「建前はもういい。本音で語ろう」と言っていたのはどこのどいつだ / 【情報紹介】 橋下支持の「謎」を追う

写真は小豆島オリーブマラソンで

　橋下市長は外国特派員協会での会見で「本来の私の理念や価値観とは正反対の人物像・政治家像が流布してしまった」と悔やみ、「疑問の余地なく、女性の尊厳を大切にしている」と強調しました。今更誰がこんな黒を白と言い逃れを信じるでしょうか。「建前はもういい。本音で語ろう」と言っていたのはどこのどいつだと多く人は思ったに違いありません。

　人間の本性は改まった席ではなく日常の中で現れるものです。問題の発言は彼が最も得意とするぶら下がり取材でなされたものであり、本音そのものでしょう。

　一連の発言が国際的な批判を浴びていることに関して、大阪市議会で可決されるとされていた問責決議は公明党の腰砕けで否決されました。世界のメディアは橋下発言に続く大阪市議会のお粗末さに、この議会にしてこの首長あり、そしてこのような政治屋が横行する日本人の民度の低さを報道するでしょう。

　さて橋下氏は肝心要の府民や市民のためにどんな実績を上げているのでしょうか、世間の公務員への妬みに付け込んで職員や教員を締め上げ、福祉や市民生活を切り捨てただけです。「ウソをつけないヤツは政治家と弁護士になれないよ」とウソの延長に現在の大阪市長や維新共同代表の座があるにすぎません。

【今日の動き】市民相談（年金）、市民運動

【情報紹介】

言葉が「支配」するもの　橋下支持の「謎」を追うはなかなか的確な分析で勉強になりました。


日本の歴史修正主義とヘイトスピーチは国際社会から監視されている

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