monologue
夜明けに向けて
 



《アリオン語録12》

(1)転生する時に『私』という自我感覚は失わないが、霊界での記憶や以前の人生の記憶は潜在意識の奥にしまい込まれる。霊的なレベルが高くなればなるほどに自我とは何かを知る様になるので、転生する必要性について考察してから、転生する様になる。霊的レベルの低い者は、転生に関して不安を抱く者も多い。神霊達や守護霊達は、彼らには大まかな話しか出来ない。まだ理解出来るところまで達していない霊達は、転生は必要不可欠な事と教え込まれる。そしてその時期が来たら、霊達は仮眠状態に入り、神霊達や守護霊達の選んだ肉体に入る準備をする。全ての霊が自分の転生について、決定権を持つ訳では無い。自分で決定する能力を有していない、そのレベルまで到達していない霊達は意外に多い。そして多くの発展途上の霊には、神霊は直接には話すことは無い。守護霊が代わって彼らの面倒を見ている。

 神霊が関わるのは、かなり霊的にもハイレベルに達した者だけだ。これは振動数が大きく異なる者どうしが、話し合うことが出来ないという風に理解して貰ってもいい。

(2)これから市民レベルの意識革命が起ころうとしている。全世界の有識者が日本の動向に神経を尖らせている。それは何故か? 日本こそがこれからの世界の運命を左右する力を持った国だからだ。国と言うよりは、むしろ国民と言った方が正しい。日本という国土に育まれたボデイに、今世紀転生できた魂が地球の動向を握るからだ。市民レベルの意識革命の発端となるムーブメントは、避けて通ることは出来ないんだよ。生命の存続を賭けたムーブメントだ。これは、『原子力発電』に関するムーブメントだ。私達も『運動』は好まない。これは、ギリギリまで追い詰められた人々の革命だ。全て生命あってのことなんだから。これは大袈裟でもなんでもなく本当の事で『世紀末的絶滅思想』とも関連しない。私達のプロジェクトのもう一つのグループが携わっているムーブメントだ。
とても現実的と言えば現実的なムーブメントではあるがね。


(3)文化人や著名人・有名財界人は既に地位も名誉も財産も手に入れて、それらの保持を続ける毎日だ。誰もが地位や名誉や財産を欲したがるのは、何の為だろうか?それらがある方が自分の思う事を実現しやすいからだろう?少なくとも、それらを手に入れる途上では目標や目的はそれら地位、名誉、財産では無い筈だ。それらを手に入れるのに苦労して、手に入れたら今度は手放すのが惜しくなって、当初の目的を忘れてしまう様だ。又、手に入れる事が目的だった人は、手に入った後は一体何の為に生きてゆくのだろうか?『人生の折り返し点を随分前に通り過ぎた。今更、私の人生はやり直しが効かない。地位も名誉も財産も手に入れた。この先は静かに年老いてゆくのもいいじゃないか。我々の時代は終わった。』と言うのが彼らの常套句だ。『何を今更、シンドイ目をして』とか『このままで充分幸福じゃないか?』とか、まるで死を待つ老いた白鳥の様だ。

 こういった姿勢の文化人、著名人、有名財界人、そして彼らだけじゃない一般の45歳以上の人々の、これらの言葉は一見平和を望む老いた人々の言葉の様だけど、実は非情な利己主義者の言葉だ。自分達は余命いくばくも無いから、後はもういいんだなんて、実は言っている訳だ。これは大きい自己欺瞞だ。誰もが自分の事を『老いた』なんて思いたくは無い筈だ。少しばかりズルくなった自分の心境を『老いた心境』にスリ替えている訳だ。
進化してゆく事を忘れて、こんな事を言って貰っては困る。そしてボディが進化してゆかねば、進化した魂の器がなくなってしまう。自分の直系の子孫に遺産を遺せば、それで良いのだろうか?人々の魂は自分の直系の子孫の身体に転生する事は希な事なのだから、全ての生命が安全に進化するべきだ。



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