東京 新宿 バイク修理 「探求」 ガレージUCGブログ

日々GARAGE-UCGで如何なる修理や探求が行われ、どんなガレージライフを過ごしているのだろうか?

外車の修理は続くよ~どこまでも~

2010年06月19日 | ガレージUCG探求作業
ブログはサボれど、実作業はサボらず。
5月~6月は、とにかく特殊&重作業が嫌という程に重なり、疲労度はMax。
いくら疲れが出ているとはいえ、作業に向き合う姿勢は常時真剣勝負。
ミスの許されない緊張に満たされる中、淡々粛々と作業は進みます。

ガレージに外車が立て続けに入庫するのも、また良い光景ではないですか。
でも何かしらトラブルを抱えてるが故の入庫なので、良い訳はありませぬ。

画像はKTM250のサイドスタンド基部、フレーム側のステーが破損した為、溶接&補強修理です。
このマシンは実際にコースを走行している車輛。公道仕様でもあるので、さすがにサイドスタンドが無い状態では、困ってしまう。

クローズドOnlyであれば、スタンドを持ち運べば事は足りるけれど、サイドスタンドが破損し、いつも壁に立て掛けるのはとても寂しい。そんな問題を解決すべく、修理に望む。

真下から寝そべりながらの溶接は非常に怖い。
手元をしっかりホールドしながら、かつマシンに溶接時のスパッタが飛び散らないように、しっかりとシールドしての作業。
万が一、引火しないように、細心の注意を払う事も大切です。
そんな対策を施しながら、補強ステーを削り出し、点付け溶接をし、本溶接に入ります。
この時期の作業、溶接はとにかく汗まみれ、きっとこの先、ノーマルの状態よりもしっかりサイドスタンドが踏ん張ってくれるに違いない!

そして後方に見えるマシンは、DUCATI Multistrada!
とにかく車高が高い。
短足な??UCGには股がっても足は届きませぬ。
このマシンのオーナーは、外国の方で、体格も大柄、まさにこのマシンに相応しい。
UCGのインチキ?英語を駆使しながら、メカニックとして、なんとかコミュニケーションを諮りつつ、発電不良に関するトラブルシュートを進め、部品をオーダー。

ところが、DUCATI、とにかく部品の納期が遅い!
一体どうなってるのでしょう。欧州での噴火の影響?それとも本国の気質?
何日、いえ何週間納品されるのを待てば良いのだろう。
オーナーも納車を待ってます。そしてUCGも修理が完了して無事に納車される事を待ち望んでます。
あ~、早く納品されておくれよ。たった一つの部品で解決されるというのに・・・
高級なマシンなのだから、サポート体制をもっとしっかりして頂きたい!そんな切な願いがあります。

さて、まだまだたくさんの修理が控えている。
しっかりとした調子になるように、ありとあらゆる事に神経を集中させ、向き合うぞ~!!

5月~6月(現在)に至るまで、スタッフの一身上の都合もありまして、UCG自身、一人でガレージ作業に挑む都合、作業お待たせする事も多いと思いますが、自分自身、フルパワーで手を動かし続けております。
納期遅れ気味だったり、急な対応が出来ずご不便お掛けする事あると思いますが、何卒よろしくお願い致します。

そんなこんなで、ブログ更新も遅れております。だって、帰宅するの真夜中だったりするんですもの。
一人で出来る限界点は非常に低い。時に孤独と向き合う事も多い。
だが、その孤独を克服しなければ、トラブルは決して克服出来ないのである。

さぁ、UCG、もっと困れ!そして自分をさらに追いつめろ!!
物事に安易な解決方法等、何一つ存在しない。只管に「探求」あるのみ!!


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