朝起きて、明るくなり始めた7時頃からカメラ片手に散策へ出かけた。風が強く、とても寒いので、防寒に注意して出かけたのだが、吹きっさらしの所へ行くと飛ばされそうだ。神島灯台から朝焼けの海の写真でも撮ろうと思ったんだけど、途中の遊歩道が強風のため危険だと思い、引き返してきた。しかし、この風で市営定期船は来るのだろうか?一抹の不安がよぎった。
宿に戻って、一服してから朝食となったのだが、女将さんから「船は欠航しないようだ」と聞かされ、安心した。食後手早く荷物をまとめ、8時45分発に乗るために船着場へと向かった。
港の防波堤には、大きな波が打ち寄せて、砕け散っている。そんな中を定期船が入港してきたが、左右に大きくローリングしていて、心配になった。
大晦日の朝のこととて、乗船客も少なく、数人を乗せて出航したんだけど、港を出ると前後左右に大きく揺れて、気が気ではない。大波をくらったら転覆するんじゃないかと...。祈るように気持ちで、外海を見つめていたが、鳥羽湾へはいると揺れも少なくなって、ホッと胸を撫で下ろした。菅島へ寄港後、ほぼ定刻通りに佐田浜港へ到着し、駐車場から車を出して、パールロードの方へと走っていった。
結局、パールロードは通らず、旧道の方を進んだが、海岸沿いの曲がりくねった細い道で、走りにくかったものの、なんとか石鏡まで至った。そこで、石鏡灯台を探したんだけど、なかなかみつからない。漁港で人に聞き、やっとたどり着いたら、ホテル「いじか荘」の脇に隠れたように建っていた。高台にあって、海の眺望はいいのだが、なにしろ風が強く。カメラを構えても、風圧でブレてしまうような状態なのだ。それでもなんとか、数カットを収めて、次へと向かった。
一端パールロードーへ出てから南下し、少し走ってから、また脇道に逸れて、国崎の集落の方へと下りていった。目指すは鎧埼灯台なんだけど、これも道を間違えて、人に何度も聞いてやっと岬の端へとたどり着いた。高台に白亜の灯台が立っていて、海岸線の眺めがすこぶる良い。しかし、風が強くて、岩の上へ立っての撮影は容易ではなかった。それでも、なんとかカメラに写し込んで、さらに南下していった。
鎧埼灯台
相差の集落を過ぎて、再びパールロードーに合して進んだが、的矢湾をまたぐ橋上からの景色が良かったので、しばし、車を駐めて、シャッターを切った。
その後、国道260号線へ出て、先端にある御座岬を目指した。御座の港までは、難なく行けたのだが、そこから先の道は細くてわかりにくく、何度も御座埼灯台の場所を聞きながら試行錯誤した。白浜の海水浴場の前を通り、別荘地となっている急斜面を登って、先端に近い空き地に車を駐めた。それから、遊歩道を10数分歩いてやっと、灯台までたどり着いた。白亜の灯台は、訪れる人もなく静かに立っていたが、その雰囲気が気に入って、何十枚も写真を撮ったのだ。
御座埼灯台
撮影後は、車に戻って、来た道を下っていった。鵜方に近いところで、昼食をすませ、国道167号線を北上し、途中から右折して、志摩路トンネルで伊勢市へと入っていった。伊勢インターから伊勢自動車道に乗り、東名阪自動車道へ乗り継いで愛知県へと至って、旅を終えた。
今回の旅は、離島巡りとなったが、そこには、昔から続く人間の生活が息づいているようにも思える。美味しい海の幸に恵まれ、写真もたくさん撮って、とても良い旅となった。
宿に戻って、一服してから朝食となったのだが、女将さんから「船は欠航しないようだ」と聞かされ、安心した。食後手早く荷物をまとめ、8時45分発に乗るために船着場へと向かった。
港の防波堤には、大きな波が打ち寄せて、砕け散っている。そんな中を定期船が入港してきたが、左右に大きくローリングしていて、心配になった。
大晦日の朝のこととて、乗船客も少なく、数人を乗せて出航したんだけど、港を出ると前後左右に大きく揺れて、気が気ではない。大波をくらったら転覆するんじゃないかと...。祈るように気持ちで、外海を見つめていたが、鳥羽湾へはいると揺れも少なくなって、ホッと胸を撫で下ろした。菅島へ寄港後、ほぼ定刻通りに佐田浜港へ到着し、駐車場から車を出して、パールロードの方へと走っていった。
結局、パールロードは通らず、旧道の方を進んだが、海岸沿いの曲がりくねった細い道で、走りにくかったものの、なんとか石鏡まで至った。そこで、石鏡灯台を探したんだけど、なかなかみつからない。漁港で人に聞き、やっとたどり着いたら、ホテル「いじか荘」の脇に隠れたように建っていた。高台にあって、海の眺望はいいのだが、なにしろ風が強く。カメラを構えても、風圧でブレてしまうような状態なのだ。それでもなんとか、数カットを収めて、次へと向かった。
一端パールロードーへ出てから南下し、少し走ってから、また脇道に逸れて、国崎の集落の方へと下りていった。目指すは鎧埼灯台なんだけど、これも道を間違えて、人に何度も聞いてやっと岬の端へとたどり着いた。高台に白亜の灯台が立っていて、海岸線の眺めがすこぶる良い。しかし、風が強くて、岩の上へ立っての撮影は容易ではなかった。それでも、なんとかカメラに写し込んで、さらに南下していった。
鎧埼灯台
相差の集落を過ぎて、再びパールロードーに合して進んだが、的矢湾をまたぐ橋上からの景色が良かったので、しばし、車を駐めて、シャッターを切った。
その後、国道260号線へ出て、先端にある御座岬を目指した。御座の港までは、難なく行けたのだが、そこから先の道は細くてわかりにくく、何度も御座埼灯台の場所を聞きながら試行錯誤した。白浜の海水浴場の前を通り、別荘地となっている急斜面を登って、先端に近い空き地に車を駐めた。それから、遊歩道を10数分歩いてやっと、灯台までたどり着いた。白亜の灯台は、訪れる人もなく静かに立っていたが、その雰囲気が気に入って、何十枚も写真を撮ったのだ。
御座埼灯台
撮影後は、車に戻って、来た道を下っていった。鵜方に近いところで、昼食をすませ、国道167号線を北上し、途中から右折して、志摩路トンネルで伊勢市へと入っていった。伊勢インターから伊勢自動車道に乗り、東名阪自動車道へ乗り継いで愛知県へと至って、旅を終えた。
今回の旅は、離島巡りとなったが、そこには、昔から続く人間の生活が息づいているようにも思える。美味しい海の幸に恵まれ、写真もたくさん撮って、とても良い旅となった。