夫(肺癌)&母(歯肉癌)共に癌患者に~(見守り日記)

  夫と母が同時期に癌患者に。。。
  あたふたしながらの看護日記です。

一周忌を済ませました

2014年07月07日 | 夫の事

お久しぶりです。

7月5日に夫の一周忌法要を無事に済ますことが出来ました。

夫が亡くなって早一年、あっという間に時間が過ぎていきました。

夫には悪いのですが、お一人様生活を楽しんでいます。

 

丁度、7月5日は義父の命日に当たるので一寸早いのですがこの日に決めました。

夫の月命日の24日は義母と同じ日です。

両親とはず~っと同居でしたが兄弟姉妹の中では一番遠い存在でしたが、両親と縁がある月と日なので天国では両親と仲良くしているのかなと思っています。 

法要が終わってから、近所の{和食さと」で会食をしました。

余り親戚付き合いが無い我が家でしたので、法要は兄弟姉妹と我が一家のつもりが、甥っ子や姪っ子もお参りに来てくれ、賑やかな会になり嬉しかったです。

息子たちもいとこ同士の付き合いも無かったのに、夫の法事が有る度に顔を合わすので親戚付き合いが復活です。

年長の姪っ子が、使わなくなった洋服やおもちゃを持参してくれたので皆で分々したり、お互いの家への訪問の約束をしたりしていました。

人が亡くなる事は寂しいですが、今では唯一親戚一同が集まる機会なので大切にしたいと思い、義父母のお導きかと感謝しています。

 

これから息子達には嬉しいイベントがまっています。

夫と一緒に迎えられたら嬉しかったのですが、夫が見守ってくれると信じています。


夫との別れ

2013年07月27日 | 夫の事

724日、夫は亡くなりました。

25日に通夜、26日に葬儀を無事に済ませましたが、本当に突然の別れで涙も出ないくらいでした。

 

5月から週1回、母がお世話になった先生の往診診療を受けることに決めました。

介護施設の運営もされている先生なので、いざとなれば近所の介護施設の入所にも対応して頂けるようなので、病院から紹介を受けた登録医院はお断りしました。

 

6月中に2回、脱水症状でトイレに行く途中に倒れたこともありましたが、病状の進行はあまり変わりませんでした。

6月の後半から食事の量が極端に少なくなり酸素量も95%を切るようになったので、酸素吸入器を自宅に設置して使うようになりました。

食事も流動食に近いもの(私の手作りです)になりラコールも試しましたが、2~3口位しか食べることが出来なくて入院治療になりました。

入院した病院の主治医は、母の歯肉癌が判る2か月前に胆石性膵炎でお世話になった先生でした。

私は気付かなかったのですが先生の方が覚えてくれていて、一寸ときまりが悪かったです。

 

入院後の検査で、肺がんの進行もありましたが、肝臓への転移が判明、食道も何かに圧迫されているのか細くなっている様なので胃カメラ検査の予定でした。

1週間程流動食でしたが夫の希望で徐々に5分粥食になりましたが1~2口から5~6口位の食事です。

23日は出された食事も四分の一ほど食べられて、偶然来られた主治医と共に喜んでいました。

仕事帰りのお嫁ちゃんが保育所からの帰りによく病院に来てくれて、孫ちゃんの訪問が楽しみのな夫でした。

23日も孫に会えてご機嫌の一日でした。

 

何時も昼食の1時間前に病院に行くので、24日も何時も通り10時半ごろお茶を用意していた時に病院からの電話で、夫が危険な状態なので家族にも知らせて至急来てほしいとの連絡でした。

息子が偶然にバイクの車検の為午前中休みを取っていましたが・・・

私が即病院に行くと、夫の心拍は

私の到着(病院まで自転車で10分程)を待って夫の死となりました。

 

当日も少し食事を取り、清拭をしてもらってお気に入りのパジャマに着替えてと順調だったとお聞きしました。

看護師さんと車椅子でトイレに行き、2~3分して看護師さんが様子を見に行くと倒れていてそのままでした。

当初の主治医も今回の主治医からも 「突然何があってもおかしくはない」 と言う事を何回も聞かされていましたが、現実となりました。

覚悟はしていたものの、お別れの言葉も交わせず突然逝ってしまうとは思っていませんでした。

 

夫と決めていた、家族、親戚、ごく親しい友人のみで通夜葬儀を済ませました。

残念なのは、息子の新居を見ることが出来なかったことです。

7月13日の引越をとても楽しみにしていて、夫の部屋のカレンダーには、乱れた字で 新居引越 の文字があります。

 

このブログでは、肺癌について何のお役にも立てなかったのですが、皆さんのブログの頑張りが私の頑張りになりました。

暫くは雑事が待っていますので頑張ります。

有難うございました。

 


最近の夫

2013年04月07日 | 夫の事

二か月ぶりの更新となりました。

ブログでお気楽につぶやくことが ちとまずいことになり、今後の更新は病状経過のみとします。

前回のテーマは「TS-1 の副作用」

皮膚科で頂いた塗薬(ステロイド剤等)を朝夕塗布してよくなりましたが、大きい湿疹の跡はしっかり残っています。

副作用が出たためTS-1の投与は中止となり、主治医が今の状態では抗がん剤は薦めることが出来ないということで経過観察と相成りました。

夫も抗がん剤治療を辞めたいと言っているので仕方がありません。

 

最近体力が急速に無くなり、診察に出かけるのが辛くなってきました。

今までは自宅近くのバス停まで徒歩(300m)→バスに乗車が25分位(乗り換えなし)→再診察の受付→血液検査→レントゲン撮影→診察→バスで自宅に帰ると4時間以上かかり自宅に帰ると どた~ です。

尚、会計と処方箋での投薬購入は私がして  で一人帰宅です。

TS-1の投与で減少したマーカーSCC値は一気に

CRPも二桁になり、白血球も1500台になり血痰も頻繁に出るようになり下記薬剤の処方を受けています。

 ・クラリスロマイシン錠抗生物質)

 ・トラネキサム酸カプセル止血剤)

 ・アーツェー錠 (止血剤)

 ・マグミット錠 (便通を良くする為)

 ・ロヒプノール (眠剤)

 

主治医の方から、病院の登録医院である自宅近くの医院を、かかりつけ医院として紹介を受けましたので、一先ず紹介状を書いてもらいました。

自宅療養をするなら、今後の為にと介護保険の申請をしたら即電話があり、今週介護認定の為の訪問を受けます。

 

今後考えとおかない事は

 ・自宅療養の為の医師や看護師を決める。

  検査体制や投薬体制(麻薬系の投薬扱い)や往診体制の確認

  訪問医師や訪問看護師の連携が取れるよう訪問看護センター等と相談する

  この為紹介された登録医院には拘らない

 ・介護保険(医療用)を利用する為の訪問看護ステーションを決める。

 ・緩和ケアが出来る療養病院(ホスピス)の手当ての為、面談などをして置く。

介護保険で医療用のベッドがレンタルできるようですが、狭い夫の部屋に搬入できるか等色々心配事がてんこ盛りです。

 

夫も食事やトイレ以外は殆ど臥せっていますが、眠れないようです。

食事も半分に落ち何を食べても美味しくないと言うので私も困っていますが、少しでも穏やかな生活が出来るよう頑張りたいと思います。

自分の健康管理も確りしておかないとネ

 


TS-1 の副作用

2013年02月06日 | 夫の事

遂に副作用が出ました。

それも一気に 

症状は発疹赤斑・丘疹・膨疹)と色素沈着です。

TS-1を初めて約3か月、2週投与で1週休みが1クールで現在4クール終了真近です。

 

今年に入ってから足にしもやけが出来たと言っていましたが、さほど気にしていませんでした。

先週から足に方に痛みが出だし歩きづらいと言っていましたが筋肉痛かと思っていました。

 

月曜の診察日に痛くて歩けないので休むと言ったので、タクシーで強引に病院に連れて行きました。

そこで初めて酷い症状を目の当たりにして言葉が出ませんでした。

手と足の指の節は黒ずみ、足の指は赤黒くなって壊死の初期のように私には見えました。

色素沈着の症状はTS-1を投与する前から少しあったようですが、TS-1投与から酷くなったようです。

色素沈着の症状は良くはならないそうです。

足の裏は一面の発疹と腫れで痛々しい。

背中と胸の上部から首にかけては赤斑発疹がいっぱい出ていて、一部は膿を持ち潰れているのもあります。

頭や腕にもよく見ると出始めています。

上部の症状は一週間ぐらいで一気に出た様です。

 

診察時には何時も聴診器で直接胸の音を聞いてもらっていますが、主治医も気が付かなかったようです。

主治医も下痢、便秘、口内炎などの副作用を気遣ってくれていましたが、今回の症状は余り気にしてなかったようです。

 

すんごく寒がりなのにエアコンやファンヒーターの送風が嫌だというので反射式の石油ストーブを使っていました。

寒いので靴下を履き、帽子をかぶり防寒着をしっかり着ていたので私も気が付きませんでした。

何よりも本人の告知が無かったことが残念です。(主治医も私も)

 

早速皮膚科で診察を受け、塗薬(ステロイド剤等)を処方して頂き朝夕塗布しています。

皮膚科の先生は明らかにTS-1の沈着症状で、最悪は足に腫瘍が出来てきて歩行困難になるかも知れないと言われました。

TS-1を継続中は症状が良くなる事は見込め無いようなので、投与続行は無理のように思われます。

 

次回の診察で、良い療法を提案して頂けるのかとても心配です。


TS-1 続けています

2013年01月30日 | 夫の事

ご無沙汰しています。

 

気が付けば1月も終わりですね。

あっ!という間の一ヶ月でした。

ブログ更新が出来ない程忙しいという訳ではありませんが、親戚の葬儀の帰りに階段を踏み外して捻挫をしてしまい、痛た~生活で憂鬱な毎日を過ごしています。

 

夫の抗がん剤 TS-1も4クール目に入りました。

今月初めに受けたCT検査の結果は期待を裏切って、腫瘍は一回り大きくなっていました。

SCCマーカー値の数値は前回と変化ないのですが・・・ 

主治医曰く、「TS-1の効果で腫瘍がこの程度に抑えられているのか、TS-1の効果が無いのかは判断しかねる」と言っています。

TS-1をもう暫く続けて様子を見ることになりました。 

相変わらずの咳と、「しんどい」という言葉が前月に増して多くはなりました。 

滅多に薬の処方をお願いしない夫が、前回の診察時に最近眠れないとの事で眠剤の処方をお願しました。

しかし、未だによく眠れないので眠剤の変更か量を多くしてほしいとお願いしたら、眠剤が効きすぎると呼吸抑制があるのでとお薦め出来ないと言われました。

相談の結果、不眠が続くようだったら1錠多く摂取できるように多めに処方をしてくれましたが、あまり効いていないようです。

如何したものかと悩んでいます。

食事も如何にか取れていますが、食べ終わるのに倍の時間が掛かるようになって一寸不安です。

色々と症状が出てきても適切な対応が出来ないのが残念です。

 

私も、捻挫を早く治して看病体制を万全にしたいと思っています。