八王子現代家具工芸学校

八王子現代家具工芸学校での生徒達の木製家具の製作過程などの紹介。

材木置き場

2010-12-23 18:31:28 | 学校設備
本校では作る作品に合わせて生徒自ら木目や色、予算などを決めて材木を購入してもらえるように材木置き場を用意しております。(自分の気に入った材料で製作してもらえるように材料費は受講料の中に一切含まれません。)長さ2m以上の一枚板から長さ600mmくらいの短材までそろえております。またテーブルの天板として使われていた無垢の剥ぎ合わせ材や集成材をリサイクル材として1枚1000円~販売しております。削りますとまたきれいになり材料として十分に使えます。厚さも25mm~40mmくらいのものなので作業台を作る材としても重くてしっかりしておりますので最適です。剥ぎ合わせ材なら普通に使えます。
その他0.6mm厚のツキ板や曲げ合板、曲げ型用の木材もあります。
またこれらの材木は学校に関係のない一般の人にも販売しておりますのでどなたでもお気軽にお越しください。


材木:
タモ・タモ杢・ナラ・ブナ・ケヤキ・メープル・サクラ・アメリカンウォールナット・カバセンダン・キハダ・ブビンガ・アフリカンパドック・トチ・カツラ・クロガキ・スギ・ヒノキなど

ツキ板:
タモ・ケヤキ・ナラ・メープル・バーズアイメープル・アメリカンウォールナット・マホガニ-・シルキーオーク・プラタナスなど

*材木は私の知り合いの材木屋さんに頼んでおいてもらっておりますので上記以外の材木も 取り寄せることはできると思います。



長板の材木置き場




最近入ってきた一枚板の一部。




短材の材木置き場500㎜~900㎜くらいのもの。




リサイクル材:村内家具で引き取られてくるテーブルの天板を外したもの。板の裏側にはねじ穴などもありますが材としては十分です。種類はナラ・ブナ・タモが多いです。


大型木工機械

2010-12-06 00:32:12 | 学校設備
こんにちは今日は学校の機械の紹介です。本校はカンナやノミの手工具使い方の他に大型木工機械の使い方も教えております。生徒はみな機械を自由に使用し家具製作をしております。安全を第一に考えておりますので、機械にカバーやブレーキは付けております。そのほかに私が作った木製の補助具を使い手を守っております。補助具などについてはまた今度お話します。

写真①手押しカンナ盤:
木を平らに削る機械です。幅250mmまで削れます。


写真②自動送りカンナ盤:
木の厚みや幅を決める機械です。幅450mm、高さ250mmのものまで削れます。


写真③横切り盤:
テーブルがスライドし動いて切る機械です。45度の斜めに切ることもできます。


写真④帯鋸盤:
木を切る機械です。厚い木を半分に切ったり、曲線に切ったりすることができます。最大300mmまで切れます。


写真⑤プレス機:
上から押す力で木を圧着させる機械です。ツキ板と言う0.6mm厚に木などを板に貼りつけるのによく使います。その他成形合板による曲げ木にも使用します。
3000mm×1240mmの板まで入れることができます。


写真⑥ベルトサンダー:
木を削る機械です。円形も内側のR、外側のRも作れます。ベルトが縦にもなりますので小物も安全にできます。


写真7角のみ盤:
四角い穴をあける機械です。