽子が飛ばされちゃうくらいの強風で、アルパカくんたちのところに到着するのに一苦労。
やっと到着してみると、柵の中で足を折ってしゃがみ込み、目をつぶってじっと強風に堪えるアルパカくんたちがいっぱい…ぷっ、か、かわいい…でも、なんだかちょっと汚れ気味…ちゃんと洗ってもらってねー。

堪えるアルパカくん


牧場内にはアルパカくんと一緒に記念撮影とかできるところもあるのですが、今日は強風のため中止とのこと。
仕方がないので出口に向かうことにしたのですが、来たのとは別のルートで戻ることに。
新緑の林の中、青空を見上げながら歩きます。

新緑の林の中


おやっ、この柵の中のアルパカくんたちはなんだか、キレイ…。ん?アルパカ少年隊?
てっきり、イケメンアルパカくんだからアルパカ少年隊なのかーと思っていたら、若手のアルパカくんだから少年隊なのだそうですよ。

こぎれいなアルパカくん


少年隊を見た後は、たんぽぽ畑を見ながら帰って来ました。

たんぽぽ畑


おみやげに買ってきた、アルパカクッキーが超かわいかったのですが、写真を撮る前に会社で配ってしまいました…。

柄杓くらべ(お稽古日誌 2011年 4月30日)

2011年05月08日 | 茶道/お稽古日誌(裏千家)
今年も、先生のお茶室の衣更えのお手伝いをさせていただきました。
お茶室のお道具などなどを、冬の時期(11月から4月)の炉のものから、夏の時期(5月から10月)の風炉のものに交換です。
karuのお仕事は去年に引き続き、風炉の灰形を作るための基礎づくりです。
灰に少し昨年の炭の燃え残りが見られたので、ふるいでよーくふるってから風炉に入れて、かっさまと五徳を適当な場所に配置、そして、去年と同様、かっさま、あとはよろしく!です。

五徳を配置


次は何をお手伝い致しましょう…などと言っている横でかっさまは黙々と、灰形づくりに集中されています。

手前がまっすぐ



いつも当たり前のように水屋にある柄杓、せっかくの機会ですので、冬の柄杓と夏の柄杓を見比べてみましょう。
手前が先週まで使っていた冬の柄杓、向こうがこれから使う夏の柄杓、さぁ、どこがどう違うでしょう。

柄杓を並べて


では、湯や水を汲むところ、「合」を見てみましょう。冬の柄杓の合のほうが大きいですね。
風炉の釜よりも炉の釜が大きいので、合も釜の大きさに見あった大きさになっているのだそうです。

合


そして、その合を受ける竹の蓋置きを見てみると、こちらも釜の蓋や合に合わせて、冬の蓋置きの方がどっしり大きくなっているのがわかりますね。

蓋置き


次は柄杓の柄の切り口、「切止め」を見てみましょう。

切止め


手前の炉用の柄杓は、柄の上の部分が斜めに切られていますよね。そして、向こうの風炉用の柄杓は、柄の下の部分が斜めに切られているので上は切られていませんよね。
これは、柄杓を釜に引く時に、切り口が見えないようにという配慮からだそうです。
なるほど、炉の釜には合を伏せて柄杓を引くから上を切って、風炉の釜には合を上に向けて柄杓を引くから下を切っているのですね。

かっさまのご様子はいかがでしょう。もうすぐ完成です。

もうすぐできあがり



集中されていたのでお疲れのご様子。先生、今日はこのあたりで、と、点前座に置かれました。

できあがり


karuはこちらの風炉でのお稽古は、5月21日までお預けです。