リバーサルパターンの一つの典型。ツーデー(two-day)とは日足の2日間から由来するが、週足ではもちろん2週間、月足では二か月間となる。
添付のチャートはユーロドルの週足で、この場合はツーウイークトップリバーサルとでもなろうか。
相場が上下を繰り返しながら変動しているが、それらのトップやボトムでは、比較的長い実体線を持つバーが陰陽入れ替わって出現している場合が多く見える。
この場合、暫くは相場が反転する傾向が見て取れる。
厳密な定義と一致しているのは稀だが、酒田五法的には「包みはらみ線」と位置づけは同じ。これまでのトレンドを継続し、最後の比較的大きく変動した1本から、次の1本で陰陽が逆転し、この2本の実体線の長さが概ね同じか2本目がやや長い時を見てゆく。
こぼれ話
ただ、厳密なパターンは少なく、2本目が早々にブレークアウトしてかなり長く伸びてしまうケースが多い。そこからエントリーするにはやや遅すぎる場合もあり、伸びきる前に丁度終ればチャンスが広がるという、言ってみれば当たり前だが都合がいいといえばそうなる。
個人的にはよく意識するパターンではあるが、かなりアバウトな把握の仕方をしており「トレンド継続後の“行って来い相場”には気をつけろ!」という程度だ。