たなっぺのあーだこーだ

時々興味のあることについてかいています
視聴率やアイス、ゲームの話題などが中心です

1号機 熱交換システム設置へ

2011-05-04 18:28:27 | 東北関東大震災関連
1号機 熱交換システム設置へ NHKニュース

東京電力福島第一原子力発電所の事故で、復旧作業が最も進んでいる1号機について、東京電力は、原子炉を安定的に冷却するため、原子炉の水を循環させて熱交換するシステムを設置する計画をまとめ、早ければ今月中旬から原子炉建屋での作業を始めることになりました。
福島第一原発1号機について、東京電力は、原子炉を安定的に冷やすため、格納容器を水で満たす対策を進める一方、本格的な冷却機能の回復に向けて、原子炉の水を循環させて熱交換するシステムの検討を進めていました。その結果、現在、水素爆発を防ぐために窒素を注入している配管を使って格納容器から水を取り出し、仮設の熱交換器を通したうえで、非常用の配管を通じて原子炉に戻すシステムを作る計画をまとめました。熱交換器は、原子炉建屋の大物搬入口付近に設置し、温まった水は建屋の外に設置する空冷の冷却塔を使って熱を取り除くということです。建屋内での工事は、建屋内の空気を浄化する作業を5日以降に行ったうえで、今月8日にも配管などに異常がないか作業員が目視で確認し、順調に進めば今月16日から始めるということです。東京電力によりますと、重要な工事の多くは原子炉建屋内での作業で、空気の浄化の進み具合や使用する配管の損傷状況など不確定な要素があり、いつシステムの設置が終わるか現時点で見通しは立っていないとしています。現在、核燃料から出ている熱量は1500キロワット程度と推定しているということで、この熱を取り除くために、熱交換器は1時間当たり100トンほどの水を流すシステムを考えているということです。4日午前、記者会見した東京電力原子力・立地本部の松本純一部長代理は「1号機の今の冷却状況から考えると、循環システムができれば、数時間か最大でも数日で100度以下の冷温停止状態にできると考えている」と話しました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿