外為ガイドブック☆FX取引の基礎や相場分析を解説…五里霧中の相場取引に一筋の光を

外為市場経験者の浅野敏郎が値動きに着目したチャート解説や個人的意見を綴る相場ブログ&用語集!

ツーデートップ(ボトム)リバーサル【two-day Top(Bottom) Reversal】

2007-12-20 17:33:11 |   -FX実用相場用語

リバーサルパターンの一つの典型。ツーデー(two-day)とは日足の2日間から由来するが、週足ではもちろん2週間、月足では二か月間となる。

添付のチャートはユーロドルの週足で、この場合はツーウイークトップリバーサルとでもなろうか。
相場が上下を繰り返しながら変動しているが、それらのトップやボトムでは、比較的長い実体線を持つバーが陰陽入れ替わって出現している場合が多く見える。
この場合、暫くは相場が反転する傾向が見て取れる。

厳密な定義と一致しているのは稀だが、酒田五法的には「包みはらみ線」と位置づけは同じ。これまでのトレンドを継続し、最後の比較的大きく変動した1本から、次の1本で陰陽が逆転し、この2本の実体線の長さが概ね同じか2本目がやや長い時を見てゆく。

こぼれ話

ただ、厳密なパターンは少なく、2本目が早々にブレークアウトしてかなり長く伸びてしまうケースが多い。そこからエントリーするにはやや遅すぎる場合もあり、伸びきる前に丁度終ればチャンスが広がるという、言ってみれば当たり前だが都合がいいといえばそうなる。

個人的にはよく意識するパターンではあるが、かなりアバウトな把握の仕方をしており「トレンド継続後の“行って来い相場”には気をつけろ!」という程度だ。



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