Far Rattan

タイトルの後に邦題があるものはJP版です。

Rome 104 : Stealing from Saturn

2010-04-08 | TV Series
ローマから逃げ出したポンペイウス達のキャンプ。これじゃ避難民だと嘆く議員たち。
ポンペイウスは作戦だと強調、ポンペイウスの息子クィントスも同行しています。
外では拷問が行われています。
「黄金を運ぶ途中で、シーザーの斥候と出会って打ち負かされた」と拷問を担当したクィントス。「シーザーの元には渡っていないと報告があった」とポンペイウス

ローマでは13軍団が到着し、厳戒令がしかれました。



でも、市民は一人として外に出ていません。人々はみなジュピターに祈りを捧げています。
シーザーも宮殿にやってきます。何用か?と問われ、「自分の取った行動は正しかったのかと神にお伺いしたい。ローマ市民の為に」と申し出ます。
「軍装のままローマに入ったのだから良い事は無いだろう、次の晴れの日に占おう」と卜占官。その頃、シーザーの事務官奴隷が、アティアの奴隷に会いに行きます。宴の打ち合わせのようです。


「シーザー様はアティアさまを頼りにしている」
「奥様はいかがしたのか?」
「カルプルニアさまは美しく品があればそれだけで良い。お飾りだから」
そういって招待状のリストを渡します。受け取ったアティアの奴隷は奥様の元へ。
「あら、セルウィリア?なんであの枯れ木を?どうして?」露骨に嫌な顔をするアティア。
「そうか、ブルートゥスがまだシーザーの友と示すためね。民衆の人気のある彼を」

ルキウスのところでも、新しく商売を始める為に小さなパーティが開かれることに。
今日は日が良いそうです。



ヤヌス神に祈りを捧げていると、そこに伝令が、アントニウス将軍がお呼びですとやってきます。
出向くと将軍はルキウスに言います。
「私はお前を逃亡兵として処刑することも出来る」脅しをかましてから、軍隊に戻るように勧誘しますが、「自分で選んだ道ですから」と変に頑固。

一方、占いのおばばに占ってもらう。ニオベ。
「秘密は守られるわ。あなたの旦那は大金持ちになれるわ」
お店を開いたルキウス、パーティにやってきたのはニオベの妹リュデと夫のエウアンドロス・・
あれ、ニオベのお相手だわ。ギリの弟だったのね。美男です。



アティアのパーティ。
派手です。そして、「あなたにはどうしても来ていただきたかったの。セルフィリア!まだお友達でいてくださるわよね」とおべっか。シーザーの愛人じゃ疎かには出来ない。
彼女が去ると直ぐ侍女に「化粧は上手いけど、アレでシーザーの愛人ってのもねぇ」

そこにシーザー到着。セルフィリアのまえで立ち止まり、
「よく来てくれた。息子が居ないのが残念だが」「お許しを息子も変らずあなたの友です」
「良く判った。私が彼を恨むことは無い」「ありがとうございます」



早馬で駆ける数人。指揮はポンペイウスの息子です。偽ってローマ市内に侵入します。



ルキウスのパーティは盛況のようです。
ニオベは義弟が気になってしかたない様子、しかも赤ちゃんが泣いています。
長女があやしていますが・・おなかがすいたのでしょう。大声で泣いています。
妹は姉と夫の関係を知っているのでいたたまれないように中座します。
パーティの食事が終わって音楽とダンス。あの隊長が踊ってます。



へへ、娘さんとでした(笑
訳知りの女友達が、「どうして妹さんを呼んだの、早く返したほうが良いわ」といいます。「だって、姉妹ですもの仕方ないわ」とニオベ。
大分酔っ払って、いる妹は上機嫌で男と踊っています。何を言い出すか判らない状態です。
「エウアンドロスに言って連れ帰ってもらって」と女友達に頼みます。
義弟は妻の元に行き「さ、帰ろう」と連れ出そうとしますが、嫌がるリュデ「英雄さんにあの面白い話を聞かせる?」
泥酔している妹が、何を言い出すかと気が気じゃないニオベ。



もめているので、ルキウスがどうしたと近寄ってきます。がけっぷちニオベは顔をしかめて泣き出し、連れ出そうとする夫の手を振り解こうと妹が暴れ・・
パーティの祭壇にあったヤヌス神の像を壊してしまいます・・不味い。

アティアのパーティ。良く肥えた大卜占官に近づきそっと尋ねるシーザー。
「奥さまセシリアさんお元気ですか?(事務官に名前きいたんですけどね)誕生日を忘れてしまっていて、プレゼントを改めてお送りしたいと思うのです」とシーザー。



賄賂の交渉はお互いにお得意のようで、淡々と応ずるシーザーと今こそガメ時と欲の皮つっぱらかす大卜占官。結局提示の10万が倍に。支持を取り付けました。
事務官に大卜占官に20万と書き留めて置くようにと告げるシーザー。
「がめつい奴」だと事務官がぼそ・・シーザーの軍団は余りお金を持っていないのですよ。

パーティの後。明日ヤヌスの神官に祈ってもらいましょ」頭を抱えるルキウス。
「不吉の兆しはぬぐえない。妹夫婦は二度と招くな」
そこへあのポンペイウスの息子クィントスが押し入ります。
「黄金はどこか答えろ」「黄金とはなんだ?知らないことは答えられない」
剣を抜く将軍。奥様捕まります。



「金庫にあった黄金だ、父の部下から奪っただろう?」「何も奪ってはいない。誤解だ」
「13軍団の斥候隊長だっただろう?先週街道で穀物の荷車を止めたな?」
「ああ、荷車を残して変装した兵を追った」「積荷は?」「そのままにした、その後は見て無い」「嘘つきめ!殺せ!」

そこに輿に乗って、お祭りのようにやってくるタイタス。あの少女も着飾っています。



当惑するルキウス・・なんだこれ状態です。
「どうした顔色が悪いぞ?!なんだこいつら」タイタス
「クゥイントス将軍だ、ネプチューン海艦隊司令官だ」
「お金をお探しだそうだ」とルキウス。「俺は気が短いんだ」とクィントウス
「身長もだね、消えなよ」と言いながら金貨をばら撒くタイタス。
兵はそっちに気を取られて、あっという間にタイタスの餌食に・・

縛り上げられた将軍。
「クゥントウスを川に捨てて荷車を手に入れて、埋めた黄金を掘り出して、そのまま逃げる」とタイタス。
「だまれよ!お前は俺は大泥棒だと吹聴して歩いた。うちに泥棒がいると回りは明日には知れる」と苛立つ隊長。
「どうしろと?」
「返すんだ!ポンペイウスの息子を土産にシーザーに返せば良い」
「それは嫌だ」と素直なタイタス。
「これは命令だ!」・・・既に隊長に戻ってます(笑
「山分けしようとおもったのに・・」
「命令だ!突然押し入られて女房が殺されかけて・・」怒る隊長。
「判りましたよ・・なら一緒に来てください」「お前が招いた面倒だろ!」
タイタスはクィントスを担いで隊長の家を出てシーザーの元へ。

アティアのパーティ会場、奴隷がシーザーに耳打ち、中座して外に出ます。
それを見たアントニウスが付き添います。外に出ると、タイタス・プッロ。

「プッロ!この悪党め、今度は何をした?」とアントニウス。
「将軍・・実はヴォレヌス隊長にいわれて・・これクイントゥスです」とタイタス。



説明を求めるシーザー。
「その黄金はポンペイウスの手には渡っていないのだな?」とシーザー
「ええ」「黄金はどこにある?」
「安全な場所に私が埋めました。フラミニア門を出て2マイルほどの森の中に」
天を仰いで感謝を述べるシーザー(資金繰りが出来ました)そしてクィントスに向かって、
「私はお前の父と一族を尊敬している」
「へ!クソ食らえ!裏切り者の癖して」
そこへオッタヴィウスがやってきます。物陰から様子を伺います。
「生かして返してやる。休戦の使者としてな」とシーザー。
「休戦ですって?勝利が目の前なのにですか?」とアントニウス
「黙っていろ!好条件で休戦を申し入れる。戦いを続けるなら、それはお前の父や仲間の責任だ」とシーザー
「父は休戦しない。お前を中央広場に死体でさらしてやる」と威勢の良いクィントス
シーザーの休戦状をしたため、ポンペイウスの元に倅を帰します。
「助けたことを後悔しますよ、奴は大悪党だ」とアントニウス
「後悔してたら切りがない。プッロと森へ行け」とシーザー。
「プッロ!お前はおろかで無能な泥棒だ、だが過去の手柄に免じ、おろかなのは正直ゆえと考え今回は罰は免除する、逆に褒美をやろう。お前は幸運の女神に好かれているようだ」
アントニウスに向かって、「金100枚を与えろ」
「ありがとうございます」嬉しそうなタイタス。
シーザーはアントニウスに向かって小声で忠告します。
「アントニウス、敵の前で私の判断に異議を唱えるな」
プッロと共に森に行くアントニウス。
「私も休戦は得策とは思えません」と進み出るオッタビウス
「条件によるだろう?」
「ああ、ポンペイウス以外の議員に好条件を付けるのですね?」
「賢いね」と微笑み。
う・・と言って、突如硬直する将軍。
事務官とオッタビウスとで一目につかないところへ運びます。
「堪えてください。今一目につかないところにお連れします」
「どうした?毒か?」とオッタビウス



「時々発作を起こすのです、直ぐ治まります。ドアを閉めてください。だれにも知らせてはなりません」



てんかん発作ですね。アポロに呪われているなんて、昔の人は面白い。
パーティでは、セルフィリアが眠るように横になります。奴隷が客室に連れて行きます。

気がついたシーザーは、オッタビウスに「オルクスに誓え!誰にも言わないと」僕は驚きが先で、頷くことしか出来ませんでした。
パーティは終わり、奥様に「ポンペイウス打倒の作戦があるので先にお帰り」と言って輿で返すシーザー。シーザーは酔った振りして客間で運ばれ待つウルフィラと逢瀬。
泣きじゃくるアティア。「私は一人ぼっち」不器用な息子はそっと抱きよせます。

一方、倅が持ち帰ったシーザーの手紙を屑だ!と丸め捨てるポンペイウスにブルータスは一抹の不安を感じます。手紙を拾って読み上げるキケロ。
「これは休戦の申し込み!条件は?彼の要求は自らの免責とお互いの武装解除だけだ」
「お互いの?!休戦には応じられない!私は執政官で奴は反逆者だ!」とポンペイウス
「冷静に、公平に考えましょう、彼はだれも殺して無いし略奪もしていない」ブルータス
「休戦を考慮すべきです」とキケロ
「これはわれわれを分断する計略だ」とカトー
「君らは女々しい!」とポンペイウス

宮で、祈りを捧げる隊長。家には義弟。
「夫を愛しているから二度とここには来ないでと言ってくれ」とニオベに言う弟。
「あなたを愛してるわ、子供たちの魂に掛けて」嘘がつけないニオベ。



そのシーンをタイタスが見てしまいます。
タイタスの訪問に気がついて慌てて対応するニオベ。
「隊長は?」
「祈りに、座って。お水をどう?」と何も無いように振舞うニオベ。
でもタイタスは知ってしまいました。

広場では、シーザーの占を大卜占官が執り行います。



シーザーが神から許されるかどうか、大卜占官が・・既に20万で落としてありますが・・・民衆の前で宣言するのです。そして空を見上げる司祭たち。
「吉兆が示された」と大卜占官



微笑むシーザー。計画通りローマに進軍した罪は咎められませんでした。

Ray Stevenson ... Titus Pullo
Kevin McKidd ... Lucius Vorenus
Polly Walker ... Atia of the Julii
Kenneth Cranham ... Pompey Magnus
Lindsay Duncan ... Servilia of the Junii
Tobias Menzies ... Marcus Junius Brutus
Kerry Condon ... Octavia of the Julii
Karl Johnson ... Porcius Cato
Indira Varma ... Niobe
David Bamber ... Marcus Tullius Cicero
Max Pirkis ... Gaius Octavian
Nicholas Woodeson ... Posca
Suzanne Bertish ... Eleni
Paul Jesson ... Scipio



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