ルクセンブルグ大聖堂の一回目の下塗りが終わった27日の状態です。
今回は現物の色合いに近い常識的な色使いからスタートしています。
まず全面に色を置いてしまうのはいつもの通りです。
聖堂各部の材質の違いを意識すると共に完成時の表情を考慮しながら絵具の置き方を工夫しています。
聖堂は11番の岩絵具で3~4色、空はコバルトブルーを白亜で薄めたものだけです。
この段階では明るい昼間の風景といったところです。
29日の状態です。
全体にグレー(岩黒+方解末、11番に9番を少量混ぜたもの)をかけてから、更に調子をつけています。
暗くコントラストが低くなってきて、徐々に日が沈んできたかのようです。
それもそのはず、この作品は最初から夜景にするつもりでした。
2月に仕上がった50号の「聖堂夜雨」も夜景でした。
最近私は夜景ばかり描いています。
元々カラリと澄み渡った明るい昼間の風景は苦手でしたので、無理して苦手なものを描く必要はないなと開き直った結果です。
「聖堂夜雨」は雨上がりの夜でしたが、これは晴天の夜です。
そして、現在同時進行している六点の内の二点の下描きです。
紫陽花は昨年制作した4号大のパステル画を元にした8号です。
ヒヤシンスは10号です。
両方とも花だけに水彩の色を入れていますが、これは単なる気分です。
-------------- Ichiro Futatsugi.■
今回は現物の色合いに近い常識的な色使いからスタートしています。
まず全面に色を置いてしまうのはいつもの通りです。
聖堂各部の材質の違いを意識すると共に完成時の表情を考慮しながら絵具の置き方を工夫しています。
聖堂は11番の岩絵具で3~4色、空はコバルトブルーを白亜で薄めたものだけです。
この段階では明るい昼間の風景といったところです。
29日の状態です。
全体にグレー(岩黒+方解末、11番に9番を少量混ぜたもの)をかけてから、更に調子をつけています。
暗くコントラストが低くなってきて、徐々に日が沈んできたかのようです。
それもそのはず、この作品は最初から夜景にするつもりでした。
2月に仕上がった50号の「聖堂夜雨」も夜景でした。
最近私は夜景ばかり描いています。
元々カラリと澄み渡った明るい昼間の風景は苦手でしたので、無理して苦手なものを描く必要はないなと開き直った結果です。
「聖堂夜雨」は雨上がりの夜でしたが、これは晴天の夜です。
そして、現在同時進行している六点の内の二点の下描きです。
紫陽花は昨年制作した4号大のパステル画を元にした8号です。
ヒヤシンスは10号です。
両方とも花だけに水彩の色を入れていますが、これは単なる気分です。
-------------- Ichiro Futatsugi.■