そう言えば、「複数推し」だった・・・w
「じゅりな」と「たかみな」も【推しメン】だったんだけど、このところ【しーちゃん】ばっかり応援してたから、たまには二人のことも取り上げてあげなくっちゃ・・・www
とゆーわけでw、今日は【たかみな】の応援動画を紹介します・・・
【たかみな】の素晴らしさも見どころなんですが、もうひとつ注目して欲しいのは二人のメンバーが【たかみな】に送った「あいさつ(手紙)」の素晴らしさです。
その二人とは、「峯岸みなみ」と「麻里子様」(「こじはる」代読)です。
ハロプロのトラウマからw、アイドルや「アイドルグループ」が嫌いになっていました・・・
かつての「あやや(松浦亜弥)」や、かつての「ゆうこりん(小倉優子)」などのように、“アイドル=作られたキャラ”というイメージがあったし、“自分可愛い”な子どもたちが集まった「わがまま集団」という勝手な(あるいは、今も世間の多くが抱いている?)思い込みがあったからです。
ファッションや好きな食べ物とかも、ちょっと「オシャレ」な・・・みたいな・・・www
世の中の出来事というか「社会」とは【無縁】な・・・・
“そんなこと聞かれても、わかんなぁ~い!” みたいなw
“その質問は、ちょっと…。じゃあ、これで会見は終了します!”とか言って、マネージャーが割り込んできたりとか・・・www
“私(たち)は、「夢」を売っているんです・・・”
“だから、「シリアス」な社会とかとは「無縁」なんです、だって夢が壊れちゃでしょ・・・?” みたいな・・・。
「AKB」との出会いの頃も、そうでした・・・
それが次第に惹かれていき、今や「どっぷり」とハマっているのはw、彼女たちが今までとは「違う次元」の高みにいるからです。
私が「AKB」を知れば知るほど感心するのは、彼女たちの発する「言葉」の確かさです。
今や数多くのイベントに参加している「AKB」たちですが、コメントを求められても堂々と受け応えています。
インタビューでも、ありのままの自分を淡々と語ることが出来ています。
たかがm(_ _)m、19、20の女の子たちの言葉がドキリとするほど胸に刺さることも少なくありません。
どうしてだろう・・・?って、ずっと考えていました・・・
で、出た結論は・・・
“ガチ”
なんだろう?!って、ことです。たぶん・・・
きっと、“常にガチに生きてる”からなんでしょう・・・。・・・たぶん
それで、「鍛えられ」ているからだと思います。
「選抜総選挙」なんか、見ている方が切なくてたまらないくらいです・・・
去年、「東日本大震災」後に“真っ先”に支援の声を挙げたのは、「AKB」でした。
誰よりも多くの「被災地訪問」を行い、今も続けているのは「AKB」です。「全員」が体験するまで続けるんだとか・・・(複数回、行っているメンバーもたくさんいます)
そうしたことでも、鍛えられているんだと思います。
シリアスな局面を避ける、逃げるんじゃなく、「直面」することによって、”アイドルとして”“アイドルだからこそ”できることがあるということを「経験・体験」して、彼女たちはより一層鍛えられているのだと思います。
今でも、
“アイドルだから・・・”
できないだろうとか
こんなものだろうとか
上辺だけでしょうとか
「知らない」ひとは言っていることでしょう・・・
特に、「大人」は・・・
けれど・・・
彼女たちも「精一杯(ガチで)」がんばっていることでしょうが、その陰には“周りで支える「大人たち」”もいるということも忘れてはいけないと思います。
そんな「片鱗」のひとつを垣間見た気がしました・・・
昨年、「NHK」で放送された『Documentary of AKB48+1』は、A~Zの項目で紹介していましたが、「K」は「Kageana=影アナ」でした。
「影アナ」とは、ライブの前後に注意事項などを放送する場内アナウンスのことですが、「AKB」ではスタッフではなく「メンバー」が行うのだそうです。
通常の注意事項の他に、“自分らしさ”をアピールするコメントを付け加えて・・・
去年「4番目」のチームとして出来たばかりの「チーム4」“キャプテン代理”「島田晴香」ちゃんの「影アナ」です。
・・・私たち「チーム4」もすっごい楽しかったです。また来てください。チーム4、島田晴香でした。
その後の「反省会」?、先ほどの「影アナ」にスタッフから“ダメ出し”がありました。
どこがいけなかったのか、わかりますか・・・?
真剣に聞くメンバーたち・・・
(スタッフ)・・・最後の「影アナ」で、“また来てください”って・・・・。
“また来てください”って、初めて見た人が多い訳じゃん?! また「来る」のは、自分たちじゃん?!
“また来たいです”でしょ? そういうところ。
“自分の言葉”にしてよ、ちゃんと・・・
こんな風に、細かなところにも気配りしているんですね・・・
そんなスッタフの顔や名前が出ることは、滅多にありません・・・
最後に、「大先輩」の「優子」の「影アナ」を紹介します。
今日は、本当に、「仙台」に来られてよかったです・・・
・・・・・・
私たちは、えぇ…、私たちに出来ること・・・。出来ることって言ったら、歌って踊って、元気を与えることしかないんですけど・・・
みなさんが・・・ずっと・・・笑顔でいられますように・・・あたしたちもみんな笑顔でいます・・・
笑顔の「ギブ・アンド・テイク」で、明るい日本を一緒に作りましょう・・・
今日は、ありがとうございました。大島優子でした。
私は、ずっと「誤解」していました・・・。
人の心に響く言葉は、”頭のいい”(勉強のできる)人たちのものだと思い込んでいました。
けれど、【たかみな】も大事にな時には実に心に響く「いい言葉」を発します。
「ガチバカ3位」の誰もが知る「おバカ」なのに・・・w
「第1位(ガチバカモンスター」の【しーちゃん】だって、母親を感動させるくらいの素敵な手紙を書けるし、「ブログ」にも心に響く言葉が散りばめられています。 (「誤字」は多いけれど・・・w)
「アイドル」だけじゃありません!
今たけなわの「選抜高校野球」の「開会式」での【選手宣誓】は、日本人の心にどれほどの感動を呼び起こしたでしょうか・・・!?
震災から1年後、まだまだ「復興」への歩みもままならない今年の選抜の宣誓は、なんということでしょう「被災地」宮城県石巻市の【石巻工業高校】に託されました。
主将「阿部翔人」(3年)君は、ひと言一言、区切るようにゆっくりと堂々と語りました。
甲子園のスタンド&グラウンドはおろか、TVやラジオの前の日本中の人々、あるいはニュースで知ったより多くの日本人の心を熱く揺さぶりました。
翌日の『Nステ』の冒頭では、ホワイトボードに全文を手描きでみせてくれました。(「宣誓文」は、部員全員でホワイトボードに「言葉」を書き出しながら、考えたのだそうです)
≪石巻工業高校野球部主将「阿部翔人」君の「選手宣誓」全文≫
東日本大震災から1年。
日本は復興の真っ最中です。
被災された方々の中で苦しくて心の整理のつかない方、今も当時のことや亡くなられた方を忘れられず悲しみに暮れている方々がたくさんいます。
人は誰でも答えのない悲しみを受け入れることは苦しくて辛いことです。
しかし日本がひとつになり、この苦難を乗り越えることができれば、その先に大きな幸せが待っていると信じています。
だからこそ、日本中に届けます。
感動、勇気、そして笑顔。
見せましょう、日本の底力、絆を。
われわれ高校球児にできること。
それは全力で戦い抜き、最後まであきらめないことです。
今、野球ができることに感謝し、全身全霊で正々堂々とプレーすることを誓います。
決して難しい言葉は使わず、自分たち、そして全て日本人の「気持ち・想い」を見事に語り尽くしていると思います。
こんなに感動した「スピーチ」は、ここ何年もありませんでした・・・
この映像を「世界中」に配信して欲しいです。
日本は、未だに復興に苦しんでいるけれど、こんなにも「若い力」はちゃんと育っているんだよって・・・。
失礼ながら、「田舎」の「石巻」の(たぶん、進学校ではない)「工業高校」の(おそらく、運動バカの)「野球部」の選手の口から、こんなにも心に響く格調高い堂々とした「言葉」が発せられようとは・・・!!!
(数々の「失礼」をお許しください・・・m(_ _)m )
下世話な話ですが・・・
その日、休憩室で昼食中のTVのローカルニュースで、近くの県立高校の先生がパチスロで不正にコインを入手しようとして「逮捕」されたと伝えていました。
すると、(おそらくその高校のOBと思われる)ひとりが
”あ~あ、○△高校の株が下がっちゃうよなぁ~!”
と、嘆いていました・・・
きっと、日本中の誰もが【石巻工業高校】の株が上がったと思ったことでしょう・・・!
あんなにも「立派な」選手(生徒)を育てた学校なんだから・・・と!
もしかしたら、甲子園の「1勝」より価値があったかもしれません・・・。
”お前、出身どこ?”
”石巻工業です”
”えっ、あの甲子園で「選手宣誓」した「石巻工業」か? そうか、期待してるぜっ!”
みたいな、会話がしばらく日本中で飛び交ったりして・・・w
現役生ももちろん、OBや、これから入ろうと思う「予備軍」も、「母校」に胸を張れる「快挙」だったことは間違いありません。
なことはともかく、被災地だけでなく日本中が暗く沈みがちなこの時に、心に火を灯す素晴らしい言葉でした・・・。
立派な「政治家」「大人」よりも、感動的な見事な「スピーチ」でした。
実は、先週、久しぶりに「映画」のDVDをレンタルしてきました。「東京事変」のCDを返したときに、ついでに2本借りました。1年くらいぶりでした。
1本は『キャプテン・アメリカ』という他愛もない「アメコミ・ヒーロー」の実写版でした。
もう1本は、前から観たいと思っていた『英国王のスピーチ』でした。
これは、「吃音」(いわゆる「どもり」)に悩んだ英国王「ジョージ6世」(「アルバート王子」)の物語です。
「吃音」はとても微妙な病気(症候群)で、原因も完全には究明されていないそうですが、私の子どもの頃にもクラスに一人いました。その子は、明るくて人気者でしたが、いじめられることも少なくないでしょう。「子ども」は、意外に無邪気ゆえに「残酷」でもあるのです。
「英国王」は、”君臨すれども統治せず”と言われるように、今や国民は家来ではありません。
それどころか、「ダイアナ妃騒動」などで国民の心が離れがちでもあります。ようやく、「キャサリン妃」でまた持ち直しつつありますが・・・。
そんな英国王室と国民を結ぶ一番の「絆」は、国が危機に瀕したときに人々の心をひとつにする「スピーチ」なのだそうです。
映画の冒頭、「アルバート王子」時代に、博覧会の閉会式で、緊張から言葉が出なくなってしまいました。ラジオは、無音のまま流されました。いわゆる「放送事故」になってしまったのです。
彼が、英国王「ジョージ6世」として即位したのは、「兄」の「エドワード8世」が離婚歴のある米国人女性との「世紀の恋」を選んで「退位」したから(「「英国教会」が離婚を認めていない)で、国民の心が離れてしまった頃でもありました。
・・・・・・
映画のラストは、ヒトラー率いるナチスドイツがポーランドに侵攻して、イギリスが「宣戦布告」するという極めて重要な「スピーチ」でした。
TVのない時代、ラジオの前で固唾を呑んで聞き入る国民に、治療をしたオーストラリア系の「ライオネル・ローグ」とともに、堂々と心に響く「スピーチ」をしたのでした。
時を越え、海山を越え、日本の若者が日本中の人々の心をひとつにした威風堂々とした「選手宣誓」は紛れもない“King's Speach”だと感じました・・・。
そう言えば、1年前、復興支援の「慈善試合」で被災地宮城県を本拠とする「東北楽天ゴールデンイーグルス」の主将「嶋基宏」のスピーチも心打つものでした。彼もまた、堂々たる姿でした。
“見せましょう、野球の底力を”
というフレーズも「阿部」君の言葉に取り入れられています。
「アイドル」だって、「野球選手」だって、すっごい感動的な「スピーチ」、心に響く「言葉」を発することができるのです!
・・・なめんなよ! お偉い、大人さんたち!!!
「ガチ」に生きてるかい・・・?
「じゅりな」と「たかみな」も【推しメン】だったんだけど、このところ【しーちゃん】ばっかり応援してたから、たまには二人のことも取り上げてあげなくっちゃ・・・www
とゆーわけでw、今日は【たかみな】の応援動画を紹介します・・・
【たかみな】の素晴らしさも見どころなんですが、もうひとつ注目して欲しいのは二人のメンバーが【たかみな】に送った「あいさつ(手紙)」の素晴らしさです。
その二人とは、「峯岸みなみ」と「麻里子様」(「こじはる」代読)です。
ハロプロのトラウマからw、アイドルや「アイドルグループ」が嫌いになっていました・・・
かつての「あやや(松浦亜弥)」や、かつての「ゆうこりん(小倉優子)」などのように、“アイドル=作られたキャラ”というイメージがあったし、“自分可愛い”な子どもたちが集まった「わがまま集団」という勝手な(あるいは、今も世間の多くが抱いている?)思い込みがあったからです。
ファッションや好きな食べ物とかも、ちょっと「オシャレ」な・・・みたいな・・・www
世の中の出来事というか「社会」とは【無縁】な・・・・
“そんなこと聞かれても、わかんなぁ~い!” みたいなw
“その質問は、ちょっと…。じゃあ、これで会見は終了します!”とか言って、マネージャーが割り込んできたりとか・・・www
“私(たち)は、「夢」を売っているんです・・・”
“だから、「シリアス」な社会とかとは「無縁」なんです、だって夢が壊れちゃでしょ・・・?” みたいな・・・。
「AKB」との出会いの頃も、そうでした・・・
それが次第に惹かれていき、今や「どっぷり」とハマっているのはw、彼女たちが今までとは「違う次元」の高みにいるからです。
私が「AKB」を知れば知るほど感心するのは、彼女たちの発する「言葉」の確かさです。
今や数多くのイベントに参加している「AKB」たちですが、コメントを求められても堂々と受け応えています。
インタビューでも、ありのままの自分を淡々と語ることが出来ています。
たかがm(_ _)m、19、20の女の子たちの言葉がドキリとするほど胸に刺さることも少なくありません。
どうしてだろう・・・?って、ずっと考えていました・・・
で、出た結論は・・・
“ガチ”
なんだろう?!って、ことです。たぶん・・・
きっと、“常にガチに生きてる”からなんでしょう・・・。・・・たぶん
それで、「鍛えられ」ているからだと思います。
「選抜総選挙」なんか、見ている方が切なくてたまらないくらいです・・・
去年、「東日本大震災」後に“真っ先”に支援の声を挙げたのは、「AKB」でした。
誰よりも多くの「被災地訪問」を行い、今も続けているのは「AKB」です。「全員」が体験するまで続けるんだとか・・・(複数回、行っているメンバーもたくさんいます)
そうしたことでも、鍛えられているんだと思います。
シリアスな局面を避ける、逃げるんじゃなく、「直面」することによって、”アイドルとして”“アイドルだからこそ”できることがあるということを「経験・体験」して、彼女たちはより一層鍛えられているのだと思います。
今でも、
“アイドルだから・・・”
できないだろうとか
こんなものだろうとか
上辺だけでしょうとか
「知らない」ひとは言っていることでしょう・・・
特に、「大人」は・・・
けれど・・・
彼女たちも「精一杯(ガチで)」がんばっていることでしょうが、その陰には“周りで支える「大人たち」”もいるということも忘れてはいけないと思います。
そんな「片鱗」のひとつを垣間見た気がしました・・・
昨年、「NHK」で放送された『Documentary of AKB48+1』は、A~Zの項目で紹介していましたが、「K」は「Kageana=影アナ」でした。
「影アナ」とは、ライブの前後に注意事項などを放送する場内アナウンスのことですが、「AKB」ではスタッフではなく「メンバー」が行うのだそうです。
通常の注意事項の他に、“自分らしさ”をアピールするコメントを付け加えて・・・
去年「4番目」のチームとして出来たばかりの「チーム4」“キャプテン代理”「島田晴香」ちゃんの「影アナ」です。
・・・私たち「チーム4」もすっごい楽しかったです。また来てください。チーム4、島田晴香でした。
その後の「反省会」?、先ほどの「影アナ」にスタッフから“ダメ出し”がありました。
どこがいけなかったのか、わかりますか・・・?
真剣に聞くメンバーたち・・・
(スタッフ)・・・最後の「影アナ」で、“また来てください”って・・・・。
“また来てください”って、初めて見た人が多い訳じゃん?! また「来る」のは、自分たちじゃん?!
“また来たいです”でしょ? そういうところ。
“自分の言葉”にしてよ、ちゃんと・・・
こんな風に、細かなところにも気配りしているんですね・・・
そんなスッタフの顔や名前が出ることは、滅多にありません・・・
最後に、「大先輩」の「優子」の「影アナ」を紹介します。
今日は、本当に、「仙台」に来られてよかったです・・・
・・・・・・
私たちは、えぇ…、私たちに出来ること・・・。出来ることって言ったら、歌って踊って、元気を与えることしかないんですけど・・・
みなさんが・・・ずっと・・・笑顔でいられますように・・・あたしたちもみんな笑顔でいます・・・
笑顔の「ギブ・アンド・テイク」で、明るい日本を一緒に作りましょう・・・
今日は、ありがとうございました。大島優子でした。
私は、ずっと「誤解」していました・・・。
人の心に響く言葉は、”頭のいい”(勉強のできる)人たちのものだと思い込んでいました。
けれど、【たかみな】も大事にな時には実に心に響く「いい言葉」を発します。
「ガチバカ3位」の誰もが知る「おバカ」なのに・・・w
「第1位(ガチバカモンスター」の【しーちゃん】だって、母親を感動させるくらいの素敵な手紙を書けるし、「ブログ」にも心に響く言葉が散りばめられています。 (「誤字」は多いけれど・・・w)
「アイドル」だけじゃありません!
今たけなわの「選抜高校野球」の「開会式」での【選手宣誓】は、日本人の心にどれほどの感動を呼び起こしたでしょうか・・・!?
震災から1年後、まだまだ「復興」への歩みもままならない今年の選抜の宣誓は、なんということでしょう「被災地」宮城県石巻市の【石巻工業高校】に託されました。
主将「阿部翔人」(3年)君は、ひと言一言、区切るようにゆっくりと堂々と語りました。
甲子園のスタンド&グラウンドはおろか、TVやラジオの前の日本中の人々、あるいはニュースで知ったより多くの日本人の心を熱く揺さぶりました。
翌日の『Nステ』の冒頭では、ホワイトボードに全文を手描きでみせてくれました。(「宣誓文」は、部員全員でホワイトボードに「言葉」を書き出しながら、考えたのだそうです)
≪石巻工業高校野球部主将「阿部翔人」君の「選手宣誓」全文≫
東日本大震災から1年。
日本は復興の真っ最中です。
被災された方々の中で苦しくて心の整理のつかない方、今も当時のことや亡くなられた方を忘れられず悲しみに暮れている方々がたくさんいます。
人は誰でも答えのない悲しみを受け入れることは苦しくて辛いことです。
しかし日本がひとつになり、この苦難を乗り越えることができれば、その先に大きな幸せが待っていると信じています。
だからこそ、日本中に届けます。
感動、勇気、そして笑顔。
見せましょう、日本の底力、絆を。
われわれ高校球児にできること。
それは全力で戦い抜き、最後まであきらめないことです。
今、野球ができることに感謝し、全身全霊で正々堂々とプレーすることを誓います。
決して難しい言葉は使わず、自分たち、そして全て日本人の「気持ち・想い」を見事に語り尽くしていると思います。
こんなに感動した「スピーチ」は、ここ何年もありませんでした・・・
この映像を「世界中」に配信して欲しいです。
日本は、未だに復興に苦しんでいるけれど、こんなにも「若い力」はちゃんと育っているんだよって・・・。
失礼ながら、「田舎」の「石巻」の(たぶん、進学校ではない)「工業高校」の(おそらく、運動バカの)「野球部」の選手の口から、こんなにも心に響く格調高い堂々とした「言葉」が発せられようとは・・・!!!
(数々の「失礼」をお許しください・・・m(_ _)m )
下世話な話ですが・・・
その日、休憩室で昼食中のTVのローカルニュースで、近くの県立高校の先生がパチスロで不正にコインを入手しようとして「逮捕」されたと伝えていました。
すると、(おそらくその高校のOBと思われる)ひとりが
”あ~あ、○△高校の株が下がっちゃうよなぁ~!”
と、嘆いていました・・・
きっと、日本中の誰もが【石巻工業高校】の株が上がったと思ったことでしょう・・・!
あんなにも「立派な」選手(生徒)を育てた学校なんだから・・・と!
もしかしたら、甲子園の「1勝」より価値があったかもしれません・・・。
”お前、出身どこ?”
”石巻工業です”
”えっ、あの甲子園で「選手宣誓」した「石巻工業」か? そうか、期待してるぜっ!”
みたいな、会話がしばらく日本中で飛び交ったりして・・・w
現役生ももちろん、OBや、これから入ろうと思う「予備軍」も、「母校」に胸を張れる「快挙」だったことは間違いありません。
なことはともかく、被災地だけでなく日本中が暗く沈みがちなこの時に、心に火を灯す素晴らしい言葉でした・・・。
立派な「政治家」「大人」よりも、感動的な見事な「スピーチ」でした。
実は、先週、久しぶりに「映画」のDVDをレンタルしてきました。「東京事変」のCDを返したときに、ついでに2本借りました。1年くらいぶりでした。
1本は『キャプテン・アメリカ』という他愛もない「アメコミ・ヒーロー」の実写版でした。
もう1本は、前から観たいと思っていた『英国王のスピーチ』でした。
これは、「吃音」(いわゆる「どもり」)に悩んだ英国王「ジョージ6世」(「アルバート王子」)の物語です。
「吃音」はとても微妙な病気(症候群)で、原因も完全には究明されていないそうですが、私の子どもの頃にもクラスに一人いました。その子は、明るくて人気者でしたが、いじめられることも少なくないでしょう。「子ども」は、意外に無邪気ゆえに「残酷」でもあるのです。
「英国王」は、”君臨すれども統治せず”と言われるように、今や国民は家来ではありません。
それどころか、「ダイアナ妃騒動」などで国民の心が離れがちでもあります。ようやく、「キャサリン妃」でまた持ち直しつつありますが・・・。
そんな英国王室と国民を結ぶ一番の「絆」は、国が危機に瀕したときに人々の心をひとつにする「スピーチ」なのだそうです。
映画の冒頭、「アルバート王子」時代に、博覧会の閉会式で、緊張から言葉が出なくなってしまいました。ラジオは、無音のまま流されました。いわゆる「放送事故」になってしまったのです。
彼が、英国王「ジョージ6世」として即位したのは、「兄」の「エドワード8世」が離婚歴のある米国人女性との「世紀の恋」を選んで「退位」したから(「「英国教会」が離婚を認めていない)で、国民の心が離れてしまった頃でもありました。
・・・・・・
映画のラストは、ヒトラー率いるナチスドイツがポーランドに侵攻して、イギリスが「宣戦布告」するという極めて重要な「スピーチ」でした。
TVのない時代、ラジオの前で固唾を呑んで聞き入る国民に、治療をしたオーストラリア系の「ライオネル・ローグ」とともに、堂々と心に響く「スピーチ」をしたのでした。
時を越え、海山を越え、日本の若者が日本中の人々の心をひとつにした威風堂々とした「選手宣誓」は紛れもない“King's Speach”だと感じました・・・。
そう言えば、1年前、復興支援の「慈善試合」で被災地宮城県を本拠とする「東北楽天ゴールデンイーグルス」の主将「嶋基宏」のスピーチも心打つものでした。彼もまた、堂々たる姿でした。
“見せましょう、野球の底力を”
というフレーズも「阿部」君の言葉に取り入れられています。
「アイドル」だって、「野球選手」だって、すっごい感動的な「スピーチ」、心に響く「言葉」を発することができるのです!
・・・なめんなよ! お偉い、大人さんたち!!!
「ガチ」に生きてるかい・・・?