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【夢は空高く 努力は足元に!】ある意味、個性派?アスリートピアニスト根岸弥生が語る素顔ノート。

★ピアニスト・根岸弥生さん、館林でリサイタル開催--市長を表敬訪問 

2004-08-04 | ★Diary___φ( ̄^ ̄ )★
<毎日新聞・群馬版>より 
 ◇熱い思いを語る--館林で21・22日

 館林市出身でウィーン国立音楽大学に留学しているピアニスト、根岸弥生さん(20)が、館林市文化会館でピアノリサイタルを開くことになった。根岸さんは同市役所に3日、中島勝敬市長を表敬訪問。リサイタルへの熱い思いを語った。

 根岸さんがピアノをはじめたのは4歳。音大出身の母親の影響で「気がついたら鍵盤をたたいていた」という。東京のピアニストに師事。93、98年の県ピアノコンクールで最優秀賞を受賞した。00年に白鳳大足利中を卒業。同年10月からウィーン国立音大ピアノコンサート科で勉強している。

 これまでに国内はもとより、オーストリアやイタリア、スイスなどでコンサートを開催。めきめき頭角を現した。ところが3年前から、原因不明で右目の視力を失い、最近では左目の視力も0・03という。「目が見えない人は特に音楽を求める。音楽を通して健常者と障害者が心を通わせることができるミュージック・シアター・ハウスを造るのが夢」と根岸さんは明るく語る。

 中島市長から「つらいこともたくさんあるだろうが、頑張ってください」と激励された根岸さん。「2日間で全く違う曲を演奏するリサイタルは初めて。一生懸命に弾きますので聞いてください」と話した。

 市文化会館でのリサイタルは21、22日、2夜連続リサイタルとして開催する。初日は「ベートーベンの夕べ」、2日目は「夢のプログラム」としてシューベルトやブラームスなどの曲を披露する。入場料は2夜共通で3500円。問い合わせは同会館(0276・74・4111)。【中野秀喜】