初めの一歩

日々のことを思うままに

お尻からしっぽ

2008年10月08日 08時25分55秒 | 家族
義母が歩いていると長い白いしっぽが生えていた。
なんだろうと見てみると、

トイレットペーパー  しかもトイレからつながっている。
「後ろになんかついてますよぉ。」と言うと
顔を赤らめて笑ってしっぽをたたんでいた。

すごい、切れずにすごいもんだ。
トイレの戸が開いてたのがよかった。(良いのか?)

義母は、ボケ防止(差別用語のため、認知症予防)の為、10年以上折紙をしている。
広告などで、折っているのだが、折る量が半端じゃない為、あげる人が追いつかない。
で、私が渡すということで、内緒にして処分している。


折り紙のおかげなのか、比較的認知症は軽度ですんでいるような気がする。

高齢者になると、意欲、好奇心が低下している人としていない人では異なる。

義母は、一人暮らしを15年ほどしていたが、その時、自分でとりあえずの自宅の管理はできていた。
食事の材料などに関しては、集3日、行商の人が家まで来て届けてくれていたそうだが。。。

同居をすると、依存心が高くなり、やってもらうのが当たり前になってしまった。
その為、自分ですることが少なくなり、(自分のしたくないことはしない)
折り紙だけが好きなことだったので、それだけを続けているような感じだ。

これでは、いけないと
散歩の習慣化(いやいやだが、がんばっているようだ)
できることはしてもらう(食器洗い・自分の下着の洗濯)
銀杏割りや、枝豆を枝からとるとか、絹さやの筋とり、
ぼろ布を切ってもらうとか、
できることを探して、なるべくしていただくようにしている。
で、
感謝を忘れず。。

たぶん、田舎だったらもっと仕事はあるだろうなぁと思う。
畑があれば、一日畑で作物の成長をみることができるし、
高齢者でもできる作業はある。

今住んでいる地域は、農家の人が直売所を畑の隅っこに作っていて
あまった作物を売っている。
もちろん無人の直売所もあるが、そこにご高齢の方が店番をしてたりする。
いい仕事だなぁといつも思う。

接客は、とてもいい高齢者の仕事のような気がする。
お釣りなど計算も頭を使う仕事だ。
時間に追われず、看板娘として働くのはとてもいい。

報酬は、あまった野菜を一袋でいいから、(なくてもいい)
半日でもいい、そういう仕事が高齢者にあれば
生きがいもあるだろうと思う。


自分も順番で高齢者となる。
自分の生き方、しっかりと見極めて、どうしてすごしていくのか、
ちょうど、折り返し地点に来た今、考えていくことが大切と思った。



朝から、またまたNYダウ500ドル超下落。。って
どこまで進む株安。。

ふぅ。





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