
1974年の秋にこのベルリン・フィルの当時のオーボエ、ホルンの二人の首席奏者ーローター・コッホ(Ob)、ノルベルト・ハウプトマン(Hrn)によるR.シュトラウスの「オーボエ&ホルン協奏曲(第2番)」の国内盤LP(MG2462)が発売された時のことを思い起こした。ジャケット写真はドイツ盤と同一である。
もちろんこの二人の名人芸によるソロは申し分なくカラヤンの巧みなリードが目に浮かぶような印象的な1枚であった。でも国内盤発売当時の反響は今一だったような記憶がある。確か国内盤LPレコードとしてはこの初出盤以降の再リリースもなかったと思う。また2曲ともカラヤンの唯一の録音であった。因みに「オーボエ協奏曲二長調」が1969年9月、「ホルン協奏曲第2番」が1973年3月、いずれもベルリンの「イエス・キリスト教会」での録音である。
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