たなっぺのあーだこーだ

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柏崎刈羽原発1号機で放射性物質の汚染確認

2011-07-12 23:27:13 | 東北関東大震災関連
新潟日報社 netpark ::: 1号機で放射性物質の汚染確認

-東京電力は12日、柏崎刈羽原発1号機の原子炉建屋で社内基準値を超す放射性物質の汚染を確認したと発表した。放射性液体廃棄物を流すラインの排水口付近で確認され、汚染濃度は1平方センチ当たり最大33ベクレル(基準値は4ベクレル)。汚染の拡大はなく、濃度はラドン温泉3cc分としている。
 東電によると、汚染が確認されたのは残留熱除去系配管スペース室(管理区域)。11日午前0時半ごろ、巡視中の社員に放射性物質が付着したことが分かった。調査の結果、12時間後に同室の排水口2カ所で確認した。社員の内部被ばくはないという。
 室内の他の場所は汚染されず、水の流れた跡がないため、排水口内部に付着するなどした放射性物質が拡散した可能性があるとみて、原因を調べている。
 また、東電は柏崎刈羽原発5号機原子炉建屋にある送風機を設置した区画(非管理区域)で12日午前1時前、空調で結露した水を排水するポンプが故障し、床にあふれた約375リットルの水を発見したと発表。放射性物質は含まれず、外部への影響はないとしている。
 同区画では排水管が詰まったため、先月17日に仮設ポンプを設置、別ルートで排水していた。5号機では同23日にも別の場所の排水管が詰まり、結露した水約10トンが床にあふれたため、社員が3時間おきに排水状況を確認していたという。
 同原発で結露した水があふれたのは今夏3回目。原因を究明し、再発を防止するよう、県は東電に2回目の要請をした。

というわけで東電の柏崎原発で1号機の原子炉建屋で社内基準値を超す放射性物質の汚染を確認したと発表されました。排水口内部に付着するなどした放射性物質が拡散した可能性があるとみて、原因を調べているようです。
まぁ正直今までもこういうことがあったと勘ぐってしまいますね。こういう情報が出てくるだけまともになったのでしょうかね?

“原発巡り混乱 首相は退陣を”

2011-07-10 22:40:32 | 東北関東大震災関連
“原発巡り混乱 首相は退陣を” NHKニュース
自民党の谷垣総裁は松江市で講演し、定期検査中の原子力発電所の再稼働を巡る菅総理大臣の対応について、「大変な混乱を招き、全国に影響が及んでいる」と批判し、早期退陣を求める考えを改めて示しました。この中で、谷垣総裁は、菅総理大臣が定期検査中の原子力発電所の再稼働を巡って「ストレステスト」という新たな安全評価を打ち出したことについて、「大変な混乱を招いていて、『日本のエネルギー事情はこれから大丈夫か』ということになり、全国に影響が及んでいる」と述べました。そのうえで、谷垣総裁は「一刻も早く菅総理大臣に退陣してもらわなければ日本の復興は進まず、国際社会の中で日本の地位を保つこともできない。震災対策に協力しながら退陣を迫るのは容易ではないが、何とか打開しないといけない」と述べました。


東日本大震災4カ月 現場が遠くなっていないか

2011-07-10 21:02:16 | 東北関東大震災関連
東日本大震災4カ月 現場が遠くなっていないか(産経新聞) - goo ニュース

「がれきは『ごみ』じゃない。おれたちにはすべてが思い出なんだよ。それが早く処理しろ、処理しろ、だろ。やりきれないね」
 「『復興、復興』って言ってるけど、取り残されてるような感じだな。『疎外感』が募るばかりだよ」
 5月下旬、岩手県沿岸部の避難所を取材したときのこと。ある高齢の男性から叱責された言葉が今も胸に突き刺さっている。
 がれきを辞書で言うような「破壊された建造物の破片。値打ちのないもの」で片づけてほしくない。自分にとっては生活の痕跡なのだ。そして、政治や行政の動きが現場に対応し切れていない。男性はそう言いたかったのかもしれない。
 仙台市の中心街は活気を取り戻している。だが、沿岸部の現場は復興どころか復旧にもほど遠い。
 復興が叫ばれている。前を向こうとする動きはフォローしなければならないが、現実も忘れてはいけない。実に難しい問題だが、報道する立場としてはどちらが欠けてもいけない。
 3月11日、「被災地総局長」となった。できるだけ被災者と接し、被災者の目線に立ち、現場の姿を伝えていく。復興の流れの中でともすれば薄れてしまいがちなことが自分に課せられた使命だと思った。
 だが、復興へのビジョンが示され始めたころから、現場が遠くなっていった。県庁や市役所、県警本部などに落ち着いて中心街から発信するだけになってはいないか。沿岸部への駐在員を置かず、仙台の中心街から派遣しているからこそ、総局員にはできるだけ、現場に足を運ぶように-と指示している。
 宮城県南三陸町では3割以上の飲料水が復旧しておらず、一部の地域ではいまだに川で洗濯を続けているという。エアコンがない避難所では感染症の心配がある。仮設住宅に入れば「自力」を求められ、公共料金などの支払いが発生する。仕事を失い、義援金も届かない被災者には金銭的な不安が増幅する。
 宮城県の村井嘉浩知事は復興への「10年計画」を示した。最初の3年間を「復旧期」、次の4年間を「再生期」、最後の3年間は「発展期」。すべてが終了し、復興となる考え方だ。今は復旧途上。だからこそ、現場の姿を伝えていく必要がある。
 現場には明るい話題だってある。6月下旬、生鮮カツオの水揚げ量日本一を誇る気仙沼港で待望の入港があった。すさんだ港町は大いに活気づいた。
 全国に「がんばろう!」のエールが巻き起こり、東北や宮城を助けようという気持ちは一つになった。もう一つの現場・福島は内陸部への影響も甚大だが、沿岸部もまた壊滅的な被害を受けた。「東北、宮城=沿岸部」という認識は今も共有されているだろうか。
 沿岸部の魚介類や農産物は日本人の胃袋を満たしてきた。沿岸部の自然は癒やしを与えてきた。日本全体がいつまでも現場に関心を持ってほしい。復興の名の下に置き去りにされないよう、今後も現場の姿を発信していきたい。

3号機付近の海水 最低値更新

2011-07-09 22:28:31 | 東北関東大震災関連
3号機付近の海水 最低値更新 NHKニュース
東京電力が福島第一原子力発電所周辺で行っている海水の調査結果です。3号機の取水口付近で8日に採取した海水の放射性物質の濃度は前の日に続いて減少し、最低値を更新しました。福島第一原発周辺では、東京電力が、原発の取水口付近のほか沿岸や沖合で海水を採取し、含まれる放射性物質の濃度を調べています。8日に3号機の取水口付近で採取した海水からは、セシウム134が国の基準の3.2倍に当たる1cc当たり0.19ベクレル、セシウム137は基準の2.3倍に当たる0.21ベクレル検出され、前の日に続いて、いずれも調査を始めて以来の最低値を更新しました。この場所は5月に高濃度の汚染水が流れ込み、直後に国の基準の2万倍に当たる放射性物質が検出されましたが、その後値は減少傾向が続いています。また、4月に基準の750万倍のヨウ素131が検出された2号機の取水口付近の濃度は基準の0.58倍と、こちらも最も低くなりました。一方、福島第一原発の沿岸と沖合15か所で行った調査では、原発から南に16キロ離れた海域と10キロ離れた海域で放射性セシウムが検出されましたが、いずれも国の基準以下でした。東京電力は「取水口付近の濃度の傾向としては横ばいか減少傾向なので、高濃度の汚染水は漏出していない」としています。


“事故処理に数十年単位かかる”

2011-07-09 16:46:18 | 東北関東大震災関連
“事故処理に数十年単位かかる” NHKニュース
菅総理大臣は、民主党の全国幹事長会議であいさつし、東京電力福島第一原子力発電所の事故の処理について、「最終的には数十年の単位の時間がかかる見通しになっている」と述べました。この中で、菅総理大臣は、東京電力福島第一原子力発電所の事故の処理について、「3年、5年、10年、最終的には数十年の単位の時間がかかる見通しになっている。原子力行政の抜本的な改革や、エネルギー政策そのものについて、国民的な議論をしていく必要がある」と指摘しました。そのうえで、菅総理大臣は「九州電力玄海原子力発電所の経緯などで、心配をかけているかもしれないが、この問題を政局のためにやっているというのは、私自身や内閣のすべてのメンバーの気持ちとは全く違う。国民に納得し、安心してもらえる手続きをどうすればとれるかという観点から真摯(しんし)に議論した中でのことで、週明けには、きちんとした方向性を出すことができる」と述べ、定期点検中の原子力発電所の再稼働などに関する国の統一見解を週明けに発表する考えを示しました。また、菅総理大臣は「『震災の問題や原発事故の問題に、一定のメドがたった段階で、若い世代に責任を譲りたい』と言ったときの考え方は、いささかも変わっていない。しかし、同時に、原子力政策など日々動いている問題は、最後の最後の1秒に至るまで、全力を挙げて責任を果たす覚悟だ」と述べ、当面の続投に向けた意欲を示しました。