*ウチの場合、そろばんで、できる程度の<財政規模>です。今も、そろばんなのです。・・・・ひとつ一つ積み重なったお金の意味が実感できる・・・のです。やりくりは、電算システム感覚では、できません。そろばん感覚です。
国債、市債って要するに、国や市の借金です。返せるのかなあ、誰に返すの?誰から借りてるの?もう、返せるあて(展望)のないのに、借りているように思って心配なのです。ウチ、わが家の借金だったら、たちまち取立て屋がやってきて、ご近所に鳴り響く大声の暴言となるでしょう。夜逃げ・・・です。
*2009年12月27日朝日新聞2面<国債、こんなに発行して大丈夫?>
今日の朝日新聞が<心配しなくていいよ>と、答えてくれています。
<歳入の国債依存度は48%>つまり、収入の半分は借金でまかなうわけです。<国債は1990年代から急増しており、2010年度の残高は637兆円、国内総生産(GDP)の197%で主要国の中で飛びぬけて高い>が、<国債のほとんどを国内の金融機関などが買っていて、いわば、家の中の貸し借り状態だ>だから、<預貯金など日本の個人金融資産は、約1400兆円ある>から大丈夫というわけです。
・・・・・そうか、そうか。最後には、国民の貯金をあてにするということでしょう。
「(低利の)貯金より投資に」が、この間までの政府のスローガンでした。
もう貯金なんて。でも投資にまわせば、すぐなくなります。
地方自治体の財政も厳しく、公債(地方債)でまかなっています。春日部市の場合も、借金してやってきました。最近の市役所発表によと、今、市債残高は513億円(平成21年9月現在)。これは一般会計分です。別の平成19年度集計では、一般会計と特別会計の両方で、1231億円(一般会計だけでは547億円)の借金を持っていることになります。これを利子も含めて払っていくわけです。足らないから、また借金(地方債)ということになりかねません。
もちろん春日部市も税収入が減っています。大変です。
それで春日部市は、市長名で、ついこの間、平成20年10月、<新緊急財政健全化計画>を発表しました。
全文は、市民が読めるように、春日部市役所のホームページにありますが、探しにくいでしょうから、このブログでクリックだけで読めるようにしておきます。<ここにあります> 。ここクリックだけで出てきます。
*ネットから取り出したPDF版の市長名の文書。お正月休みに一読をお勧めします。そして、しっかり認識して、春日部市民をやっていきましょう。
<・・・・市税収入の大幅な減少や過去に発行した市債償還のピークなどが重なり、現時点で平成21年度の財政状況では約11億円の減収が見込まれ、平成22年度予算編成の見通しでは約43億円の歳入不足が見込まれています>
<これからの取組みは、行政内部の自助努力のみで成し得るものでなく、市民の皆様のご理解とご協力がぜひとも必要です>。 とうとう来たか、です。
議会には、説明されたようです。議会(議員)>市民ではあるのですが、市民にも呼びかけているのなら、もっと直接的に、市民に示す必要があったでしょう。
広報かすかべの11月号、12月号、1月号を探してみたのですが、その記事が見つからないのです。春日部市のホームページのごくごく分かり難いところに示せばいいというものではないでしょう。
でもまあ、形の上では、市民に示してはいるのだから、これ以上は言えません。
広報に、ちょっとでも出してくれると良かったと思うのです。今、ほとんどの市民は知らないでしょう。
さらに具体的には、来年度の予算・歳出は、半分近く(45%減)!!に抑えられるとも聞こえてきます。
【おまけ】
* 私が、このことを初めて知ったのは、<風のたより>というブログの情報です。私はこのブログを時々のぞきます。<ブログはここにあります>
*さて次は、ウチの借金です。たぶん、ない、・・・・・と思います。収入もありません。なんとか年が越せます。ずーと借金、住宅ローンを払ってきました。むろん言われたどうりに、税金も払ってきました。
*高かったなあ、その頃の利息。今は、借りやすくしているのか低利率です。国が借りていて、借りる方が利率を決めるのだから、当然、低利にしますよ。だから貯金の利息も超低利です。庶民がチマチマ貯金しても増えません。
*タンス貯金では、景気浮揚につながらないからと言って、<虎の子>を投資に誘導する仕組みになっているようです。