私も自作の真空管アンプでレコードを聴いてはいたのですが(2007.12.19)

2007-12-20 13:02:19 | Weblog

*ほこりまみれの私のアンプ、鳴るかなあ。

昨日(18日)の午後ずっと、オーディオ・マニアさんのオウチにいました。
私らのジャズ・コンサート(Swing Swing Swing<ここにも>)をお聞きになって電話いただいていたのです。隣町の関宿にお住まいで、すっと行けば20分ぐらいでしょうか。江戸川を渡って利根川近くです。

オーディオ・ルームにお邪魔したとたんに、こりゃあすごい、声も出ません。
予想はしていたのですが、私のラジオ歴なんて話す状況ではありません。

*いい音、楽しいお話、珈琲、ありがとうございました。

私は、中学時代からラジオ少年でもあったのですが、その後は買えないから作っていました。買えるようになったら、買える程度のものを買っていたのです。
今日訪ねたOさんは、メーカーが作れない音の再生実現を目指して、自作を今日まで続けられたのです。いうならば、メーカー以上の技術のようです。

もう恥ずかしくていえませんが、私も、真空管でアンプを作って聞いていました。
“三極管だぞ、2A3だぞ”と、ひとりほくそ笑んでいたこともありました。私が使っているギターアンプも、フェンダー製で、初段は真空管のものを選んでいます。とはいっても、真空管の音色(おんしょく)がほんとにわかっているかというと、どうでしょうか。

*この美しさに思いを感じます。

ここでOさんのオーディを機器についての解説はできません。もう専門誌・MJ誌(私らの時代は、無線と実験と言っていた)などで紹介されたことのあるラインアップです。それに、ずっとCDを聴かせていただいていたのですが、その“音”を文字にすることも出来ません。ただただ息を呑む迫力と見事さでした。

帰りの夜道で、わが家で植木鉢の台になっているスピーカーを鳴らしてみようと思いました。まだ耳に余韻が残っているうちにです。先ほど、とりあえず、メインアンプを出してみました。この町に引っ越してきたときには、並べていましたが、25年間は“火”を入れていないのです。コンデンサーの容量も抜けているでしょう。直し始めたらボロボロでしょう。

と書いてきて、私の使っているギターアンプも、もう20年使っているなと思いました。
コンサート、本番の時には、予備の真空管を持っていかなけれなならなかったのです。スペアなんてあったかなあ。

    【おまけ】

*次から次に出てくるオーディオ雑誌などなど。正直落ち込みながらも楽しい一日でした。

*一関のジャズ喫茶ベーシーは、全国的に評判のジャズを聞かせる店です。10回以上も出かけられ、マスターともねんごろとのお話も聞きました。一度ジャズ喫茶ベーシーに行ってみたいと書いた私のブログのURLを、ここに書く気もおきないのです。