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歯周病(歯槽膿漏)の主な原因のひとつである、歯周病菌(悪玉細菌)

2017-07-17 14:24:42 | 日記
お口の中に感染した歯周病菌(悪玉細菌)が、様々な要因によって、善玉菌よりも勢力が強くなり、その結果として起こる病気です。この要因としては生活習慣(喫煙習慣、はみがき習慣等)や体質(糖尿病等の基礎疾患)が大きく関わってきます。しかし、いくらハミガキをしても、歯周病菌は細菌ですから、物理的な作業だけでその数を激減させていくのには、非常に難しいものがあります。当院では、この“歯周病菌”にターゲットを絞って治療をすすめていきます。
歯科材料
なぜなら生活習慣や体質を変えることは患者様に生活上のさまざまな制約を強いることになり精神的な苦痛を少なからずともなう可能性がありますし、忙しい現代人において、突然、生活習慣をガラリと変えるということは、なかなか現実的ではないからです。
歯周病の原因の一つである細菌(歯周病菌)は目(顕微鏡)で確認することが出来るため、お口の中に歯周病菌がいるのか、いないのか、が簡単にわかります。
ハンドピース
歯肉炎(歯肉ポケット2~6mm)
歯肉にプラークがたまり、歯肉ポケットになります。場所によっては歯石も少し付きます。まだ、歯槽骨(歯根膜)は破壊されていません。

軽度歯周炎(歯周ポケット3~5mm)
歯肉の腫れが強くなり、歯周ポケットを形成します。ポケット内部にはプラークや歯石がたまります。歯槽骨(歯根膜)も破壊され始めます。
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中等度歯周炎(歯周ポケット4~7mm)
炎症はさらに広がって歯槽骨の破壊も根の長さの半分くらいまで進み、歯がぐらぐらし始めます。歯肉が少し下がってきます。

重度歯周炎(歯周ポケット6mm)
歯槽骨は半分以上破壊され、歯はぐらぐらです。

歯周病とは、歯を支える周りの歯槽骨が減り、歯が最終的には脱落する病です。歯槽骨が減るのは歯の周りに炎症があるためです。歯周病を予防する には、一番はもちろんブラッシングですが、食生活も見直す必要があり、食生活を踏まえて日常生活での生活習慣全般を見直せば、全身的な健康にもつながりま す。歯周病の原因は歯の汚れである歯垢(プラーク)です。ネバネバしたタンパク質の膜で覆われています。歯垢のネバネバした性質が歯垢除去を不完全にして います