戻り売りのこと。直訳すれば「再浮上したところを売れ!」とでもなろうか。反対語は「バイ オン ディップ」で押し目買いのこと。直訳すれば「もぐりこんだところを買え!」という感じだろうか。
要するに前者は下落トレンドにおける典型的な取引手法をイメージしたフレーズで、後者は上昇トレンドにおける典型的な取引手法をイメージしたフレーズである。このようなコメントが見えた時の筆者の相場観は確かに伝わるのだが、我々トレーダーは「で、お幾らで??」という部分が肝心だ。
こぼれ話
為替取引を円資金によるリスク投資と考えた時、外貨を買い続けるしかない・・・というのは、ある意味で正しい。日本の機関投資家は、低利の円資金を集めてとにかく何かに投資しないことには、利回りを得られないからだ。ある程度不利だとわかっていても、円を投じて株、債券、商品、為替、土地などを買ってとにかく増やそうと努力するためだ。
生保などは、多額な掛け金が毎月定期的に入ってくる。そのまま持っていては設計どおりの保証を支払える確約が出来ず、株式や債券などに投資する。価格が上昇している時は良いのだが、下落している場合、お客さんに保証する額は変えられず、かといって投資収入の方が少なくなるという、いわゆる逆ザヤ現象をもたらす。
投資家が皆、買い続ければ相場は下落しないだろう。でも相場は必ず下落する時が来る。その時に売れる人間が、数少ない勝者となれそうな気もしている。FXは自由でその感覚を磨くにはもってこいだという信念で、個人的にも頑張っている。
BUY ANYTIME という考えは、資金的に無尽蔵に近くリアルマネー(キャッシュの裏付けが100%ある投資)を伴う場合のみ、通じる話かもしれない。レバレッジ取引では、非常に危険な考え方だと思う。売れない方は、少なくともRALLY中は手を出さない方が無難である。
要するに前者は下落トレンドにおける典型的な取引手法をイメージしたフレーズで、後者は上昇トレンドにおける典型的な取引手法をイメージしたフレーズである。このようなコメントが見えた時の筆者の相場観は確かに伝わるのだが、我々トレーダーは「で、お幾らで??」という部分が肝心だ。
こぼれ話
為替取引を円資金によるリスク投資と考えた時、外貨を買い続けるしかない・・・というのは、ある意味で正しい。日本の機関投資家は、低利の円資金を集めてとにかく何かに投資しないことには、利回りを得られないからだ。ある程度不利だとわかっていても、円を投じて株、債券、商品、為替、土地などを買ってとにかく増やそうと努力するためだ。
生保などは、多額な掛け金が毎月定期的に入ってくる。そのまま持っていては設計どおりの保証を支払える確約が出来ず、株式や債券などに投資する。価格が上昇している時は良いのだが、下落している場合、お客さんに保証する額は変えられず、かといって投資収入の方が少なくなるという、いわゆる逆ザヤ現象をもたらす。
投資家が皆、買い続ければ相場は下落しないだろう。でも相場は必ず下落する時が来る。その時に売れる人間が、数少ない勝者となれそうな気もしている。FXは自由でその感覚を磨くにはもってこいだという信念で、個人的にも頑張っている。
BUY ANYTIME という考えは、資金的に無尽蔵に近くリアルマネー(キャッシュの裏付けが100%ある投資)を伴う場合のみ、通じる話かもしれない。レバレッジ取引では、非常に危険な考え方だと思う。売れない方は、少なくともRALLY中は手を出さない方が無難である。