ガウスの旅のブログ

学生時代から大の旅行好きで、日本中を旅して回りました。現在は岬と灯台、歴史的町並み等を巡りながら温泉を楽しんでいます。

信州高原の蝶を探す旅(2)

2007年09月02日 | 旅行
 早朝起き出して、カメラ片手に少し宿の周辺を散策してみたのだが、千曲川と大杭橋がとても良いロケーションとなっている。橋を渡って対岸から、何回もシャッターを切って撮し込んだ。
 8時半過ぎに宿を立って南下し、国道142号線へ出てからは、西進して和田峠を目指した。新和田トンネルへは行かず、旧道から峠道を上り、ビーナスラインへと至った。しばらく走って、八島ヶ原湿原の駐車場へ車を入れ、遊歩道を散策してみることにしたのだが、曇っていて、雨が降りそうな感じだ。それでも、歩いていったが、秋の野草はきれいに咲いているものの、蝶は全く飛んでいず、期待はずれに終わった。とはいうものの、1時間以上かけて一周し、高原のムードは感じることが出来た。
 その後は、雨が降り出してきたので、霧ヶ峰、車山などを通過して、白樺湖へと下りていった。そこから、国道299号線へ出て、東進し、峠道を曲がりくねりながら上がって、標高2,127mの麦草峠を越えた。八千穂高原から国道を逸れ、松原湖を経由して、国道141号線に出て、南下した。南牧村からは、三国峠へ向かう県道へ入り、東へ走って行ったが、途中からはほんとうの山道となり、慎重に運転して、標高1,740mの三国峠へと到着した。
 峠へ車を駐めて、林道沿いに蝶を探してみたものの、全く姿を見つけることが出来ず、1時間弱で切り上げて、秩父側へと下っていった。しかし、この道は何時来ても恐い。ダートの林道が曲がりくねり、道も細く、ガードレールのないところも多いので、ハンドルを切り間違えば、谷底へ真っ逆さまだ。慎重に慎重に、ハンドルを回して、峠を下りホッとした。それからは、秩父市街を通過し、正丸峠を越えて、自宅へと戻っていった。
 今回の旅は、標高の高い高原を中心に巡ってきたので、とても涼しかった。高峰高原、池の平湿原、湯の丸高原、八島湿原、三国峠と標高2,000m前後の高原は、秋の野草がとてもきれいに咲いていた。ヤナギラン、アキノキリンソウ、ノアザミなどなどとたくさんの蝶の写真を撮ってきた。それにしても、初日が3時間あまり、2日目が2時間弱とよく歩いたので、ちと疲れた。
 標高が高いと、とても涼しく、長袖でないと寒いくらいだった。初秋の野草がたくさん咲いていて、初日は蝶も飛んでいて被写体には事欠かなかったし、とても気分良く散策できたのだ。蝉が鳴いて、夏の終わりを告げていたし、ヤナギランがとくにきれいだった。高原を散策した後に入った温泉もとても良く、汗を洗い流してくれた。宿の食事も地物中心に出てきて、美味しく頂いた。2日目は、天気があまり良くなく、霧ヶ峰では雨に降られたけど、まずまずの旅行だったかな...。


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