あぜ道日記

田舎暮らしの中で、自然や季節の花々、時々お出かけを、写真で綴ります。

火渡り(その2)

2017年01月20日 | 年中行事

お寺を出発した一行が火渡りの会場まで来ました。
すぐに点火すると思いきや、ここからまたさまざまな儀式がありました。

儀式の意味など書かれたWEBを探しましたが、はっきりとわかりません。
色々なお寺でやっているようで、それぞれ順番とかやり方が微妙に違うような・・

新潟県の法音寺大日堂というお寺のHPに火渡り修業の事が載っていたので引用しておきます。

柴燈護摩(さいとうごま)とは、山伏修験の行者が大地に炉を作り、薪を積み上げ、柴をたいて 修する護摩法です。
この柴燈護摩の御祈願が終了した後、残り火の上を山伏僧侶達に続き、お参りの方お一人お一人に 裸足で渡って頂くのが、火渡り修行です。

行事当日、山伏僧侶を先頭に法螺貝を吹き鳴らしながら本堂前より「六根(眼・耳・鼻・舌・身・意)清浄」を唱え、柴燈護摩壇が設けられている火渡り道場へ進列します。
道場の入り口では問答があり、その後入場します。
まず初めに、道場内に「弓と矢」により結界が張られます。
そして、「斧と刀」により魔を祓い、 入場後、御本尊様に願文が奉読された後、護摩壇に点火され、参拝者の「家内安全」「除災招福」「身体堅固」「当病平癒」「商売繁盛」「交通安全」「五穀豊穣」等の心願諸願の成就を願い、お経が唱えられます。
その後、柴燈護摩の残り火の上を山伏僧侶に続き参拝者一人一人が裸足で渡ります。

なるほど、これを読むと少しわかってきました。
所々抜けていますが、ダイジェスト版でどうぞ。

「斧と刀により魔を祓う」という場面は、あの4人衆が順番に登場し、最初は斧を持ってお祓い。








次の1人が刀を持って登場しました。









弓を持って登場した人に、もう1人の人が矢を差し出し、四方の空に向け放ちました。
そのあと柴燈護摩壇に向かって放ちました。









点火用の松明が登場しました。









松明に燈明から火が付けられました。









いよいよ点火です。









最初は白い煙がもくもくと出てきました。









太鼓が打ち鳴らされています。









山伏たちはお唱えを続けます。









煙が少なくなり、炎が燃え上がりました。









見物人に小さい細い木が配られ、火に向かって投げるように言われました。
火までは届かないので、落ちたものを集めて火に入れています。









木の角材を残して燃えてしまったので、残った角材で、火渡りの道を作っています。




いよいよ火渡りが始まります。
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