みんな!おはよ

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

歯周病は全身の病気にも影響をおよぼします

2017-02-20 15:45:53 | 日記
歯周病の恐ろしさは、歯を失うことに繋がるだけではありません。全身の様々な病気に影響をおよぼすことも、同じくらい恐ろしい点として挙げられます。特に関連が認められているのが、糖尿病、動脈硬化による心筋梗塞や脳梗塞、誤嚥性肺炎などです。また、妊婦の歯周病は早産・流産のリスクを高めることがわかっています。このように、歯周病はお口の中にだけ影響をおよぼすのではなく、全身の病気にも影響をおよぼすことを知り、その恐ろしさをしっかりと理解した上で、予防に努めるようにしてください。
ハンドピース
歯周病を効果的に予防するために
歯周病は、初期段階には自覚症状がほとんど現れにくい病気です。そのため、症状に気づいた時には、すでに進行した後だったというケースも少なくありません。こうした歯周病を予防するためには、当クリニックで定期的にメンテナンスを受けることが重要となります。

「ご自宅でのケアが適切に行えていない」「食生活に問題がある」など、歯周病を引き起こす原因は様々です。それらの原因を改善し、歯周病予防のための環境を整えることができてこそ、初めて効果的に歯を歯周病から守ることができるようになります。当クリニックでは、歯周病の症状を改善に導くのはもちろんこと、ご自宅でのケアの状況や食生活などを確認した上で、「歯周病予防のための環境作り」をお手伝いさせて頂きます。

予防歯科とは、「病気を治す」ためではなく、「病気にならないようにする」ために行われる治療です。「歯科医院は歯が痛くなってから行くところ」とお考えになっている方も多いと思いますが、歯科医院の活用方法はそれだけではありません。「歯を病気から守るための場所」でもあるのです。患者様の歯の状態によっても異なりますが。当クリニックでは3ヶ月から半年に1回程度、定期的にお越しになりメンテナンスを受けられることを推奨しています。
口腔内カメラ
PMTC
PMTCとは、ブラッシングなどのご自宅でのケアだけでは落としきれない歯垢(プラーク)、歯石などの汚れを、歯科医師や歯科衛生士が専用の器具を使ってきれいに除去するクリーニングです。PMTCを受けることで効果的に病気予防がはかれるだけでなく、タバコのヤニなどの着色汚れを落として、歯を白くきれいにすることも可能ですので、歯の色のことでお悩みの方にもおすすめです。

「歯ぐきが腫れぼったい」「ブラッシング中に血が出た」

2017-02-20 15:45:53 | 日記
こうした症状は、歯周病が進行しているサインです。
歯周病は初期段階ではほとんど自覚症状がなく、歯ぐきの腫れや出血といった症状が表れはじめてからも痛みが出ることはほとんどないので、何となく放置してしまう方も少なくありません。しかし、歯周病は日本人が歯を失う原因で最も多い病気です。
歯科器具
歯周病はお口の中の健康をむしばむだけでなく、全身にさまざまな悪影響をもたらすことが複数の研究で明らかになっています。血管を経由して体内に入り込んだ歯周病菌が引き起こす全身疾患やトラブルには、以下のようなものがあります。
肺炎、糖尿病、心筋梗塞、早産・低体重児出産、脳梗塞、

歯周病からお口の健康を守ることは、上記のような関連する疾患やトラブルから全身の健康を守ることにもつながるのです。

歯周病と糖尿病の関係
糖尿病は、歯周病と密接な関わりを持っています。歯周病の発症が糖尿病を引き起こしたり、もともとの糖尿病が歯周病によって悪化したりといったことが実際に起こり得るのです。歯周病が糖尿病の合併症のひとつであるということは、以前からささやかれていました。
エアータービン
また、疫学調査によって「歯周病にかかっている人は同時に糖尿病にかかっているケースが多い」というデータも明らかになっています。研究によって相互関係も裏づけられており、歯周病と糖尿病の関係はもはや否定できない事実と言えるでしょう。この相互関係は、悪化についてだけでなく改善についても成り立つことが最近の調査により分かってきています。