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モーターサイクル・ダイアリーズ 通常版 アミューズソフトエンタテインメント このアイテムの詳細を見る |
cast >> Gael Garcia Bernal, Rodrigo De la Serna, Mia Maestro, Mercedes Moran, Jean Pierre Noher ...
director >>Walter Salles（126min）《イギリス・アメリカ作品》
のちに革命家としてその名を世界に轟かせ、南米はもちろん世界中に信奉者を持つ“チェ・ゲバラ”。本作はエルネスト（← 本名）が医学生時代、友人と１台のバイクで南米を縦断したときの『モーターサイクル南米旅行記』を基に映画化した青春ロード・ムービー。製作総指揮は長年この企画を温め続けてきたロバート・レッドフォード（ filmography ）。カリスマとしての神話性ではなく、無名の一青年ゲバラの成長をありのままに描くため、"Central Station" のウォルター・サレスに監督を依頼。アルゼンチンからチリ、ペルーを経てベネズエラへの「１万キロ・６ヶ月」の旅で、親友と共に大自然を疾走し、様々な人々との出逢いを通して、人間的に成長していく姿を活き活きと綴っている。
1951年、アルゼンチンのブエノスアイレス ーーー 喘息持ちながら理想に燃え、好奇心溢れる23歳の医学生エルネスト・ゲバラ（ガエル・ガルシア・ベルナル "Vidas Privadas" "Y Tu Mama Tambien" ）は、７歳年上の陽気な友人アルベルト（ロドリゴ・デ・ラ・セルナ ← チェ・ゲバラとは“はとこ”の関係）と、中古のおんぼろバイク“ポデローサ号”で南米大陸探検の旅に出た。アルゼンチンからパタゴニア、そしてアンデス山 脈を越えてチリに海岸線に沿って進み、南米大陸の北端、ベネズエラのカラカスを目指す。しかし、わずかな所持金と貧弱な装備、それはあまりに無鉄砲な計画 だった。度重なる転倒に、バイクの故障。彼らの行く手には様々な困難が待ち受けていた・・・・・。
エルネストの恋人チチーナをミア・マエストロ（ "FRIDA" "POSEIDON" ）、エルネストの母をメルセデス・モラーン（ "Proxima Salida" ）、父をジャン・ピエール・ノエル（ "Lifting de Corazon" ）らが演じている。
ほ のかなロマンスや、ハンセン病患者たちとのふれあい。マチュピチュ遺跡（← ものすごく行ってみたい・羨）やアマゾン、アンデスの雪原など、南米独特の美しい風景を目に焼き付けながら、図らずも行く先々で南米の“現状”を知り、生 きる指針を見つけていく。「冒険好き」なふたりの男の旅は、単なる「冒険」に終わらず、この旅で得たモノは計り知れない。ーーー この旅がなければ、革命家“チェ”は存在しなかったかもしれない。
本作「通常版」の特典でも『親友アルベルトからのメッセージ』が収められていますが、「コレクターズ・エディション（２枚組）」に は2005年に劇場公開された『トラベリング・ウィズ・ゲバラ』という、本作の撮影風景を記録した長篇ドキュメンタリーが収録されています（← 大失敗！ こちらを入手すべきでしたぁ～）。チェと共に旅した80歳を超えたアルベルト・グラナード本人の言葉は、説得力と重みがあります。ガエルのインタビューも 収録されていますが、日本人のインタビュアーから、ある質問を受けたときの、なんとも答えずらい複雑な表情が印象的でした。結局「ありがとう」とは答えまし たけれどね。
関連作品 >> "TRACING CHE"
