猫を捨てる奴は捨てられろ

猫とプログレとオーディオとベスパのブログです。

特撮 エレクトリック・ジェリーフィッシュ

2021年05月24日 13時15分09秒 | 音楽
特撮の配信ライブを視聴した後に、買っていたけど聴いていなかった新譜 エレクトリック・ジェリーフィッシュ をやっと聴きました。
力作でした。
今更ごめんなさい。

初回限定版を購入しましたが、外箱が全く意味がありません。
これの値段が2,000円くらいなのでしょうが、新型コロナでクリエイターには厳しい情勢の中、お布施だと思うことにしました。
皆様も是非初回限定版を購入し、外箱の意味のなさに苦笑いし、特撮の方々を助けてあげてください。


以下、曲ごとのラフな感想です。

1.電気くらげ
そこそこの曲です。
ただ、アルバム全体を振り返った時に、オープニングチューンとしてはこの曲しかないと気付きました。
ギターがかっこいいです。

2.ヘイ!バディー
住んでいる上井草の駅前にあった本屋にバディが平積みになっていたのを思い出して嫌な気分になりましたが、良曲です。
オーケンの詞のセンスが素晴らしいです。

3.オーバー・ザ・レインボ~僕らは日常を取り戻す
嬉しい特撮の王道曲です。

4.I wanna be your Muse
正に特撮meetsシャカタクです。
再現度高過ぎ。
そして”密もやむなし”には笑いました。

5.ミステリーナイト
「モンスター」みたいなイントロから「アナーキー・イン・ザ・UK」が始まったと思ったら、あんまりな酷いサビでした。
よくメンバーの方々はこの詞にOKを出したものです。
正に小学生が考えた歌詞です。
でもこれでなくてはいけません。
大人が考えた小学生のような歌詞ではダメです。
オーケンの言語センスの凄いところは、このように両極端に振り切れるところです。

6.ウクライナー
かっこいい特撮らしい王道曲です。

7.喫茶店トーク
週間ファイトのI編集長(ターザン山本の師匠)の“プロレスは底が丸見えの底なし沼”は名言とされていますが、イマイチ分かりづらい言葉だと思っていました。
オーケンが分かりやすく解説してくれました。
「富津へ」タイプの良曲です。

8.フィギュア化したいぜ
これもかっこいい曲です。

9.果しなき流れの果へ
名作SFとほぼ同じタイトルを持つ曲がまさかのロックンロールでした。
「果て」ではなく「果」です。
元ネタは時間ものSF小説の金字塔です。ぜひ。

10.歌劇「空飛ぶゾルバ」より「夢」
このアルバムのメインイベントといっていい曲ですが、バカ曲です。
楳図かずおの「イアラ」を原案とした劇団四季の2軍が夏休みに講演する子供向けミュージカルといった体です。
特撮全員が出演し、全員がバカです。
長い曲ですが、何回でも聴きたくなる中毒性があります。

11.ネタバレの世界で生きてくための方法
前の曲が強烈すぎて印象が薄まってしまうかわいそうな曲です。
何度も聴いてみます。



DEEP Tracks は、既に手元にある曲ばかりですが、まとめてくれたのは嬉しいです。

特撮History Film はこれから観ます。


特撮の新譜の出来が良くて思わず久しぶりに投稿しました。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする