みどりの船

絵本と絵本まわりのこと、日々の雑感を少し。

ある日のコハ本

2007-06-28 | 子どもと楽しんでいる絵本
先月終わりからの一ヶ月間、コハとよく読んだ絵本の
記録です。
今月は、広く、浅くだったのか、ダントツ絵本はなし。
僅差が多かったため、絵本画像が多くなりました。
ではさっそく・・・。

  コハ 3歳ちょうどのベスト 

 1位
  『ぐるんぱのようちえん
 ”しょんぼり”の単語と、大きく作りすぎたものが重なって
 いくのが楽しい。
 ”しょんぼり しょんぼり・・・”が、ちょっとばかり流行中。

 同点2位
  『あいうえおはよう
 アップリケされたコブタちゃんたちがかわいらしく、
 最後に、干されちゃったねと確認の念押しが入ります。
 コハは最初、チェックのブタのことを「これ、コハ」と
 言っていたのに、最近では、ベージュのブタに
 気がかわったらしい。
 文もリズミカルで楽しいです。

  『ぴょんぴょんぱんのかばんです
 今月も、お父さん本健在。
 こうしてみると、一時より早く帰宅しているということか(謎)

 4位
  『だるまちゃんとてんぐちゃん
 近所に、ヤツデの葉っぱを発見。
 だるまちゃんのうちわだねーと、再確認しながらいつも
 喜んでいます。
 書き込まれた妹の様子が気になる様子。


 同点5位
  『10ぱんだ
 くいしんぼなので、いち早く「おやつはみるくだ 9ぱんだ」を
 暗唱しています。
 「おしくらまんじゅう 4ぱんだ」もお気に入り。 

  『はたらくくるまみちをつくる
 はたらくくるまとか、電車とか、相変わらず好んで読みます。
 道行くミキサー車やごみ収集車、工事現場のショベルカー・・・など
 見つけると、喜んで叫びます(^^;

  『かえるくんのたからさがし
 マックス・ベルジュイスさんのこのシリーズ、少し前から
 ブームです。
 もう何度借りて返してを繰り返していることか・・・。
 後日、このシリーズは別に書きたいと思います。

  『うさこちゃんとふえ
 うさこちゃんシリーズ、最新刊のうちの一冊。
 笛は身近に思っているのか大好きで、喜んで読みます。
 自分も笛のまねごとをしたり、ことり文庫のこうめさんの
 まねして、おもちゃのアコーディオンを弾いたりして
 いっぱしの演奏者きどり。なかなか忙しいです。
 
  『ねずみのあかちゃん

  『ねずみのがっこう』
 11センチ四方たらずの、小さなしかけ絵本。
 このシリーズ、気に入って1冊ずつ集めているところ。
 なぜかいつも、2冊セットで読むことになっています。

  『ろばのトコちゃんスープをつくる

  『ろばのトコちゃんじてんしゃにのる
 フランス発。ろばのトコちゃんシリーズ。
 こちらも気に入っています。
 とぼけたトコちゃんの顔と行動がなんともいえず、いとおしい。


 次点

 同点5位と次点の絵本は、1回違いの差しかなかったので、
 あげてみます。
 
  『かえるくんのあたらしいともだち
 一番はじめに出会った、かえるくんシリーズです。

  『まあちゃんのながいかみ
 先月おはなし会で読んでから、気に入った様子。
 このおはなしは、大人も心つかまれますよね!

  『みんなのこもりうた
 静かな静かなくり返しがとても心地よいです。
 まったく派手さのない絵本だけど、そろそろかなと思うころ、
 ふっと持ってくるのがうれしいです。

  『ことばのべんきょう くまちゃんのかいもの
 相変わらずシリーズで一番好き。
 登場人物の、こい顔つきの人たちに気づき、時折こわいと
 もらしています(ププ)

  『ちいさいモモちゃん あめこんこん
 梅雨時にタイムリーでうれしい♪
 ♪あめこんこん ふってるもん うそっこだけど 
  ふってるもん ♪
 勝手につけたフレーズを時々口ずさんでいます。

  『あれこれたまご
 これ、最高!関西弁で語られる、卵のおはなし。
 卵ってなんて万能なのでしょう!
 コハと話していたら、急に「めっちゃあっつい・・・」と
 言われてびっくりしたけれど、よくよく考えたら、
 この絵本の影響ですね。
 似非関西弁ながら、読んでいる方もたのしぃ♪
 かがくのともペーパーバックですが、ハードになって
 出たらしいので、心置きなく読めそうです。
 最近毎日出番あり。
 
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おんなのことあめ

2007-06-26 | とびきり好きな絵本
梅雨時。むわ~っとした重たい空気が、朝から体に
まとわりついて、実はとても苦手な季節。
今日のように、雨が降るのか降らないのか、
降っているのか降っていないのかわからないような一日は、
特に苦手です。
雨が降るなら、しっかり降ってくれればいいのにな~
と思いながら開く一冊。

 
『おんなのことあめ』
ミレナ・ルケショバー・文/ヤン・クドゥラーチェク・絵
 たけだゆうこ・訳   ほるぷ出版 


今日のような小ぬか雨の日に、読みたくなる絵本です。
大好き・・・

 だれかに あいたいな・・・・
 だれか いないかな・・・
 あれ?

 ぽつん!

誰かに会いたいと思った女の子は、雨に出会うのです。
雨の描かれ方がとても好きです。
しずく一粒一粒が、細かく描かれてまるで人のよう。
女の子はいっしょにいらっしゃいと誘ったけれど、
すんでのところで戸が閉まって雨はおいてけぼり。
さみしくて、雨は女の子を探し回ります。
でも虫も動物たちも、雨はきらい・・・。

私もどちらかといえば、雨はきらい。
でもコハを見ていると、女の子そのものです。
水たまりで感触を楽しみ、音を楽しみ、雨が降っているから
外へ出るのはやめようなんて、つゆとも思わない。
雨だから、長靴とかさもっていかなくちゃねと、
準備も万端、誇らしげにしています。
しとしとしてても、びしょびしょになっても、雨の日って
好きみたいですね。

詩的なルケショバーさんの文にぴったりのこの絵。
なんといっても、色と丸みと目が印象的です。
虹色の雨が降るシーンで、一面に描かれる雨粒は
一粒ずつ色が違って、思わずみとれてしまいます。
題字のこだわりも、すてき。

大好きな一冊だけれど、残念ながら絶版です。
(でも、いつかもしかして・・・ということもあるので、
 わかりませんよね。)

クドゥラーチェクさんの絵本、ほかもすてきだけど、
絶版ばかり・・・。
チェコブームにあっても、なかなか復刊されないものですね。
祈・復刊 
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漂流物

2007-06-21 | ドキドキ/五感を刺激する絵本
文字のない絵本です。

 『漂流物
デイヴィッド・ウィーズナー/作  BL出版

文字なし絵本は好きだけれど、ウィーズナーの絵本を
じっくり見たことがなかった。
なにせ、有名な「かようびのよる」があまりにグロテスクな
世界で、うわっ、カエル・・・と思わず閉じてしまうほど
雰囲気も設定も怪しげ。
その発想力は、こちらの想像をはるかに超えています。
(でもこれもじっくり見ると、案外ユーモラスです・・)

3月に絵本部屋で教えてもらったとき、この絵本は
まだ未邦訳でしたが、早々に翻訳が出たんですね。
原題「FLOTSAM」 邦訳「漂流物」

表紙の目が度肝をぬきます。それにこの赤。
魚の目に見えるこの目がこの絵本のキー。

海辺にいた一人の少年が、海辺の生物を観察しているうちに
流れてきた一台のカメラを拾います。
監視員に聞いても落とし主はいなさそうだし、
とりあえずよく調べてみると、中のフィルムは大丈夫そう。
それをスピード写真で現像してもらって、
少年が目にしたものがすごいのです。

不思議な海底世界とありえない海底生物の数々・・・。

そしてそれに混ざって、女の子の顔写真も見つかるのです。
その子の手には、何枚かの写真があり、その一枚には
やっぱり写真を手にしている少年が。
虫眼鏡や顕微鏡で倍率をあげて見ていくと、どんどん
手にしている顔写真が鮮明になっていきます。
全部で11人。

時間も場所も超えて、12番目の拾い手になった少年が
そのあとそのカメラをどうしたか・・・
わたしだったら、そのまま持ち帰ってしまうところを
少年はそうしなかった。
それがまたあらたな展開に発展しているところが、
ファンタジックです。

2007年コールデコット賞受賞作なのだそうです。
ウィーズナーは、これで3度目の受賞。
あまり得意ではないと思っていたウィーズナーだけど、
じっくり見てみると、案外好きな世界です。
なにより映像的な展開が、オールズバーグの絵本を
見るときのようなドキドキ感を感じます。
映画の題材としても、おもしろそう!と思うけれど
どうでしょう。

それとこの絵本、もし手に取ることがあったら、
本屋さんで、表紙カバーをはずしてみることを
お勧めしたい!
表紙は微妙な水色で、蛸のエンボス加工が施され、
背表紙の部分はあずき色なのです。
(洋書は布張りだったそうですが)
めくってみてはじめてわかる、お楽しみ♪
図書館だと、どうなっちゃうんだろう・・・とちょっと
そのあたりが心配です。
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10ぱんだ

2007-06-19 | 子どもと楽しんでいる絵本
コハと読んでいる絵本の中で、ある時期すごーく
読んでいるのに、月で数えてみると入ってこない絵本が
案外あって、あ~、あれ書きたかったな・・・と
残念に思うことがあります。

なので、時々、単発でも残しておこうと思いたちました。
さっそくこの絵本から・・・。

 『10ぱんだ
岩合日出子・ぶん  岩合光昭・しゃしん 福音館書店

このなんともユニークな題名の絵本は、
動物写真家の岩合光昭さんが撮影された、
愛らしいパンダの写真絵本です。
生態がよくわかる写真で構成されています。

文が、またとてもユーモラスで、しかもリズミカル。
写真にマッチしていて楽しい~。
  らくらく きのぼり ぱんだ
  のはらで のんびり 2ぱんだ
  みみを すます ぱんだ
  おしくらまんじゅう 4ぱんだ ・・・・ 

こんな感じで、10ぱんだまで。

パンダって思いのほか活動的で、ユニークな動きをするんですね。
最後の10ぱんだ、あかちゃんパンダが、うつぶせに
大の字に並んでいる姿には、思わず歓声をあげてしまうほど。
かぁわい~
8パンダの宝をさがしているシーンも、最高です!

巻末には、パンダが1600m以上の高い山で暮らしていること
手には6本の指があること、
一日に10~16時間寝ていて、起きているときはほとんど
食べていること・・・(←うらやましぃ)などなど、
パンダの生態についても書かれていて、お役立ち。
ここの写真も愛くるしいです。

裏表紙のパンダの写真10カットを、まじまじと見ていたら
顔のパーツが微妙に違うことに気づきました。
目の黒くたれている部分が長かったり丸かったり。
顔の形もよーく見ると、違うのね(^^;

いつだったか、天才!志村どうぶつえんで、ベッキーが
5頭のパンダと暮らしているのを見たけれど、ずいぶん
性格が違ってましたもんね。
当たり前と言えばそうだけど、みんなひとくくり、
同じパンダに考えていました。

丸くて大きな動物が好きなわたし、パンダも好きなんですよ。
(一番すきなのは、カバだけど!)
でもパンダって、案外、つめも歯も鋭いことを知りました。

かわいいだけじゃ、やっていけないわよね・・・

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おとうさんのえほん

2007-06-15 | ユーモラスな絵本
数日前に、もうすぐ父の日ですよーと教えてもらって
はたと思い出した今週の日曜日!
父の日って、母の日ほど大事にされていないような気がして
ちょっとお気の毒なお父さん。
(忘れていて言うことでもないか・・・

日ごろの感謝の気持ちを込めて、今日はこの絵本を。

 『おとうさんのえほん
               高畠 純・作   絵本館

その名も「おとうさんのえほん」いろんなおとうさん登場です。

ゆきだるまを作って、いいのができたと満足気の
ペンギンのおとうさんが、子どもを呼んでいる間に
ゆきだるま転倒・・・・ あらら

子どもを脅かしてやろうと、オニの面を用意して
隠れているひつじのおとうさんは、おやつよーの一声に
駆け出していく子どもにおいてきぼり。あららら

子どもを喜ばそうとする一心なのに、肩すかし気味なのが
なんともおかしいです。
なぜか思わぬ方向に展開して、あらららら~な
お父さんの姿がいっぱいで、ほほえましくなっちゃう。

一番好きなのが、ぶたのおとうさん。
子どもと水あびをしていて、もうそろそろでなさいの声に、
コブタたちがはーいと素直に出たのに、
とーさんなかなか出てこない。
おとうさん! と言われて、やっと”はーい”って・・・・
きっとお母さん、こーんな顔ですよね。ぷぷ

壁におかあさんの顔を落書きしていた子どもを叱った
ついでに、おかあさんを、おとうさんと書き換える、
ライオンとーさんも、かあいらしい

VIVA おとうさんですね~
うちのおとうさんは、さしずめゾウのおとうさんかな。
発想はいいんですけどね・・・(^^;
ついやりすぎて、テンションアップさせすぎ、
挙句の果てにどこかぶつけたり、泣かせたり・・・。
なかなかにぎわしくがんばっております。
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みんなわたしの

2007-06-11 | なるほど!/哲学する絵本
またまた、すてきな詩集に出会いました。
ずっと気になっていながら、手に取ったのははじめて♪
「クシュラの奇跡」のドロシー・バトラーさんが、
子どもや孫たちに聞かせるために、書き写していたノートから
精選した楽しい詩集です。

  ー幼い子どもにおくる詩集ー
ドロシ・バトラー/編 岸田衿子・百々佑利子/訳
 ミーガン・グレッサー・絵

第一印象ばっちり。表紙の絵好みです。
中をめくってもその期待を裏切らず・・・。
読み進めたら一層気に入りました。
書き留めたくなるような、かわいい詩がいっぱいです。

      おわり
 
 ぼくが 一つのとき 
 ぼくは はじまったばかり 
   ぼくが 二つのとき 
   ぼくはしんまいみたい 
     ぼくが 三つのとき 
     ぼくはまだ ぼくらしくない 
       ぼくが 四つのとき 
       ぼくは たいしたことない 
         ぼくが五つのとき 
         ぼくはかつやくしはじめた 
 でも いまは六さい ぼくは なんでも しってる 
 だから これから ずっと 六さいだと おもうな
  
                A.A.ミルン


             

      ちいさな こびと 
  
  いつだか こびとにあったっけ 
  かぜに ゆれる ゆりの のはらで 
  なぜ ちっちゃいのと きいてみた 
  なぜ おおきく ならないのって 

  こびとは ちょっと しかめつら 
  わたしを じろじろ みて いった 
  「ぼくには ぼくに ぴったりの おおきさ 
   きみが きみに ぴったりなのと おなじ!」 

             ジョン・ケンドリック・バングズ


どちらもすてきすぎる真実・・・。
わたしもこれから六歳になろうかな 
    

  これ、なーんでしょ?

  フフ
      キャベツくん! でした

ことり文庫のこうめさん、手作り品です。
しっかりズラ仕様。(ちゃんとくっついていますが!)
実物大は、グリンピースほどの大きさで、
みんなお顔が違います。
ことりさんでは、雨の日サービスがあるのですよ。
目下キャベツくん3つ。 雨つぶビー玉数個。
これがコロコロとびんいっぱいになったら、うれしいな。

ことりさんで、またまたネットのお友達に会いました。
何度経験しても、ドキドキの瞬間。
なにせ、出会いの瞬間が、コハ尻丸出しでしたから~~
余計にどきどき・・・。

littleblueさんの「絵本に感すること」に、コハの足
出演中です。(^^; アリガトー。
かっこよく映っているんですよ。
落ち着きのなさは画像がものがたってますけどね。

ふふふふふふ、なんだか楽しい気分が続いている月曜日・・・。
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としょかんライオン

2007-06-09 | 心があたたかくなる絵本
先日のコハルの誕生日前に、突然絵本が届きました。
いつものごとく、何かしてあげたい一心の義父たちの
心遣い・・・。
事前に、これこれの絵本を送るからと、連絡が入るのが
義父らしいところです。
その絵本というのが、これ。

  『としょかんライオン
ミシェル・ヌードセン/著  ケビン・ホークス/絵
 福本友美子/訳  岩崎書店

新聞の書評か何かで目にして、さっそく求めてくれたようです。

このお話、新刊ですでに読んでいて、とてもいいなぁと
思っていたので、うれしくて。
電話ごしに喜びが伝わっていたらしく、義父も満足そうな様子。

この絵本、お話の奇想天外さといい、出てくる人物たちの
人間くささ(いい意味で)といい、
とてもあたたかーい気持ちになるお話です。
だって、ある日いきなり、としょかんにライオンが現れ、
図書館長のメリウェザーさんを手伝ったり、
子どもたちにまじって、楽しそうにじっとお話を
聞いていたりするのですから。

図書館って、静かにしなければいけないところで、
それが大前提のきまりですが、
この絵本に出てくる図書館長のメリウェザーさんが
図書館員のマクビーさんに言うのも、まさにその一言。

”で、そのライオンは どしょかんのきまりを
 まもらないんですか?”
そういうわけではないと答えるマクビーさんに
”それなら そのままにしておきなさい”と・・・。

それも、とても平然と。ほんとにかっこいい~ったら!

ライオンが図書館に現れるなんて一大事だというのに、
わりとのんびりとしたこの空気が、なんともユーモラスです。

メリウェザーさんにとっては、きまりが大切、きまりが一番
図書館は静かにするところであって、静かにしていれば
ライオンがいたってかまわないのです。

その後メリウェザーさんに起こった事件を、人に知らせるため、
あえて”図書館のきまり”を破ったライオン。
潔くて、人情味?あふれる、すてきなライオンが、
図書館に姿を見せなくなって、さみしい思いをしていたのは、
子どもだけじゃありません。
メリウェザーさんだって、しまいには、廊下を走って
迎えに行くんですからね。(フフ)
最後の文は、とてもすてき。

 たまには、ちゃんとしたわけがあって、
 きまりをまもれないことだって あるんです。
 いくら としょかんのきまりでもね。

これ、図書館でなくても、言えてますけどね。


コハは、この長いお話を結構気に入って、
時々思い出したように、読んでと持ってきます。
律儀な性格なので、おじいちゃんが送ってくれたと
いうのも、ちゃーんとインプットされているらしい・・・。

余談ですが。
ライオンの出てくるお話って、すてきなお話多いですね。
それに、この福本さん訳の訳本も、好きなお話が多いです。

そして例によって、この絵本の紙!上質なんです。
テキストの字も黒じゃなくて、茶なのがいいし、
見返しの前と後ろの絵が違っているところも、すてきです。
その見返し部分も、しっかりお話の一部になっているところが
にくいんですよね。
細かいこだわりが感じられる絵本です。

お義父さん、どうもありがとう~
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BUN*BUN BEAR

2007-06-06 | ケの日のこと
先日の日曜日、行ってきました...塩山に!
我が家3人+友人と友人の子ども2人で、
朝からドライブです。

友人の開いた、週末限定(土・日のみ)レストラン
BUN*BUN BEARのランチを食べるため、
一路塩山へ。


着いてみると、道端にセリやフキがはえていて、
田植え前のたんぼがあちこちに見えます。
見晴らしはいいし、ほんとにいい場所なんですよー。

↓BUN*BUN BEARの建物はこんな感じ。↓


緑の屋根の丸いドーム型の建物です。
中はカウンターといす席が少し。
大人が8人で満員になるほどの、こじんまりしたお店です。
でも、あちらこちらに、店主のこだわりが・・・

 
 玄関脇にうめこまれている紋

 のこぎりに書かれた店の看板

 手作りのいす

この店主の活動的なことといったら、私にはまったく
まねできないのですが、わたしたちが行ったこの日も
開店前にテニスに練習に行ってきたらしいのです。
それで一体仕込みはいつするの?なんて疑問は、
心配に及ばず・・・。
しっかりおいしくいただいてきました。

この日のランチは2種類
Aランチ




だしかけ冷奴・グレープフルーツドレシングサラダ
(↑ 写真を思いついた時点で、すでになかった2点)
黒米入りごはん・大根葉と大根のみそ汁・ゴマ鯖の塩焼き
シャコのマヨネーズあえ・スティックブロッコリー
ワンプレート
 (トマトとキュウリのバルサミコ酢あえ
  ほうれんそうと穴子の玉子焼き・つけもの
  大根と鶏肉の煮物・スナップインゲンバター
  ふきと山椒の佃煮・春菊のごまあえ) 

Bランチ


だしかけ冷奴・グレープフルーツドレシングサラダ
(↑Aと同じく、すでに食べ終わっていた2点)
大根葉と大根のみそ汁
玉子焼麺の野菜たっぷり、ワイン豚のあんかけ焼きそば
    (小松菜・白菜・もやし・しいたけ)

くぅ~、どちらも食べたくて、迷って迷って・・・
オットAランチ、他の人はBランチを食べました。
ボリュームも満点。そしておいしい~♪

わたしの食べたあんかけ焼きそばに使われている豚肉は
近くの養豚場のものらしいのですが、飼料にワインが
入っているという、やわらかいさん。
ぜいたくな豚です。

これだけ食べて、さらにまだケーキも食べました。
こちらも手作りのロールケーキ2種。

白いほうは、米粉ロール。
黒いほうは甘めひかえめコーヒーロール。
(これまた、食べかけ画像で失礼します)

友人が地域の食材を利用して作ってくれるランチは、
その日手に入った食材を使うため、決まった
メニューはありません。
気まぐれランチのBUN*BUN BEARですから・・・
でも、満足感たっぷりのランチなので、おすすめ。
この量で、お値段は800円。デザートは400円。
飲み物をつけたセットにしても600円です。

器も、置いてある雑貨類も、古いものだったり、
近隣の手作り作家さんのものだったりで、
こだわって集められたものばかり。
お店で使っている、食材や雑貨など、販売もしています。
(柿シブで染めた布を使って作られたコースターが 
 かわいかった!) 

場所は、中央高速勝沼I.C.を降りて、411号線を
大菩薩方面へまっすぐ。
電車なら、JR中央線塩山駅下車。
南口から、バス小松尾バス停下車 徒歩1分
このバス停に、木の看板「気まぐれBUN*BUN
BEAR」の看板があります。

営業時間 11:30~17:00
土・日のみ営業
4月~11月23日頃迄の期間限定

もしお近くへ行かれることがあったら、ふらりと
立ち寄って、気まぐれランチを味わってみてくださいね。


BUN*BUNから411を見下ろした景色


今回は、友人のレストラン「BUN*BUN BEAR」の
ランチを食べるのが主目的だったけれど、
いろんな話が重なって、開店までのあいだ、急きょ、
田植え体験もしてきました。

BUN*BUN BEARの道向かいの田んぼにて。
横浜から体験に来ていた5年生とその家族にまじって、
わたしたちも、田植えです。

コハさん、田んぼ初体験。
おじさんが、ロープで畝の間隔を教えてくれるので、
「よぉ~し、いいぞー」の声にあわせて、いっせいに苗を
植えます。
外は肌寒くても、田んぼの中はあったかくて、どろどろ具合が
気持ちい~ぃ♪
田んぼに入るのも、実に6年ぶりです。

コハは、この感触が気に入ったらしく、そのうち苗植えだけでは
飽き足らず、しまいには、田んぼの泥をぐちゃぐちゃしながら
どろんこ遊びに突入
この感触、気持ちいいんですよね。

 
私たちの植えたあたり。どうかうまく育ちますように・・・。
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6月のおはなし会

2007-06-04 | 講座・おはなし会・企画展 他
6/2(土)地元図書館でのおはなし会。
通常は、第2土曜がわたしたちのおはなし会ですが、
ちょうど図書館の蔵書点検でのお休み週間にあたるため、
1週早めて行いました。

・・・と、これが、とんだハプニングを起こすハメに・・・
それはのちほど、反省を込めて書くとして、
プログラムは以下。

テーマは「のびーるのびる」
このテーマ、楽しいですね。

 ★未就園 ちびっこ向け★

  紙芝居『のーびたのびた

  『ぎょうれつぎょうれつ

 *手遊び 『糸巻き』

  『ひょいひょいひょい

  『おかあさんのパンツ

  
  パネルシアター『パンクがえる』
  秋田桂子・脚本  わけみずえ・絵

のびーるお話は楽しいものが多かったです。
『おかあさんのパンツ』わたしのパンツをおかあさんが
はいたら・・・さくらんぼは大きなりんごに、魚はくじらに
なっちゃった! 
この展開で、なんとシリーズが3弾まで出ているんですね。

パンクがえるのパネルシアターは、有名なイソップの
お話がもとになっています。
これを覚えて語りながらのパネルに初挑戦。
歌のない(おはなし)パネルも楽しくて、始終にこにこ
聞いてくれた一番前のお友達に、たくさんエールをもらいました。


 ★園児 ちょっと大きい子向け★

  『まあちゃんのながいかみ

  『てんぐだいこどんどん』 

 *手遊び 『ひげじいさん』

  『わゴムはどのくらいのびるかしら?

  『くものニイド

  
 大型絵本『しりとりのだいすきなおうさま

後半も楽しいお話が続きます。
前半・後半の合間に、おなじみになりつつある指人形
「とことこブーちゃん」で、少しパフォーマンス。
                     
 
最後の『しりとりのだいすきなおうさま』は
超大型絵本で楽しみました。

おはなし会・・・無事すめばよかったのですが、この日、
学校行事と重なるメンバーが多く、読み手が最初2人
だったのです。
急きょ、助っ人で入ってくれるメンバーを頼んで
当日を迎えたのですが、10分前になっても現れない・・・。
最初の紙芝居と2冊目の絵本は、彼女が持っているし・・・。
まずい!わたしたち、携帯もメールも知らない!
と大変焦る状況になり、最初の紙芝居と
『ぎょうれつぎょうれつ』のさしかえ本を探し始めたのが
開始10分前。
結局、図書館の『ぎょうれつぎょうれつ』は借りられているし
紙芝居もなし、ということで、絵本を読みました。
  

ベアベアくんは、絵本の右ページがのびるので、それで
こじつけた感じ。
あかいかさも、みんなで読むには小さいけれど、にしまき
かやこさんの「ちいさなきいろいかさ」も貸し出し中で
やむなく・・・。

こんなこと、あってはいけないのですが、頼んだ助っ人
メンバーは、日にちを第2週と間違えていたようでした。
あー、最終確認と連絡先の聞き忘れが悔やまれます。
大汗かきながら、あせりまくったおはなし会ですが、
糸~まきまき、糸~まきまき、ひーいてひいて トントントン・・・
の手遊びあたりから、ようやく落ち着きました

教訓:メンバー同士の連絡は密に。

ベアベアくんの絵本は、3択、4択の問いで進むので、
子どもがのってくれて、本当に助かりました。
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