ふらっと走る

50歳を過ぎ、健康に気を使い、元気に野球・ランニングをEnjoy! 2004年にランニング教室で走り方を教わる。

野球とベースボール

2008-04-29 21:46:31 | スポーツ
以前、野球とベースボールは似て非なるスポーツと言われてたが、最近はだいぶ変わってきたようである。

日本人選手が活躍し、昔に比べるとかなり差が縮まってきたので、メジャーリーグも日本の野球もなかなかのものだと思っているのではないだろうか。最近の大きな変化として、野球の技術、練習方法のメジャーリーグへの輸入である。先日、テレビを見ていたら、日本人の臨時コーチがレッドソックスとロイヤルズで選手たちにアドバイスをしていた。ロイヤルズは、ご存じのとおり、「123しんじられな~い」の元日本ハム監督のヒルマン監督。白井コーチをアメリカへ呼び、日本式の練習を取り入れ、エラー率を下げ、盗塁阻止率も高め、最下位だったチームが勝率5割前後のチームに生まれ変わった。

このように野球(日本)のいいところを取り入れ、KAIZEN(改善)している。近い将来、日本人のコーチ、監督が何人か出るかもしれない。個人的には、長谷川さんあたりがなってくれるといいと思うのだが。

メジャーリーグが日本のいいところを取り入れすぎると、均衡してきた差がまた広がる可能性が高いと思うのは、私だけだろうか。嬉しくもあり、危惧する話しでもある。


私と20世紀のクロニクル

2008-04-20 14:56:15 | 本と雑誌
ドナルド・キーンって、聞いたことあるかな?

日本文化を世界に広めてくれた人のひとりである。なぜ、この人が日本の文学、文化に興味を持ち、詳しいのかが以前から気になっていて、この本を手にして、それらが明らかになった。

題名についている“クロニクル(chronicle)”は年代記という意味で、この本はキーンさんの自叙伝である。しかし、自叙伝という英語は“autobiography”であるので、著者は自叙伝として書いているつもりはないかもしれない。

NY郊外で生まれ、学生時代に隣の席に座った中国人に漢字を教わり、本屋で見つけた『源氏物語』との出合いから日本に関心を持ち始める。コロンビア大学で日本人の教授から日本語を学んでいる時期に真珠湾攻撃で太平洋戦争が始まり、海軍日本語学校に志願する。
通訳仕官として従軍し、戦時中は沖縄に上陸し、戦後東京の地へ足を踏み入れる。帰国後、ハーバード大学、ケンブリッジ大学で学び、奨学金で1953年に京都大学大学院へ。旅行、音楽、オペラなど、日本文学、日本文化以外の部分でもいろいろなことを人生で学んできた人である。

羨ましい人生であるが、きっと苦労も多かったに違いない。私が今、勉強している英語の時間、読書の時間、勉強の時間など、キーンさんが費やしてきた時間と比べると、ほんの僅かな時間に過ぎない。なんだか恥ずかしい気持ちになる。また、キーンさんは何年も京都に住み、その後何度も京都を訪れている。日本人以上に日本を知る外国人である。銀閣寺に関することを書いているが、なぜそこまで研究し、日本を感じることができるのだろうと感心してしまう。

日本の文壇との交遊関係は、三島由紀夫、谷崎潤一郎、川端康成、大江健三郎、阿部公房ら、すごいメンバーである。ノーベル賞をめぐる三島と川端に関する件(くだり)は、歴史的資料とも言える。三島由紀夫は自決したが、なぜ自決したのか今まであまり興味なかったが、この本を読み彼の作品を読んでみようという気持ちになった。

本の中で「日本人のこころ」を記しているところがあり、そこに私は興味を持った。
日本人の審美的かつ精神的な思考のある部分が日本人独特のものだということだ。自分たちだけが特別だという確信を、このように強く抱いている国民が他にいるとは思えない。

これは島国であり、歴史があり、且つ植民地とならなかった幸運から、この独特なものが日本人のこころにあると私は思っている。

あとがきで、一番大切なものは、同じままである、と書かれている。例えば、『源氏物語』。昔の文学を読む大きな楽しみの一つは、時空を超えて人々が同じ感情を共有しているのを発見することである。
確かに、昔の文学は千年の時を超えても、多少の違いはあったとしても、同じような気持ちで読むことができると思う。

キーンさんの本は、これからも何冊かをピックアップして読み、西洋人から見た良い日本を探していきたい。源氏物語も受験勉強ではなく、純粋に読んでみようという気持ちがあり、いつかはわからないが読むつもりである。

『私と20世紀のクロニクル』を読み、気分が晴れた週末であった


遅筋と速筋

2008-04-13 15:38:42 | 健康・病気
筋肉に関する記事が日経の夕刊に載っていた。

速筋(そっきん)は、瞬発力を引き出す時に使われる筋肉。また速筋は無酸素運動の時によく使われる筋肉でその色から白筋とも言われている。
速筋は疲れやすい筋肉で筋肥大しやすい筋肉。速筋を鍛えるには、筋トレの場合、高負荷低回数のトレーニングが効果的。

遅筋(ちきん)は、持久力を引き出すときに使われる。また遅筋は有酸素運動の時によく使われる筋肉でその色から赤筋とも言われている。
遅筋は筋肥大しにくい筋肉で疲れにくくマラソン選手などはこの遅筋が発達している。遅筋を鍛えるには、筋トレの場合、低負荷高回数のトレーニングが効果的。また遅筋を鍛えるにはジョギングなどの有酸素運動が効果的。

自分自身は、どちらかというと野球よりマラソンに力をいれているので遅筋を鍛える必要がある。

みなさんも自分に合った筋肉を鍛えてください<まめ知識>


英語は逆から学べ!

2008-04-05 21:44:41 | 学問
野球を多摩川のグランドでした後に、川崎で本屋さんへ寄り、タイトルの本を購入。

英語本で売上1位となっていたので買ってしまった。書かれている内容は正しいと思うが、やはり日本人には難しい勉強法である。なぜ、今1番売れている本なのかが不思議であった。私自身は、この本に書かれていることは正しいと思うし、ある部分は実践している。いくつかのポイントを下記にまとめる。

クリティカルエイジ(脳の学習限界年齢)
語学のクリティカルエイジは8~13歳と言われている。つまり、13歳以降に新たな語学を学ぶためには特別な方法が必要。生物は一つの最適化をつくると、その最適化を維持する。一つの地域で一つの言語がよいと最適化され、二つの言語を維持するのは最適ではないと人間自身が、そのように形づくられてしまうらしい。故に、英語を大人になってから勉強するのは難しい。では、どうすればよいか。答えは、英語脳をつくることである。

ここで日本の英語教育が間違えているという話しになる。日本では、英語を勉強する時に英語を日本語に訳すということをしている。これがいけない。「日本語脳の上に英語を学ぼうとしている」ために英語ができない。つまり、英語脳を新たに作らなければ、英語は上達しないという話しである。

英語は赤ちゃんが言語を学ぶように、音を聞いて、ことばを学ぶ。英語だけの世界で学ぶ。
- 勉強中は日本語禁止。日本語に訳さない
- 英和、和英辞典は使わない
- 単語を日本語の意味で暗記しない
- 文法は勉強しない

日本の受験では、これらが必須となるため、何年勉強してもしゃべれないという公式になってしまう。考え方によっては、大人は受験の勉強する必要がないので、この勉強法を実践すれば、上達するということとなる。方法論はわかったので、あとは実践あるのみ。しかし、ここでまたまた日本人の問題が出でくる。

英語に対するメンタルブロック(苦手意識?恥ずかしい?)である。間違えた英語をしゃべるのは恥ずかしいと思い、正しい意味を日本語で理解し、完璧に話さないといけないということで、どうしても日本語の意味を知り、文法も勉強する。この殻を破ることができれば、英語はできるようになると思う。

私も現時点では、i-podで英語を聞き、耳を慣らすことにより、以前に比べれば聴けるようになってきたが音読はあまり実践していない。自分で発音できない英語は、聞くことができないと一般的に言われているので、この辺りをもう一度、どうするか考える必要がある。

本に書かれていることと私自身の考えが混ざってしまったが、何しろ重要なのは英語で考え、勉強することである。時々、英語で会話する時にはスイッチを入れ替えるという話しを聞く。私はその域には達していないが、たしかにそのような気はする。つまり、日本語を排除した英語脳で英会話するということである。

今年のTOEICでの目標は少し高く、レベルAである。Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる、と書かれているレベルである。5月下旬に受講するので、今からかなりの勉強をしないと獲得できない点数である。マインドマップを利用して、これからのプランを考えるとしよう。

英語を勉強している方、席を一緒にして勉強できないが、お互い頑張りましょう!!!