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カラヤン、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団の「ニュルンベルクのマイスタージンガー」

2015-03-17 14:21:40 | ヘルベルト・フォン・カラヤン

  カラヤンの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」と云えばまず戦後再開された1951年の「バイロイト音楽祭」でのモノラル・ライヴ盤を思い起す。それから20年近くが経過した1970年11月、「EMI」と当時東独の「VEBドイチェ・シャルプラッテン」の共同企画でステレオでスタジオ・レコーディングされたのが写真のLPである。(独エレクトローラ/1C193 02 174/8)豪華布張りカートンボックス、LP5枚組でドレスデン国立歌劇場管弦楽団・合唱団をはじめとして歌手陣もハンス・ザックスのテオ・アダムのほか当時東側で活躍していたメンバーを数多く起用して制作されたことも発売当時大変話題を呼びこの国内盤は1972年オペラ部門レコード・アカデミー賞を受賞している。じっくり聴き入るとジャケット・デザインの中世、ニュルンベルクの街並みも彷彿させる。