奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その2010)

2022-02-23 08:15:00 | 奈良・不比等

北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない

「保健所のコロナ戦記~TOKYO 2020-2021(関なおみ著・光文社新書2021刊)」を読んだ。関なおみ(せきなおみ1972生れ)女史は、東京女子医科大学卒、英国リバプール大学大学院(熱帯医学)/ロンドン大学大学院(疫学)修了、順天堂大学大学院(公衆衛生学)にて医学博士。現在は特別区/保健所の公衆衛生医師を務めている。-------

この本「保健所のコロナ戦記」の目次は次の通り。“第1波/2020.1~6(人手不足/検査の対象/病院が見つかりません/宿泊療養始めます/何人患者が出てるんだ)”、“第2波/2020.7~11(夜の街って何/COCOAなんて大嫌い/インフルエンザとの同時流行を踏まえた対応/住民接種本当にやるんですか/言葉が通じません)”、“第3波2020.12~2021.3(どうか課長を眠らせてあげて/縮小ではない/嘘をついたら30万円/病院から逃げたら50万円/そして誰も居なくなった)”、“第4波2021.4~(天国に違いない/開催までの短距離走/最後の聖戦/トンネルの向こう側)”、“巻末特別対談(大曲貴夫&関なおみ)”-------

この本「保健所のコロナ戦記」の内容紹介文は次の通り。あの夏/我々が闘った相手は組織か/人か/ウィルスか。保健所/都庁でCOVID19対策の最前線に立ち続けた公衆衛生医師の壮絶な記録。保健所/東京都庁の感染症対策部門/課長として、新型コロナ対策の第一線に立ち、指揮を執り続けた公衆衛生医師がいた。本書はメモ魔/手紙魔/日記を書かないと眠れず、読むことより書くことに依存している公衆衛生医師が未曾有の事態の中で経験したことを、後世に伝えるため、具(つぶさ)に記録したものである。-------

関なおみ女史の、このような著書が、将来/公衆衛生医師を務める人たちへの大事な教材になるものと思った。当事者の生の声は何物にも替え難い。

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