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Far Rattan

タイトルの後に邦題があるものはJP版です。

Torchwood

2016-06-13 | Gay Film
こんにちは。お久しぶりです。

じっとりと朝から雨の月曜日はいつも落ち込む・・・

夕べ景気つけにプロデューサーズを見ました。
大好きなかわいいネイサンレインにウィルフェレル。好きな俳優さんたっぷりで大好きなんですけど、話がいまいちなところもあって・・単なるコメディと化していますわね。

正直言って頭痛くなるので、劇場でミュージカル映画を見ることは稀です。
でも、当時見に行きたくて丁度友達とも時間が取れたので、見に行きました。
楽しかったです・・でも、お目当てだった二人はそりゃそりゃ素敵に演じていましたが、何よりも印象に残ったのは、ジョンバローマンでした。2005年映画なので、もう11年も前の事ですね。

劇中劇の春のヒトラーでリードテナーやっています。
誰よりも目立ってた。おお!と思うゴージャスぶりで・・いやぁGary Beachさんのデブリーズにはかなわないけど・・・かれQAFにも出てますね。パフォーマーとして・・バローマンは思いっきり楽しんで歌っているさまが印象的でした。

The.Producers+JohnBarrowman.mkv


で、しばらく放置。。だって、ミュージカルはいまいち範疇から逸れているから。
それにドクターフーはあまりに息が長くて、24と同じで見切れないと思っていたから手も付けてなかったし。ま、デスペHWだって、見てないし。ネイサンフィリオンは好きだけど・・
なんだかフーというと昔のパートウィパパの印象が強くて、新シリーズに魅力を感じていなかったです。
こうなったら、新シリーズを見なくちゃだめかなぁ。
QAFのUK版でエイダンギレンのスチューに恋するクレイグケリーのヴィンスのお気に入りドラマってイメージが、二人で言い合うDrフー役の歴代俳優たちの名前。今の新シリーズは入っていないんだけど(QAFが1999年だから)それぐらいイギリスじゃ定着してるドラマだしなぁ。古いのはともかく、バローマンが出てる分だけでも・・・見とくかなぁ。

バローマンを見たのはゼロダークサーティだったけど、映画は見たけど、覚えていない。
で、アローで、マルコムやってたわ。見たことあるわこのひと・・・ぐらいだった。歌ってないし(笑
なかなか死なないのは彼の定義になっているのかしら。じきアローの4も出ますね。3も買ってないけど。

で、関係なくUK版のトーチウッドは買ってありました。1~4までのコンプリート。誰かおすすめしてくれたし。
で、やっと見ました。そりゃ大人のDrフーを目指したと言うけど、そんなに大人じゃない気がする。
そりゃ、バトルスターとかと比べるのが不味いんだけど。娯楽TVとすると合格だけど、チープ感はぬぐえない。
でも、素敵だったわキャプテン。
今まで最高のキャプテンはなんと言ってもファイアフライのネイサンフィリオンのまるなんだけど。
バローマンって、QAFのブライアン役のゲイルハロルドとかぶるところがあると思ってたけど、今見るとゲイルの方が暗い・・

で、トーチウッドは、見て楽しめ!的なTVドラマです。
基盤があるようなないような。トーチウッド自体は流動的な組織で、主にエイリアンとそれらが作り出す現象を取り扱う・・極秘のはずがとっても大っぴらに活動しています。
初期メンバーは不死身のキャプテンハークネスとS1で新メンバーになる警察官のグウェンその代りに抜けちゃうスージー(ルーサーの奥様役やった人だね)それにドクターオーエン。この人はパシフィックリムでも教授役やってる。うまい人だわ。それにPC関連の天才日本人役の森さんはトシコサトー。で受付とお茶くみのイアント。かわいいだす。この人。美人じゃないけど。

で、つぎつぎとメンバーが死んでしまって、初期から残っているはキャプテンとグウェンそれにご主人のリース。
シーズン4も11年に終わって悲しいことに不完全燃焼です。もしかして本家で完結してるのかなぁ?

才能豊かな俳優でパフォーマーで挙句に長身の美男。建築家の旦那とも仲良さそうで、うらやましい限りですわ。



To Wong Foo Thanks for Everything, Julie Newmar (1995)

2016-04-30 | Gay Film
そんなに昔だったっけと思うけど、実際に見たのは制作してから7年後ぐらいだったと思う。
で、21年経って、また見たいと思った。あはは。ウェズリースナイプスだよ~~♪



元々優しい顔立ちのパトリックスウェイジは女装しても優しいイメージ。なんだかパラダッキとかぶる。
で、最後にハリウッドでドラックイーンの女王になるチチはJohn Leguizamoさんで、ああ、どこかで見たなぁって俳優さん。
キックアスだとかロミオ+ジュリエットとか・・



ドラックイーンのNYCで優勝したヴィーダとノグゼマの二人。全国大会のハリウッドまで、ヒスパニックのチチを連れて行くことに。ちょっと軽くておバカないかにも女装した兄ちゃんが旅で恋をして身を引いてだんだんドラックィーンになっていくさまと、ヴィーダの情とが相まって、田舎町で繰り広げられるいかにもありそうなどんくさい田舎がちょっとづつ変わっていく様と、最後の全国大会で一皮むけたチチの色っぽさと風格にやられますなぁ。あはは。

単に女装だけで、まるでエロいところはないし・・でも一応Gayに入れてしまうわ。
最近、まともにGayフィルム見てないので、偉そうには言えないけど・・・

脇役で出てくる俳優陣も納得のArliss Howardさんとか、ジェイソンロンドンとか。。めちゃ若いわ。
いやぁそれにロビンウィリアムズもチョイ顔出してるし。涙。

で、ついでに、同じような女装物に出てる意外な人がいて・・・Michael Rosenbaum。男らしい人なんですけどね。



ヤングスーパーマンでレックスルーサー役だった彼が、そろりティボーイズで女装してました。

恋するリベラーチェ 

2014-09-22 | Gay Film
原題をBehind the Candelabraと言います。
アメリカHBOのTV映画です。
マットデイモンなので、無条件で購入しました。13年の映画ですね。

で、これだけ盛ったマットデイモンは初めて見ました。あははは。
どのぐらいというと、かなりです。インタで当人がはまるぐらい衣装合わせをしたというのですから、結構、力入ってます。

結構マットの出演作は日本でも公開されているので、お目にかかるチャンスが多くてありがたいです。
1922年の School Ties が初めて見たマットでしたが、若くてちょっとかわいい子でした。意地悪な役でしたが、主人公よりも印象がいいんです。もちろん美青年です。
レインマーカーとか、ジェロニモ、それにオーシャンズ。いきなり僕から転向したボーンシリーズ。それに、戦争ものとしては不朽の名作のサイビングプライベートライアンの当の主人公。
これに、ネイサンフィリオンも出ていて、アイダホライアンでしたっけ・・・トムハンクスは苦手なんですけど、好い映画でした。
最近のマットはコンテイジョンかな。ウィボートザズーとか。。で、コメディタッチの最近パパもやるようになって、美青年の頃が懐かしいなぁと思っていたら。これですよ。



厳しい?

えっと、まずリベラーチェ氏を知りませんでした。ショーピアニストで、当時かなりの人気者だったみたいです。WIKIに写真がありますが、美男です。
で、このリベラーチェさんのピアニストというよりも、時代がOKになったので私生活の方がメインです。
特に彼の運命の人になるScott Thorson。
二人の関係を描いています。

そりゃゲイですから、キスもあるし、一応ベッドシーンもあるしですが・・・ま、色気がないのはおじいちゃんとマットだからでしょうか?
気にしていたらきりがないけど、あら、やっぱりと思うです。

そりゃま、仕方ない。セバスチャンとルーカスみたいにはいかない。(誰って聞かないで・・言えないから)

ショービズ、ラスベガスで人気者のリベラーチェ。



そのリベラーチェの友人で、バーでスコットを見つけたボブがディナーショーに連れてくるところから始まります。
そりゃ。一目で気に入るリー(リベラーチェ)です。彼のわんこのお目めの薬をドッグトレーナーだったスコットが調達する=親しくなるってことで、ま、積極的に攻めていたのはリーの方でした。


お食事に招き。



で、今の仕事を辞めて、自分の所に来るように勧めます。
悩んだスコットですが、養子先の人のいい夫婦の元を出て、リーの宮殿のようなお屋敷に。

そして、舞台にも出たりして。



そんなある日、TVに映った自分をおやじそっくりとおののいてDrの元でリフトアップの手術を受けることに。
それがまた、ロブロウで、意図してるのかどうだか、いやらしー感じのスリムなトラボルタみたいでした。


呪術は見事に成功。


そして、スコットにも、整形するように言います。まずはダイエットしてから。カリフォルニアダイエットと称して、依存性のあるお薬が処方されます。
これがもとで情緒不安定になるスコット・・いや、それが原因とは言い切れないけど、あっちふら、こっちふらのリーも悪いし。独占欲強いし。

でも、その薬のおかげでスコットは肉体美。このころが一番二人の仲のよろしい頃でした。





えっと、マットがおじいちゃんに乗っかっているのがすごい違和感あったです。
ええ、そんなタイプじゃないですよねぇ。二人とも。でもうまく演じてます。あのマイケルダグラスですよ・・・あの・・

で、いよいよスコットの手術の日。


なんだか微笑ましい親子のようになってきていた二人です。





リベラーチェのママが亡くなるころには、二人の仲は行き違いが増え、ついに新しい恋人までできてしまいます。そんなときに、育ての親が亡くなったとスコットに電話。



優しくされて、ついついぼろぼろ泣いてしまうスコット。

でも葬儀から帰ると、そこに自分の場所はありませんでした。新しい恋人が居座っています。
追い出されて、結局は裁判に持ち込みますが、少しばかりのお金しか手元になく。
地味なお仕事をして食べていくスコット。

ある日、リーから電話があります。
だいぶよわているようです。
そこで初めて会いたいと言い出すリーですが、ベッドサイドにたつと、ほんの数人にしか見せなかったはげたおじさんのリー。
華々しいステージからは想像できないぐらいです。



それでも、結局は恋しいスコットに許しを得て・・葬儀。
スコットはそこで華々しかったリーを思い起こして、映画は終わります。







なんていうか・・こんなゲイフィルムはそうないなと思いますよ。
かなり見てきましたけど・・・お勧めしても好いと思います。ゲイですけど。
スクールタイズとりぷりーとこれでマットはゲイ映画3本目ですね。ほかにもあるのかしらww。





Judas Kiss

2011-11-07 | Gay Film
サイファイ???

と思っていたらファンタジー系のサイファイ。最後は笑っちゃうハッピーさ。

チャーリーデビッド君もゴージャスだったけど・・美男美女がたっぷりで目の保養。
お話ややこしくも簡単なストーリーだったのでころころ楽しめました。

Wolfeヴィデオなので、リージョンフリー。PCで見ましたが、リーフリソフトなしで見られました。

パーティで、ちゃっちいオーディション落ちの俳優にも振られちゃうザッカリー。



おともだちのトフィに頼まれて、大学の映像科のフィルムフェスティバルの審査委員としてキーストーン大学に行って欲しいと・・
お駄賃まで貰ったので仕方なく出向きます。

きれいな大学構内はUW(ワシントン州シアトルのワシントン大学通称ユーダブ)のようです。
そこのフィルムフェスティバルのトップの学生の作品を見て、インタビューをして、優勝者を決めるというもの。

で、やってきたザックは警備のおじいさんにわけのわからん事を言われて当惑・・???



到着した夜にバーのGayNightで若い兄ちゃんに誘われてそのままデリバリーといういい加減さ。



さて、インタビューと審査。
そこにダニーレイズのジューダスキスという作品。
それを知ったとたん、ザックは混乱します。コレは自分が15年前に作ったフィルム。
インタビュー審査にやってきたダニーに、お前はダニーじゃない!とまで叫ぶしまつ。

警備のおじちゃんはまたわけのわからない、自分の未来の為のキーだから・・と???

ザックは、奔放な生活をするダニーをいさめ、本当に自分に必要な人間を撰ぶように諭します。
だってザックは名前を変えて生きなくてはいけなくなってしまった15年後のダニーでしたから。
自信過剰から間違ったパートナーを選びせっかくの才能を台無しにしかけていたザック。
神様に二度目のチャンスを与えられたのです。

ま、細かい事はまたにして、とにかく楽しめたので満足。
ダニーがシェーンを撰んでいたら、今までと同じザックのまま。これシェーン。ダニー君のくりんとしたおしりが可愛かった。



でも、ダニーはザックの言葉を聞いて、しっかりCWを撰びました。こっちCW・・





最後はあのパーティと同じ屋根の上。
CWと二人仲良く並ぶザック・・いえダニーは幸せそうでした。



あの警備のおじさんもチャンスを与えられたザック=ダニーなんですね。

Sean Paul Lockhart...Chris Wachowsky
Richard Harmon ...Danny Reyes
Genevieve Buechner...Samantha
Charlie David ...Zachary Wells
Dennis Bateman ...Jude's Father
Timo Descamps ...Shane Lyons
Julia Morizawa ...Abbey Park
Julian LeBlanc ...Nate
Vince Valensuela ...Daniel Reyes Sr.
Ron Boyd ... Ralph Garlington
Tim Foutch ... Tommy
Laura Kenny ...Mrs. Blossom
Iain Dunn ...Young Danny
Troy Fischnaller ...Topher Shadoe
Sharon Savene ...Sarah


Son of No One/ 陰謀の代償 NY コンフィデンシャル

2011-11-05 | Gay Film
何故でしょう?6月に日本公開で、先日DVDでました。

ええ、今週末にUSで公開になる一品です。

アルパチーノが老刑事役で出てきますが、なんだか精彩が無い。
かえって、ギラっとしたRay Liottaさんの色気と毒気(こっちの方が強い)にやられそうになりました。
まずい。

チャニングは、犯罪物のコンプレックスたっぷりの警官役ってば、一番良いような気がする。
笑わない、ごつい、朴訥。どれを取ってもハマる役柄です。
もちろんにたらぁと笑いますが、どうも、フレディマーキュリーの様な・・いやらしさ・・おっとっと・・・
カテゴライズおかしい?・・でもヴィニーのシーンでGayFilmに入れます。

で、今回、このチャニングの子供の時の役。主にミルクと呼ばれる少年時代を、かわいい僕がやってました。
あらぁ。ナイトミュージアムの子です。



血まみれの殺人犯ですが、ま、正当防衛プラス事故って感じだから、訴えられても大丈夫じゃない?!って思うぐらいですが、金の無い家の子は、有罪少年院がお定まりだから・・・・

奥様役はケイティホルムズ。洗脳Disturbing Behavior の時からすると老けたね・・ケネディーズを見忘れちゃったから、残念だったんだけど・・・

お話は、少年ミルクがおばあちゃんのお金をちょろまかす男の銃を奪って、追いかけられ、隠れるところから始まります。
クイーンズボロという低所得者向けのアパートで、よたものが沢山住んでいる集合住宅。
その男の武器を奪いおばあちゃんから年金を脅してピンはねするのを阻止しようと銃を奪い・・・階下の友達ヴィーニーのアパートに逃げ込みます。追ってくる男をその銃で殺してしまい、友達と死体をゴミ箱へ。

それを見ていたジェロニモという与太ものがミルクを脅して金をゆすろうとします。
その男も突き飛ばし弾みで階段を転げ落ち、頭を強打して死亡。
14歳にして、二人の男を殺してしまったミルク。

警察のチーフ・チャーリースタンフォードはそれを見抜きますが、この2人の殺人事件をコールドケースに。
だってミルクの死んでしまったパパはスタンフォードの相棒だったんですもの。遺児をしょっ引くわけには行きません。



レコード店の店員をしていたホワイト@ミルクが、30になってから警官になります。
そして、スタンフォードの後継と噂されるマザーズ署長が何かと突っかかって来ますが・・それもそのはずスタンフォードとはツーカーの仲ですから。ホワイトの仕業も知っているわけです。

でも、汚点を残したくない時なのに、地方新聞に匿名の手紙。
16年前の殺人事件をコールドケースにした悪徳警官が居ると・・・コレはいただけない。
で、当の犯人のホワイトなら、巧く漏らさずに処理するだろうと、担当にします。

記事を書く女性記者が殺されます。一体、新聞社に手紙を送っているのは誰か?裏切り者は誰か?
終始暗い 暗い音楽と、チャニングのでかいアップが続く犯罪物でした。

腑に落ちない・・・コレで良いのか?と思う結末ですが、まぁ良いんでしょ。
にしても、あの僕ヴィーニーが髭ズラになっちゃってたのは少し寂しい・・・

Son of no oneは殺された女性記者の一言です。警官の息子は警官。でもあなたは誰の子でもないのね。
警官ってそんなに評判悪い憎まれ者なんでしょうかね@クイーンズ地区・・・

お話は、また暇になったらUPします・・・チャニングの良いキャプがないな・・・まあどれでも同じ感じだけど。

Al Pacino ...Detective Charles Stanford
Channing Tatum ...Jonathan 'Milk' White
James Ransone ...Officer Thomas Prudenti
Ray Liotta ...Captain Marion Mathers
Katie Holmes ...Kerry White
Ursula Parker ...Charolette 'Charlie' White
Brian Gilbert ...Young Vinnie (Carter)
Tracy Morgan ...Vincent Carter (Adult)
Jake Cherry ...Jonathan 'Milk' White (Young)
Simone Joy Jones ...Young Vicky (as Simone Jones)
Juliette Binoche ...Loren Bridges
Lemon ... Geronimo (as Lemon Anderson)
Roger Guenveur Smith ...Hanky
Michael Rivera ...Dominican Nada Puerto Rican
Sean Cregan ...Martinez


The Mechanic

2011-08-29 | Gay Film
いやぁ。ひたすら楽しい。

よこしまな目で見ると、スティーブが巨漢とやりあうシーンは引きつった顔といい、とても可愛くてよかったです。このシーンがあるので、色っぽいことは皆無だったけど、Gay Filmにカテゴライズします。

へそ曲がりのスティーブ。
もう少し真摯であったなら、良いアーサーのパートナーになれたことでしょうに。
でも、その屈折度合いがまた魅力なのかもしれません。

前回にUPしたイーグルでもご出演のサザーランドパパ。
素敵です。1935年7月17日生まれだそうです。つう事は・・・76歳。うちのじじさまと余り変らないお年。おお。親しみが:)
とにかく良い俳優でつくられていまスので、お話とても素敵でした。
こうなると元を見たくなるというものです。
チャールズブロンソンがアーサー。スティーブにジャンマイケルビンセント1972年の制作ですねぇ・・覚えておこう。
もうひとつドルフラングレンのメカニックという作品もありましたが、コレって最後のCがKで終わってるんです。お話も違うみたいです・・おお、ドルフラングレン主演、監督、シナリオだぁ・・・おっと、蛇足すぎました。

今公開中ですので、粗筋を知りたくないわ~と言う方は、クリックしないで下さいね。
ジェイソンステイサムお好きな方なら、笑え!と叫びたくなるほど笑わないので、ヒューマンな彼を求めなければ、ニヒルで素敵です。トランスポーターみたいなもんですかね。
ああ、13頼むの忘れてる・・・


今回お話素敵でしたので、ほぼマンマ載せてあります。
興味のあるかた、ネタバレ恐くないという方は、下の画像に拙宅へのリンク貼ってあります。お写真60枚でかなり長いですが、良かったらお訪ねください・・ま、リメイクですので、お話はもう広まってますけど・・・

それと主人公、アーサービショップの呼び名が、劇中ビショップと姓で呼ばれることがあるんですが、アーサーで終始統一しました。
やっと記事UPできたので、次ぎはバトルロサンゼルスでも見ようかなぁ♪





Eyes Wide Open

2011-01-02 | Gay Film
もちろん英語の字幕無かったらわかりませんです。ジューイッシュの習慣にも詳しくなくて・・申し訳ないです。
父を失った肉屋のおじさんと恋人に振られた青年の寂しい魂が寄り添ったばかりの・・悲恋です。

店のシャッターの鍵を開けようとする店主。
開かないので石でキーを叩き割ります。



Menathem Fleischmanの死亡記事が店に張り出してあります。
店主アーロンは腐ってしまった肉を処分する為に冷蔵庫やショーウィンドーの肉を集め廃棄します。
外は雨。店員求むの広告を貼ります。

雨の中、青年が店に入ってきます。



「電話をお借りできますか」アーロンは自分の携帯を差し出します。
相手は留守電のようです、暫らくエルサレムにいるから、また後で電話するから」
ちょっと落ち込み気味の青年。
「大丈夫か」とアーロン「ええ」と青年。
「このあたりの人じゃないね」「ええ、yeshivaからきました。Daat Menachemの」
「そうかい、あそこは一年前に閉鎖されたと思っていたが」「私はYeshivaで人を捜しているんです」
「雨が上がるまで居て良いよ」とお茶を勧めます「人を募集してるの?」と青年。
「なぜ?」「僕はお金が無くて、仕事を探しているので」
「肉屋の経験は?」「無いです。でもタルムード学院の学生でした」
「それとはまるで違う世界さ・・滞在する場所があるのかい?」「友達の厄介になろうと思ったのですが・・」
「電話に出てこない彼かい?」「彼は答えてくれますよ」
「君は学生だし、ここが自分に合わないと気付くべきさ、もう行っておくれ」
仕方なく雨の中出て行く青年。追い出したものの気になるアーロン。



公衆電話で友を呼び出す青年。
「君のところに来たのに、話したいんだ・・・会いたい」電話は一方的に切れました。

青年は教会に泊まったようです。

朝の祈りを捧げるアーロン、祈りが終わると、寝こける青年に、「仕事は見つかったのか?」首を振る青年。
エズリ青年はアーロンに雇ってもらえたようです。
「何か食べたのかい?おなかは空いてないか?夜の祈りに一緒に行くかい?」質問攻めのアーロン。
店の二階の父の休憩室を貸したようです。
さて、仕事をするか・・「僕は?」「休憩は怠惰に通じる怠惰は狂気を呼ぶ。若いうちは良く働いて祈るんだ・・」とアーロン。

青年の面倒を見る事にしたアーロン。慣れない肉屋の仕事を手伝わせます。
二階でどたばた、店主が上がっていきます。
「すみません騒がしくて」青年のスケッチを見るアーロン。
「絵はどこかで習ったのか?」「いいえ独学です。あなたをモデルに描いて良いですか?」
「ああ」

待ち伏せ、エズリは男を待っていました。エズリは先に路地に入って、相手の男が付いてくると、会いたかったと言って寄り添います。でも男に拒否されました。



勉強会に出席しているアーロン。
「自制を専らとする人は罪人です。ワインを飲むことを妨げる人は罪人になる。彼は犠牲を払いながら苦しむ・・何故?神は人が悲しみや苦しみを望みません。何故神は世界を作ったのか?
我々の為に、我々の魂の浄化の為に」年長のラビーが課題を出し、それぞれに問いかけます。
「ラビーそれじゃ私は納得できない、彼はワインを飲む事を挑戦したくない。彼を毎日拝むのは義務になってしまう・・それは愛とは違う、神の奴隷でしかない。それでは困難を意味することになる」
とアーロン。漠然とした不満がるようです。

お出かけの支度をして下りてくるエズリがアーロンに言います。
「ありがとう私は春の浸礼に行きます」
「何処へ?安息のディナーには戻るんだろう?」とアーロン。
「戻って欲しい?」と青年「ああ」「それなら一緒に行きましょう」
「一緒には行けないよ。妻のRivkaに約束してるんだ、安息日までは家を手伝うと・・」「最後にエルサレムを発って何年です?」答えに窮するアーロン。
結局二人で車で出かけます。



二人で休憩・・服を脱いで川に浸礼に行く青年。洗礼者ヨハネみたいに
何度も潜りながら祈っています。
「一緒に水浴びしません?」と青年。「水は冷たいだろう?」「ええ、凍るように」
冷たいと言われたのに、服を抜いて水浴びするアーロン。開放感に微笑が。



家に帰ると子供たちが、「パパが帰ったわ!ねぇアレは誰?」とヤコブ。
4人の子供たちと会食をするアーロンとエズリ。
「どちらでお勉強を?」と奥様のRivka「Or Vachesedです・・とても美味しいです」ご機嫌なエズリ。



「アーロン。お肉も魚も余り食べてないわ」と奥様
「あなたはすばらしい家族をお持ちだ」と青年「ありがとう、エルサレムへは何の為に来たの?」
「お金を得る為に」「どちらに御住まい?」
「肉屋さんの二階の小さな部屋に」「え?倉庫に?」「一時さ」とアーロン。
「ご家族は?」「居ません」「でも奥様は欲しいでしょ?」「適当な時期に神の助けがあれば」
「何か必要なものがあったら、気兼ねなくおっしゃってね」と奥様。

お肉屋さんの修行をするエズリ。
「何故笑うんだね?肉屋が笑っているのを見たことがあるかね?」とアーロン。



「ナイフの使い方を覚えたら、次ぎはスライサーだ。待ってろよ一人じゃダメだ。私が行くまで待ってるんだ」
スライサーの使い方を教えるアーロン。エズリの肩に右手をかけ、左手で手の動かし方を教授します。



意識したわけではないのでしょうけど、親密。そこにお客様が声を掛けて驚いたアーロンは左手を切ってしまいます。客は同じ教会の年長者のラビです。



「皆が待っているんだよ。Reb Aaron」と声を掛けます。
「そう、待ってるのか・・」トレーを出す店主。
「これを私たちにかい?」とラビ。「こっちです。ご自身でお持ちくださいよ、私は忙しいので」とアーロン。
「私は免許が無いんだよReb Aaron」ラビ
「でも、私は忙しくて・・」アーロン
「ここは地の果てだよ・・」ラビ
「行ってください。あとは私がやっておきます」とエズリ。
「包帯をしたほうがいいんじゃないか?」と傷を見たラビ。

車でラビを送るアーロン。車中での会話。
「彼はSefadから来たのかい?あの君の見習いさ」
「ああ、Or Vachesedで学生をしていたそうだ」
「ああ、彼は捨てられたんだ・・彼は余りに良い事をしすぎて、出されたのさ」と嫌味なラビ。
「それはコミニュティのチャリティかい?私の父も同じように彼を雇ったと思いますよ。それに彼が神へ近づく手助けも出来る」
「君の父も?そう思うのかね?」ラビ
「彼は私自身に神の道を示してくれる。あなたは彼を知らないでしょ」
「私は君を心配しているのだよ」
「ええ、大丈夫ですよ。彼について何を人が言っても気にしません。あなたの全ての知識と知恵を持っても理解してほしい。神が彼の人生の為にあるということ」
「ほら、あいつがフィッシャーだよ。彼はモルデハイの娘サラと付きまとっている。トラブルメーカーさ。どうにかしてやらないと」

夜、仕事が終わって、店の屋根でタバコを吸いながらスケッチをするエズリ。彼の元にやってくるアーロン。
「どうしたんです?」とエズリ。
「この場所はお気に入りかい?私を書いてくれるかね?」「ええ、座って。帽子を取って。自然にね」
モデルをする店主に書きだす従業員

「どうしてここに?」エズリ。
「いろんなことを忘れたくてね」アーロン
ペンを置きそっと近寄り、様子を伺いながら抱きつくエズリ。それを止める店主



「自制するんだ・・我々には立ち上がるチャンスがある。この世界で私達の運命を果たす為に」
何度もキスを求めるエズリを諭そうとするアーロン。
「何故神は熱望する?我々の魂を揺さぶるのか?普通の人はこの手の挑戦を扱うことができない」
そう言って立ち去るアーロン。素直なエズリの誘惑に負けそうです。

店の手伝いもよくしてくれるエズリ。アーロンは気になって仕方ない様子。
「終わったかい?」とアーロン。「もうちょっとです」と言って冷蔵庫の中に肉を仕舞っています。
落ち着かないアーロンに「どうしたんです?笑ってください。ほら、終わりましたよ・・笑ってください」すっかり昨晩の誘惑で、アーロンが自分を否定しているのかと思ったエズリです。
冷蔵庫の電気を消す店主・・・あ・・誘惑に負けていたようです。



激しいキス・・ここじゃ寒いでしょ・・・って関係ないっすか?
ハンドジョブで終わり・・吹っ切れない二人の背中が何かをいわんやです。

夜アーロンの奥様が夜食をつくってくれます。
「私もおなか空いたわ。一緒して良いかしら?今日も忙しかったの?私RabbiWeisbanにあったわ。今日店を通ったとき、店が開いていて嬉しかったって言っていたわ」



ため息ばかりの夫を心配する奥様,なんでもないとアーロン。

「彼はサラをさがしているぞ」とラビ
「だれ?」アーロン
「イスラエルフィッシャーさ。サラの父モルデハイは苦しんでいる。出かけてなかなか見つからないそうだ」

肉屋にそのサラがやってきます。
「こんばんわサラ」
「私のお肉を用意してくださったかしら?」
「ええ、これです」
「ありがとう、お幾らかしら」
「いつものように付けておきますよ」
「いえ、今・・」
「そうですか、90Shekelsです」
息子が帰ってきてトイレ貸して~
「アーロンわしの肉は?」とラビ。
しつこく息子がトイレと叫ぶのでパパが切れちゃいました。
奥様も来ています。
「今夜は早く帰ってね」
「ああ、そうするよ」

夕の祈り、アーロンとエズリは二人で勉強会に参加。
「あなたの知恵はどのような金と銀よりも私にはありがたい」
お酒を飲んで、肩組んで歌い。楽しそうな伯父さんズです。



帰り肉屋の二階でお楽しみ。早く帰ってといわれたのにね。



家に帰ると、パンとスープの食事。
美味しいよと奥様にいいますが、どうも二人の波長がずれてきているようです。

店に尋ねてくる見知らぬ青年。



「アーロンさん、あのあなたの為に言います。ここで働く青年を長く置くことはよくない。噂を聞きました。彼は公正ではない。呪われています。彼を私たちの家に運ばないでください。彼をユダヤ教礼拝堂または私達の付近に連れて行かないで欲しいのです」

二階に眠るエズリの元へ行くアーロン。
「何時まで寝ているんだ?」「どうして起こしてくれなかったの?」
店を閉めるアーロン。

そこに奥様。
ハス向かいの子供用品のお店のサラに声を掛けます。
「おはよう。アーロンを知らない?」「今日は見てないわ。お店に居ないの?」
「閉まっているの」「今日は見てないわ」とサラ。
その頃、二人で眠るアーロンとエズリ。

夜に帰ると奥様不満顔
「今日はどうだったの?」
「忙しかったよ・・どうした?全て上手く行ってるよ・君の頭の中で思うよりも」

翌日。奥様が店に行くとエズリが一人で店番です。
「アーロンは居ないの?」「ええ」
「それは良いことだわ・・彼があなたを一人にして店を開けられる事がよ。このお肉を2キロ欲しいの・・あら、大きいピースでね。これ新しいわよね?」とアーロンの奥様。
「ええ、昨日入荷したのです。何処が良いですか?」
「いいわそれ全部頂くわ、綺麗にしてもらえる?やり方を教わったの?」



筋を取り除くエズリは「とても感謝してます」と奥様に微笑みます。
「一人であることはたぶん難しい。今夜夕食に来ない?」

「教区会で、私は全て話そうと思うのだがどう思う?」とラビ
「私なしで行って下さい」とアーロン。
「彼は狂ってしまうぞ」
「だれが?」
「モルデハイさ。サラは迷える羊だ。彼女に手を差し伸べなくては」
「私は今自分の問題で手一杯です」とアーロン
「今が一番良い時なんだよ」とラビ。
アーロンとラビはアーロンの車で、あのおもちゃ屋さんにモルデハイを迎えに行きます。
「パパ何処へ行くの?」とサラ。
「私は大分前にこうすべきだったんだ」とモルデハイ「まって!」
「さあ行くぞ」と肉屋の車に乗ったモルデハイ。



フィッシャーのアパートにやってきます。
「なにか?」
「一緒に来てください。話があります」とラビ。
「私はここで良いけど」とフィッシャー



「イズラエル。判っているだろう。サラは婚約している。良い男とだ。今後、デートも電話も何もしないでくれ」とモルデハイ。
「私は彼女を愛してるんだ。彼女には手を出していない」とフィッシャー。
「もし君の老母が居なかったら殴り飛ばしていたところだ!」とラビ。
「私は彼女の為に全てを犠牲にしても良いと思っている。それでもあなたは彼女を愛してるか?」とフィッシャー。
「そんなことを彼女の父親の前で問うべきじゃない。私たちは、ここにModesty guardsが来ることを防いだんだ。彼らがきたらドアをあけ家の中をひっくり返して行く、誰が叫んでも助けに来るものは居ない。君はユダヤ教礼拝堂に逃げることしかできない。でもそこでは何の助けも得られない、なぜなら皆がそのことを知っているからだ、それともそうしたいのか?」とアーロン。遠まわしの脅しですね。

夕食。
「100点取ったよと・・それを見せようと、この前ママとお店に行ったけど、パパ居なかったんだ」とヤコブ
窺うように見つめる妻。

そして密告文。

隣人の罪人
「誰が、どんな邪悪な肉が私達の場で準備されているかを知っていますか?」

それは脅迫文とも取れる、密告文でした。アーロンを名指しを避けて非難しています。
しかも店の近くの掲示板に貼られ、家の前にもドンと置いてありました。

「奴らこそ邪悪だ」

肉屋に石が投げられました。窓ガラスが割れます。
アーロンは困惑しています。あの青年の忠告を無視したためです。

そしてサラの結婚式。ごついムコ様です。父の思い通りの男と結婚することがサラの幸せかどうかはわかりませんが・・・



足取りも重く帰宅するアーロン。
家の中は真っ暗。子供たちを見て廻りベッドに入ります。

朝、教区会にやってくるエズリ。アーロンの祈りの言葉がやみます。皆がエズリを見つめます。

店を開けようとするエズリにそれを止めるアーロン。



「もう、こんなことを続けられない。私には妻も子もいる」とアーロン
「でも僕にはあなた一人だ」
「私がどうにかしよう」

肉屋を開けると、前の通告に来た男たちが頭数増やしてやってきます。

「私たちの忠告を聞きませんでしたね?そんなに、私たちがここで肉を買うのを止めさせたい?このままなら私たちは購買ボイコットをするでしょう。あなたは記事どおり、不浄の商品を売っているのですから。もし店を閉めたくないなら、このまま、家族とここに住みたくないなら。そのままにすればいい。あなたを隣人とは認めない。選択の余地は無い。ここでの決定権も無い」一人でまくし立てます。
「一体何事かね?」とやってきたRabbi Weisban



「聞いてください・・」とアーロン
「私は彼と話がしたい」と今まで堰を切ったようにけし掛けていた青年を見やるラビ。
「これは恥ずべきことです。時間の浪費でしかない」と青年。
「私は彼(アーロン)を知っている。彼は良い男だ。彼の父の代から知っている。彼の父は信頼できる男だった」とラビ。
「私たちは、子供たちの未来になんのリスクも負いたくないのです。これは生死の問題です」と青年。
「根拠の無い事を取り上げて彼を苦しめるのか?」とラビ。
「私たちがどのような苦しみを与えると?あなたがここで行われている事に関して無知なのに。二階に上がって何が起こっているのか御覧なさい。私は子供たちの魂を危険にさらしたくは無いだけだ。あなたが上手く事を運べれば良いが、あなたがここで匿われている悪に影響されるだけだ」と青年・・かなり及び腰でびくびくしています。

「子供たちの何を知っていると言うのだ。脅迫するつもりか?出て行け!なんてTorah studentsなんだ!」と怒れるラビ。
「重要なのは・・」と言いかけた青年ですが、ラビの勢いに負けています。
「私と論議しようなんて、出て行くんだ!アーロンを犯罪者扱いしおって」肉のショーウィンドーを激しく叩くラビ。すごすごと退散する若者たち。

「一体どうしてあいつらと対立した?どうして彼(エズリ)の面倒を見ている?答えるんだアーロン。何があった?父が君の舌を切っちまったか?黙ってないで話せ!」勢い納まらないラビが若者たちが店を出て行って、二人きりになってからアーロンに問いかけます。
「生きていると感じた・・私には彼が必要だ」ゆっくりと言葉を選びながら、答えるアーロン。



驚くラビ・・



アーロンの頬を強く打ちます。
「私は死にました。そして生まれ変わったのです。」
無言で二階を睨み、帰るラビ。

教会で男を待つエズリ。あの告知文を差し出します。



「罪びと」「Sinner and seducer!誘惑者・お前の死後は寄る辺も無い」エズリの元ボーイフレンドの男は叫びます。
直ぐに人が集まってきます。
「君とは距離を置いた」「我々は君を追放した」「私は付きまとったりしなかった!」
エズリと男は二人で取っ組み合い。加勢がある男の方が有利でした。

殴られて倒れたエズリ。大丈夫かと歩み寄るアーロン。
泣き出すエズリ壊れた水道管のせいで、二人ともびしょ濡れです。



肉屋を出て行く決心をしたエズリ。引き止めるアーロン・・でも彼は行ってしまいました。

家に帰ると長い就寝前の祈りをするアーロン。
「あなたが何を祈っているのか知ってるわアーロン。どうしたいの?」と奥様。
「ここに居たい、君は私に出て行って欲しいか?」とアーロン
「いいえ、でも決めたのでしょ」
「何も決めてないよ。私はここに居たい」
「どうしたいの?」
「ここは私たちの家だ、もう何も、この家に入れたりはしないよ。私にはそぐわない。それは私をがんじがらめにする悪魔だ。二度とこの家には誰も入れない。私をまもってっておくれ」
泣き崩れるアーロン。

いつもの朝の支度。
子供たちと母は騒ぎながらの日常。
朝早く、禊にやってくるアーロン。



大きく息を吸い込み、沈んで・・浮かんで、息を吸い、また沈む・・・凪ぐ水面。



そして画面が暗く・・・・

Zohar Shtrauss ...Aaron Fleischman (as Zohar Strauss)
Ran Danker ...Ezri
Tinkerbell ...Rivka Fleischman
Tzahi Grad ...Rabbi Vaisben
Isaac Sharry ...Mordechai
Avi Grainik ...Israel Fischer (as Avi Grayinik)
Eva Zrihen-Attali...Sara
Haim Zanati ...Ultraorthodox Weirdo (as Haim Znati)
Mati Atlas ...Ex-Boy Friend
Iftach Ophir ...Head of Yeshiva Student in the Butchery (as Iftach Ofir)
Safrira Zachai ...Fischer's Mother (as Shafrira Zakai)
Lidor Daudi ...Jakov
Tal Barak ...David
Bar Kalfin ...Shimon
Royi Zolicha ...Nataniel



A Knight's Tale / ロック ユー!

2010-07-12 | Gay Film
えっとGay 映画じゃございませんが、たとえBoys Kissingであっても、描写があれば、カテゴリーはGay Film・・・でも娯楽物だから、それこそサービスよね(笑

えっと、時は中世なのに、バックはポップスという変り種。
楽しそうな出演者たちしか印象に無い映画です。
とにかく見て楽しめ!って娯楽物ですが、結構真面目に騎士物語り。

まず男性俳優たちが豪華。
実に良い選択をしていますね。

Heath Ledger・・彼を見るたびに悲しいのですけど・・
Rufus Sewell・・いつもこんな役回りなの?とドミニクウエスト思い出します。マスクオブゾロでも敵役。
Paul Bettany は相変わらず芸達者。
Mark Addy ローランド役の方、ラッセルのロビンフッドでタック役ですねぇ。それにレッドライディングにも出てる。Game of Thronesにもだ!!豆ちゃんとレンチャンで共演だわ。
Alan Tudyk ワット役の俳優さん、3時10分にも出てる。
Scott Handy・・ルーファス演じる敵役の アダマー伯の付き人やってるのですが、あちこちで見かけるお顔。レイがヘンリー8世、ボナムカーターがアンをやったヘンリー8世にも出てますね。マクベスとかベニスの商人とか・・シェークスピア俳優ですわね。

一番驚いたのか、James Purefoy !!!
あらぁ。マークアントニーが出てるわ。愛嬌たっぷりの王子様役じゃございませんか!!
って事で盛りだくさんの俳優たち。
女優さんは、ジョスリン役のかた Shannyn Sossamonさん。ムーンライトでアレックスオーロックリンと夫婦役で出てきました。
パパサッチャー役のクリストファーさん今年4月に亡くなってます。


さて、お話は屋根葺き職人の倅。憧れのナイトになりたくて、その望みをかなえようとパパは倅を騎士に預ける事に。
そして12年。
りっぱ?に成長したウィリアムですが・・・相変わらず見習いは見習い。

騎士は腕試しの競技会でその腕を競います。
ウィリアムのご主人エクター卿は試合の合間に亡くなってしまいます。
「俺が代わりに・・」とウィリアム



フレディーの歌声。楽しそうなウェーブ(笑)何時見てもあり得ない楽しさ。

エクター卿のよろいを着て出場し試合にかろうじて勝ったウィリアムは、さらに試合に出て金儲けをすると、賞品を銀貨に引き換えます。
同じ付き添いのローランドとワットに銀貨を1枚ずつ渡し、残った13枚の銀貨で武具を買い。練習し有名になって金を稼ぐと。

ある日、全てを失ったベタニーちゃんに出会います。



ジェフリーチョーサー文筆家だそうです。貴族の証明書を偽造する事もできると、ウィリアムたちは、このジェフを雇うことに。
ウルリック卿としてルーアンの騎馬試合に出る事にするウィリアム。そこで、一人の女性に恋をしてしまいます。名前も教えてもらえませんが一途なことこの上なく。



そして同じくこの姫を妻にと望むアダマー伯爵。荒削りながらも、見込みのあるウルリックを嫌い、批判的な伯爵。そのウルリックが一目ぼれした姫に、早速近づきます。



姫の侍女クリスティアーナがウルリックの元にやってきます。姫のスカーフをお守りに、それに名前を告げに。



ウルリックは得意な剣で優勝しましたが、総合優勝は、アマダー伯爵でした。
次回からは総合優勝を狙うとウルリックは決意表明。

祝賀会で姫様と踊るウルリックは幸せそうです。


さてラニーシュルマルヌでの試合。
新しいよろいを作ってもらったウルリック。
総合優勝します。でもアダマーとの騎馬試合は引き分け。

ここで、王子が名前を偽って出場しますが、王を打つことは出来ません。
アダマーは棄権します。
試合をしたい王子。ウルリックは棄権するのを厭い、一手だけ手合わせを。
知っていて対戦してくれたウルリックに対して王子は嬉しそうでした。
ROMEでマークアントニーを務めるJames Purefoy!素敵ですわ。



ボルドーでの試合。
王子の命で戦に出たアダマーが試合に出場しないと知って怒るウルリック。
ポアティエの戦いにおいて、競技会での結果がアダマーに知らされます。
全てウルリックの勝ち。



アダマーは闘志を燃やします。

ささいな言い合いで姫と別れて一月、パリに赴くウルリックは姫にラブレターをしたためます・・代筆はジェフ。そして詩は皆の合作(笑

その文章の美しさに、姫はパリにやって来ると言います。
ウルリックは何かプレゼントとか手紙とかあるだろう?お使いをしたワットは・・とても困った顔。
ウルリックの顔を押さえて、ワットがウルリックに・・きす・・・あらまぁこんなプレゼントを律儀に伝えるなんて(笑

さて試合会場に到着するウルリック一行。
酒場でジェフはフランス人に唆されて、ウルリックの勝利に金貨50枚を賭けます。
皆も同意していました。

一方、久しぶりに恋しい姫と教会であったウルリック。
素敵な詩を聞かせて欲しいと・・でもどうもウルリックは普通の男と変わらなくなってしまったみたい。あなたの為に勝つといわれてげんなりする姫は、不理仁な申し出をします。
「男のプライドよりも、私の愛が勝るなら、その愛の為に試合に負けて欲しい」と。
負けられないとウルリック。
私を愛してないからね・・でも試合で愛を証明したければ負けてと・・」

・・・彼女を愛している!

賭けをしている仲間たちは、立ちすくんで受身だけのウルリックに寝てるのか?!とどやしますが、愛の為に耐えるウルリック。
打たれる恋人を見て愛を見届ける姫。

前半戦が終わり、休憩時間。仲間は何故?と詰め寄りますが、彼女を愛しているためと戦うことを拒否します。

姫の侍女ジョスリンは、これ以上負けてはならないと姫の言葉を伝えに来ます。
愛しているなら優勝しろと・・・女心はわからないと・・・仲間たち(笑



そして後半戦は勝ち進み、優勝し姫様と結ばれるウルリック。

次ぎは世界選手権がロンドンで開かれます。
ロンドンへ向けて乗った渡し舟でウルリックは小さい時の事を思い出しています。
エスター卿の元へ奉公に出されるときのこと。
父の最後の言葉「彼は本当の騎士だ、良く見て習え」
そして小さいウィリアムはフランスの騎士の見習いに。

12年ぶりにロンドンへ帰ったウルリック。
ロンドンの世界選手権。アダマーが戦場から帰ってます。



そして、父親に交渉して姫を娶ると公言します。気に入らないウルリックには何も渡したくないんです。

ウルリックは雨の中、かつて暮らしていた貧民街に馬を乗り入れました。
ジョンサッチャーは存命でしたが、目を病んで失明していました。
網を編む父が誰何します。
「ウルリックといいます。ある男から、伝言を言い使ってきました」
「ウルリックという名前は聞いたことがある。街で皆が叫んでいた騎士の名だ一体私に何を?」



「彼は人生を変えたと」
嬉しい父です。息子が生きていたこと会いに着てくれたこと、そして憧れの騎士になっていたこと。
「我が子よ」二人は抱き合い、喜びます。そして思い出話をする二人。
ウルリックの後を付けて来たアダマーはにやりとほくそえみます。

翌日、試合の用意をするウルリックの元に情報を持ってきたのはジェフでした。
身分がばれてしまったと、試合場にはアダマーが手を廻して兵が居る。掴まるから、試合場へは行ってはいけないと。
友達も皆、逃げることを奨めます。既に正体を知っている姫も支度小屋にやって来て、試合放棄して!掴まる姿を見たくない!と・・でもウルリックは逃亡を拒否します。
友もみな付き添います。
そして、堂々と入場。



衛兵が待っていて掴まります。
即牢獄。



アダマーが面会に着て、「私には勝てない」と勝ち誇ってウルリックを殴り飛ばします。

そして広場でさらし首。物を投げる民衆から、友はウルリックを庇います。



こっそりとやってきたエドワード王子。



エドワード王子は、その様子に、同じ身分を偽った同士。君は仲間からも慕われている。人徳の賜物だ。




ウルリックの枷を解かせ、膝まづかせ、剣を抜きます。



王子は、「調べた結果由緒ある貴族の家系だとわかった。反論は許さない」と公言して、剣を肩にあて、ウルリックを騎士に叙します。
「まだ試合に間に合うと思うが・・」

試合場に現れるウルリック。歓声が上がります。
着席する王子。姫は居ません。
やり先に仕掛けをするアダマー伯の突きに、やり先が右肩の付け根にあたり怪我を負うウルリック。
「2-0で負けている。相手を落馬させるか殺すかだ。頑張ってくださいウィリアム卿」とローランド。
姫がウルリックの父を連れて着席します。
腕をやられて重い槍を握れないので腕にやりを縛りつけるウィリアム卿。
フラッグが持ち出され、慌てて時間稼ぎのフレをするジェフ。
「途中からの登場でご紹介が遅れました・・・サーウィリアムサッチャーです」
「父上も聞いたぞ、サーウイリアムサッチャーと」怪我で息が出来ないからと鎧無しでしかも槍も腕にくくり付けて向かうウィリアム卿。





落馬するアダマー伯爵・・・呆然・・・



優勝はウィリアムサッチャー卿。

★★
けっかおうらい~でも楽しいから良いの♪
物足らないから、ベタニーちゃんのUP貼るわ~



Heath Ledger ... William Thatcher
Rufus Sewell ... Count Adhemar
Shannyn Sossamon ... Jocelyn
Paul Bettany ... Geoffrey Chaucer
Laura Fraser ... Kate
Mark Addy ... Roland
Alan Tudyk ... Wat
Berenice Bejo ... Christiana (as Berenice Bejo)
Scott Handy ... Germaine
James Purefoy ... Colville
Leagh Conwell ... Young William Thatcher
Christopher Cazenove ... John Thatcher
Steven O'Donnell ... Simon the Summoner (as Steve O'Donnell)
Jonathan Slinger ... Peter the Pardoner
Nick Brimble ... Sir Ector

House of Usher

2010-06-20 | Gay Film
エドガーアランポーのアッシャー家の崩壊は、1960年に作られた正統派がございます。

これは、せっかくの文豪のお話をCクラスに貶めた作品です。見る価値も無いです。
って、ネット上にレビューがございました(笑


早速興味本位で見ました。三文スリラーですが、まるでスリラーになってないし・・・
楽しく見られたか?と言うと、まぁ。良いかこのぐらいでもと思えるものでした。
えっと、まず、美男は絶対出てくるGayFilm・・そっちしかとりえが無いんだもん。

幼馴染のロデリックアッシャーから、助けて欲しいと手紙が着き、久しぶりに訪ねる事になったヴィクター。主人公のヴィクターはこちら



こちら、ハウスオブアッシャー・・こんな家に一度は住んでみたいもんだ・・・



お屋敷に、使用人まで居るぼんぼんのロデリックアッシャー。
隠微なムードを出そうと必死ですが、若いのでところどころ明るさが・・・!
ヴィクターのかつての恋人はこちら。



アーシュは久振りの恋人に、我慢できずに手を出します。旧交を暖めるってやつですな。



といっても、キスどまりで、挙句にパンツ一丁に靴下でのラブシーン。
う~ん・・・あまり色気はない二人です。



館の怨念で体力を失いつつある妹マデリーンが・・・どうにかならんのか?という人選。
一番芸達者だったのは認めるけど・・・ビッチなウィッチが似合うタイプ。ちょっと興ざめ。館を維持する為に男の肉体を葬り、そのエネルギーを貪る館です。

今まで使用人が数名殺されて、次の贄はヴィクターと言うことで、呼ばれたわけですが・・・逃げ出したヴィクター。
館はエネルギーを失って崩壊・・・



翌朝。



あれ?



つう事で、アッシャー家の崩壊が元になっている映画で、狂人の夢想だったわけです。
にしても、シャッターアイランドとは雲泥の・・・←比べるなって!

楽しめましたが、まだるっこしかった(笑

Venner for altid/Friends Forever

2010-05-22 | Gay Film
重い扉を開けると学校の中庭。
子供たちが遊んでいます。
クリスチャンマルムクイストは転校生のようです。



「そこの上よ、ミセスカレンバッハに聞いてね」
新しいクラスにカレンバッハが案内しますが、皆まだ無関心を装っています。

学校の休み時間。
クリスチャンは元気印の悪グループに絡まれます。
壁にボールを当てるゲームに誘われて、外すと壁に立ち。キャッチしたら許されると言うゲームです。
テニスボールだから当たったら痛いでしょ。

虐められている新入りを見つけたヘンリック。



転がって来たボールを隠してしまいます。
「あいつゲイだ!アンドレ取りかえして来い」と叫ぶパトリックですが、ベルがなりゲームはお開き。


家に帰ると、窓の下で黒点観察をするヘンリックと友達を見つけます。
話しかけるクリスチャン。
天文が好きな彼は色々とクリスチャンに話して聞かせます。
「これって合成?」
「いや本当の姿さ」
「僕は友達と木曜日のコンサートに行くんだけど、一緒に来る?」
ちょっと環境音楽の様なBGMに太極拳の様なゆったりとした動きをするヘンリック。
気持ちを落ち着けて、宇宙のパワーを吸収するのだそうです。

すっかりクリスチャンは変人ヘンリックとお友達で、からかいの対象に。
女の子も混ざって悪グループをからかうので、つい力が入ってガラスが割れたり・・
先生がやってきて・・もちろん怒られます。

2時に約束していたのに、躊躇するクリスチャン。
これ以上ヘンリックとかかわって、からかわれるのが嫌なのでしょう。


翌日、放課後。



「クリスチャン。ヘンリックとコンサートに行くの?」とヘンリックのGFアネットが聞きます。



「BFのヘンリックによろしくな!」とパトリックにからかわれてちょっと凹るクリスチャン。
家に帰ると3時からコンサートだよとヘンリックの、メモ。


ヘンリックのGFアネットの上着を奪って上半身裸にして喜ぶ悪たち。
クリスチャンもからかわれるのが嫌で一緒に参画。
不味いよねそれ

すっかりパトリックの方に付いたクリスチャン。
土曜日の夜。メタルライブに行くと言って町に出て、道路標識を壊して店にそれを突っ込み、乱入。



「止めろよアンドレ」とクリスチャンは止めますが、余りの展開に、逃げようぜとパトリックに引きずられて逃げるクリスチャン。

翌日学校で昨夜一緒にアンドレと居た友達。
「アンドレはどうする?やばいよ」と友達。アンドレが白状したのでしょう、そこに先生がやってきて、その友達を連れて行きました。
ヘンリックはリスボンに父の仕事で移ることに。

クリスチャンはパトリックを捜してバイト先へ。
パトリックは週末のバーの下準備のバイトで溜めたお金で、新しく部屋を借りそこに移る事に。独立したいのですね。

その引越しの夜、バイト先の女性Voのライブに出かけます。
皆から可愛がられているのか、みんながパトリックに声をかけて行きます。
ちらちらとクリスチャンを見やるパトリック。
何か言いたそうです。
ライブが終わると、パトリックの隠れ家に二人で戻るとビール。
直ぐダウンしてしまうクリスチャン。酒に弱い(笑

video店でバイトを始めたクリスチャン。
同僚の女の子カリンを落としちゃいます。でも、余り気乗りしない感じ。

「パトリックはどこ?」間貸ししている女性が「サッカーよ」
グランドに行って見るとそこには日焼したパトリック。
そして昨夜のカリンとの事をご報告。
やったじゃん!へへへ。

ランニングしていたラテン系のサッカー選手の兄さんとできているパトリック。
気の重いカムアウト。



唖然とするクリスチャン。言葉もなく、黙って帰ってしまいます。
パトリックは遣る瀬無い。

「パトリックとなにかあったの?」と聞くアネット。
・・だって、男とキスしてたもん・・悩めるクリスチャン。



苛立つクリスチャン
偶然ライブをしていた歌手のおばさんと出会い。ツバメごっこ。だってママンな僕だから。



ホテルの午後はとてもリッチ。
「いつまでコペンハーゲンに居るの?」
「今夜立つのよ」
少し拗ねるクリスチャン



「僕じゃ若すぎるし・・」
「あら、あなたは魅力的よ」

そして学校。いつもと同じ。でもパトリックから距離を置くクリスチャン。



授業でパートナーの話。
「それじゃ僕みたいなのはどうなるんです。僕はゲイです」とパトリックがカムアウト。
「だれも君を裁いたりはしない」と先生。
でも皆が笑います。
「止めろよパトリックがそうだからといって笑うのは変だ」とクリスチャン。
「何故Gayと言うのを嫌がるんだ?クリスチャン」とパトリック。
・・傍によるなよ・・と声がします。皆はわさわさ・・私語。
校長がやってきて解散を命じます。
こんな集会は認められない。倫理に悖ります。

討議の模様を録音したものを家に帰って聞くクリスチャン。
黙って居たって良かったのに・・パトリックはカムアウトした。
校長のやり方は間違っているとカレンバック批判のビラを作り。学校へコピーをしに出かけます。
「あら、遅い時間に何の用なの?」
「本を忘れてしまって・・」
「そう・」
先生方は補助金の話をしていました。何かに流用するようです。

沢山コピーして慌ててパトリックの隠れ家に行くと・・あのサッカー選手とベッドで・・
「あ・・」
何の用?
校長のビラを見せると、アネットも呼んで3人で計画を立てます。
「パトリックは変だけど、でも、友達だよ」
クリスチャンとアネットも、ラブラブ。

授業中の教室。校庭にもビラをまき。



自分たちのお金を不正に使っているとシュプレヒコールする3人。
校長はおたおたして制止しようとしますが、メガホン持ったクリスチャンには敵いません。
職員室に退散。

やったね。とアネットにお祝いのキスをするクリスチャン。


それを見て不満そうなパトリックへも。



そして、3人で走っていきます。扉の向こうへ。

重い扉の向こうにはなぜか・・草原!
なぜかコスプレで楽しそうに歌う出演者たち。
明るい・・・Why?
パトリックのちょうちんぶるまがとても印象的↓





☆ この美少年たち、23年前の映画だから、今どうしているんだろう?
一点ものの美しさかな・・・惜しいな。

Rita Angela
Carsten Morch
Lilla Nielsen
Lars Kylmann Jacobsen
Rasmus Bay Barlby
Trine Torp Hansen
Christian Kamienski
Claus Steenstrup Nielsen
Thomas Sigsgaard ... Patrick
Christine Skou ... Sophie
Claus Bender Mortensen ... Kristian
Christian Adam Garnov
Morten Stig Christensen ... Mads
Mika Heilmann
Thomas Elholm


The Big Gay Musical

2010-05-21 | Gay Film
当たり前のようにGayが居るという前提のミュージカル映画です。

主人公は俳優をするGay 2名。
エディは田舎の両親にもカムアウトしていない青年で、素直そう。



ポールはすっかり板についたGayでセバスチャンという恋人と同棲中。誰にでも好かれるタイプ。



この2人が、劇でアダムとスティーブを演じます。

劇中劇は、アダムとイブ 初めに神が創った二人のお話です。
いつものアダムとイブですが、イブが神の知恵の実をアダムに食べさせて、追放になった後・・神は悲しみます。
せっかく自分に似せて作ったマンとウーマン。自分の庭に居ないのは寂しい・・・とこぼすと、天使が、じゃ、マン二人にすれば・・



おお!それは良いやってみよう!でアダムとスティーブが出来上がります。
二人には色々なプレゼント芸術性とかね、その庭で幸せそうにしているのを神は喜んでいます。

2幕め
庭の外では繁殖するアダムとイブ。



息子カインがアダムにバナナをもらって・・ダメよバナナは絶対ダメ!彼らGayは諸悪の根源よ!そう、この本にも書いてあるでしょ。真実が。
私たちは絶対あなたを守って見せるわ。とママイブ。

舞台がハネると、皆はバーに繰り出して、踊ったりお喋りしたり。
てっきり、アダム役のポールとスティーブ役のエディは恋人同士だと思っていたら、違いました。
エディはNYCの初めての公演に両親が来てくれるけど・・二人にはまだ自分がGayであることを秘密にしていました。言ってしまった後のことが怖いのです。

ポールはセバスチャンというあかるい青年と同棲中。
エディは自分のセクシャリティを理解してはいましたが、恋人を作れずに居ました。
皆にバージンだとばれて、バーでしこたまお酒を飲み、バーのダンサーと二人で連れ立って出かけます。
心配したポールは安全なSEXをするように念を押しますが、初心なエディは、ダンサーのスコットの君は特別だからという一言を信用してベアバックのボトム許してしまいます。

翌日真実を聞いて情けないポール。あれだけ言ったのに。奴は絶対体だけが目的さ!
案の定その後スコットからは連絡がありません。
受難のエディですが、立ち直ることは安易でした。
方やポール。恋人のセバスチャンに誰かがポールはHIVポジだと言いつけたみたい。
恋人から嫌われてしまいます。
セバスチャン恋しいポールは何度も留守電にメッセージを入れ、AIDSの検査まで受けてポジ説を否定しますが、セバスチャンからは何も言ってきません。熱々だったのが嘘のよう。

ポールはある日楽屋口で待つファンに声を掛けられます。
劇を見て君を好きになったと。普通の感じの青年です。
まだセバスチャンを諦めきれないポールは意外とそっけなく対応。

3幕め
時が過ぎ、おばさんが、クリスチャンである事を誇らしく思います。夫婦中も良いし。
でも、甥のスティーブが私たちに打ち明けてくれました。自分がGayであると。
しっかり指導して普通の青年に戻さなくては。
あの子を小さい時から知っているけど、大きくなったら絶対神父になるような子だったのに、Gayって恐ろしいわ。あの子を変えてしまった。でも愛があればあの子を正常な状態に戻せるわと。高らかにうたいます。
スティーブもそんな伯母の熱意にこたえて、自分は変りますと歌います。

4幕目
伯父と伯母が作った、Foundation Against Gayness Society
という、Gayの矯正合宿キャンプ。頭文字をとってFAGS・・(笑!!!!
笑い事じゃないけど・・・そのキャンプでであうアダムとスティーブ。
二人は一目見たときから恋におち・・・
でも、ここは矯正キャンプ。天使が現れて、それならNYCへ二人で行けば。

初めての公演に、両親がやってきてくれます。
前の日にエディは両親にカムアウトしています。
父親は難色を示していますが、母親は私たちの息子でしょ。見てあげなくちゃ。
と言いながらもちょっと表情が硬いです。

ポールを慕う青年はポールが歌を歌うバーにやってきて自作の愛の歌をポールに捧げます。
素敵なバラードです。ポールも気持ちが動きます。

NYでの公演。

最終幕

伯母さんと伯父さんの前でスティーブは本心を告げます。苦しそうです。
でも、伯母さんは納得できない、変われるはずよ。どうして神の声が聞けないの・・そういって聖書を取り出します。
書いてあるでしょちゃんと!

そこに神様
「何で私に尋ねない?」
伯母さんが聖書を指して、ここに書いてありますよね。
私はそんな本を書いた覚えは無い。印税ももらって無いぞ。
幸せになろうとする二人を何故否定する?

神の慈しみの言葉に伯母さん気持ちを変えます。
無理強いをして申し訳なかった。あなたのありのままを受け入れて居ればよかったと。
高らかにうたうのです。そして許してほしいと。

その劇が終わると、エディの両親も、あれが私たちの息子なの!と隣の席の観客にアピール。するほど。



結果往来な映画ですが、楽しかったです。
天使のタップダンスとか(笑



エディ役のかた前作は魔法にかけられてのダンサー役してますね。確かにダンスは上手かったです。

トレイラーIMDbにありますので、貼っておきます。
http://www.imdb.com/video/wab/vi1657143833/

Daniel Robinson ... Paul / Adam
Joey Dudding ... Eddie / Steve
Jeff Metzler ... David
Liz McCartney ... Patty-Maye
Brian Spitulnik ... Michael
Andre Ward ... Jose

Steve Hayes ... God
Jim Newman ... Bruce

Celina Carvajal ... Wife / Eve
Michael Schiffman ... Charles
Marty Thomas ... Dorothy
Kate Pazakis ... Herself
Brent Corrigan ... Hustler

Give me your hand :Donne-moi la main

2010-03-19 | Gay Film
アニメーションから入ります。
二人は18歳の双子。
やんちゃなアントワーヌは父の仕事のパン屋の修行中。
もう一人のクェンティンは絵が好きなちょっと大人しめの子。

パン屋さんの仕事中のアントワーヌをクェンティンが迎えにきます。本当は父の仕事を終えなくてはならないのですが、父と別れたスペイン人の母の具合が悪く、最後のお別れに行きたいアントワーヌ。
夜明け前。パン屋の仕事を途中で放りだして、アントワーヌとクェンティンはスペインに向かいます。

実写に移って、朝になります。
ヒッチハイクをする二人双子の兄弟。
アントワーヌの方が足が速くて、追いつけないと絵が趣味のクエンティン。先を行く兄のシャツを引っ張って軽く駄々こね・・・



早く行かなくちゃ、おやじがパン屋に俺が居ないと判ったら追いかけてくるから。
眉に傷があるのが兄のアントワーヌ。おんぶしてもらっているのが、弟のクェンティン



二人はスペイン登録の車両に乗り込みます
トレーラーの荷台の大きな菅の中です。一日走り翌朝。やっとトラックは止まります。
ガススタンドで働くクレマティンが一緒に行くわと載せてくれたバンに乗り込みますが、荷台に一緒に乗ったクェンティンとじゃれてます。
アントーワーヌは助手席。後ろで二人がじゃれているのはわかっています。

下らないことで直ぐ喧嘩をする二人。
大抵ちょっかいを出すのはアントワーヌで、からかわれているのはクェンティン。
彼女を口説くアントワーヌ。クェンティンがかかわったのだから自分が口説いても良いはず。関係を持つ二人を、僕はだまって見ています。
ヒッチハイクは続きます。
森の中。
少しずつヒッチハイクをしながら歩く二人。
腹の減った弟。眼の前を通り過ぎる列車。二人は乗り込み時間稼ぎ。

だらだらと続く田園風景。
車に載せてくれたおじちゃんが、兄弟で旅行なんていいねぇ。でも、複雑な表情のアントワーヌ。
3日目の夜。また野宿です。
「喉渇いたね。おなかもすいたよ!」とちょっと幼げなクェンティン。

昼頃、若いお嬢さん二人連れに拾ってもらえます。
やっぱり若いというだけで、意気投合。楽しそうにヒッチハイクは続きます。そして夕暮れ。

「一日二日働いて日銭をもらおうよ」とクェンティン。
でも、意見は一致しません。口げんか・・・
結局は牧場の仕事を手伝って日銭を稼ぐアントワーヌ。



役立たずといわれて、クェンティンはむきになって仕事をしたのでしょうか手の豆をつぶしたのかな、、牧童の一人が絵を描いている僕のところにお喋りにやってきます。
君と兄さんってちょっと違うね。
そう?君を描きたいな・・



モデルをしている子がいきなり脱ぎだして、一緒に来てよと誘い楽しそうに川遊び。
アントワーヌは仮宿舎になっている小屋で、帰ってこないクェンティンを心配しています。
帰ってこない・・捜しに出かけ、川べりでいちゃつく二人を見つけます。



今回はさすがにショックだったのでしょう。翌朝無言で一人去ろうとするアントワーヌ。
必死で付いて行こうとするクェンティン。

夜駅で・・牧場での報酬でチケットを買って列車の時間までお茶を飲んでいると、クェンティンがトイレに。
さっきから、叔父さんがちらちらと見ています。
アントワーヌが一人になると、傍にやってきて、「今夜泊まるところは?」
アントワーヌに話しかけます。



「無いんだ。もし、興味があるなら、僕の弟を100ユーロでどう?俺に払えよ。彼はトイレで待ってる」とアントワーヌ。
合意したようです。
何も知らずにトイレから出てくるクェンティンを叔父さんが引き止めます。



「金払ったのに!」と叫ぶ叔父さん。必死で逃げ出すクェンティン。
兄は金を握って、さっさと電車に乗り込み逃げていました。

居眠りをして、血まみれになった弟の夢を見ました。弟のリュックもって兄はひたすら歩きます。森の下の道を歩く男を見つけて、クエンティン?
走り出して山を下り、こけて頭を打って気絶。
たまたま見つけてくれた叔母さんに運ばれるアントワーヌ。
食事をくれて、体を洗ってもらいます。夜・・眠っているアントワーヌの脇に添い寝?叔母さんそれはないでしょ!のハンドジョブ。

弟が気になって仕方ないアントワーヌです。

スペイン語には字幕がないので何を言ってるのか・・アントワーヌを拾ってくれたお兄さんはお喋りです。
山間の町の教会につきました。



既に葬儀をしていました。クェンティンが居ます。



クェンティンにそっと手を差し伸べるアントワーヌ。



母の葬儀に間に合った二人です。終わってから海岸で話をする二人。
「君は家に帰ったほうが良い。アントワーヌ、パパが待ってるよ」そう言って走り出すクェンティン。
海で今度は本気で殴りあい。気絶し、崩れ折れるアントワーヌを岸に引いていきます。
二人の決定的な離別のシーンです。泣きながら去るクレンティン。呆然と受け入れるアントワーヌ。





何時から別れて暮らしているのか、お互い仲が良いのか悪いのか、いまいちはっきりしないロードムーヴィーでした。会話も少ないです。
お互い見つめている時は、片方がそっぽを向き・・を繰り返して、結局は別れて暮らす道を選んだ二人でした。合間合間から愛情が感じられるのに。

Alexandre Carril ... Antoine
Victor Carril ... Quentin
Anaïs Demoustier ... Clémentine
Samir Harrag ... Hakim
Katrin Saß ... La Femme du Train
Fernando Ramallo ... Angel
Patrick Hauthier ... L'Homme de la Gare
Maya Borker ... La Femme des Bois
Michel Grateau ... Julian
Oswaldo Parma ... Le vieil Homme dans la Voiture
Elsa Malterre ... Nadège
Elodie Meurlargé ... Mélody (as Elodie Meurlarger)
Jean-Pascal Abribat ... Le Frère de Clémentine
Franck Guilbot ... Le Propriétaire de la Ferme
Joël Pyrene ... Vendeur Snack

Hollywood, Je t'aime

2010-03-17 | Gay Film
チャドアレンの名前だけで買いました。
はりうっどじゅて~む。

おフランス人のジェロームはかわいい恋人ジルと別れたばかりの駆け出し(売れない)俳優。



パリは灰色です。白黒の世界。
ジェロームは未練たっぷり。既にジルには恋人が居ます。
新しいアパートに恋人ジルが、荷物を持ってやってきます。
あなたが幸せなら良いんだけど・・と可愛く微笑んだりして・・・

去年のクリスマスは恋人と一緒に過ごしたんだよな・・・辛いジェロームは、傷心旅行に・・・
「ねぇ。カリフォルニアは常夏だよ」とポスターの青年は語りかけてきます。
・・そうだ!カリフォルニアに行こう!

そして原色に戻り、ロスアンジェルスの空港に着陸。
英語も少しは話せるのですが・・・入国審査のおじちゃんすご~~く疑わしそうな表情。
フランスから、武器とか、クスリとか、禁制品持ち込んでないでしょうねぇ・・とまるでブルドックの様な風貌・・・

どうにかハンコをもらって、タクシーで安宿に・・
スターホテルに着くと、「タバコも酒も連れ込みもダメ!」の明るい表示(笑
アジア系のおばさんが受付。
「2週間の滞在ですね」とても丁寧な中学で習うような英語です。
「どのようなお部屋が宜しいですか?」
「今タクシーに払ったので、持ち合わせが無いですが・・」
シングル35ドル。ダブル25ドルグループ15ドルだそうです。
とりあえず1泊だけお願いして・・・部屋はベッドとチェスト、シャワーが付いた部屋。

町を探索に出るジェローム。
Gayスポットとして紹介されているバーに。
隣に座ったヒスパニックの青年に話しかけ合意してホテルに・・
「だめよ!」おばさんの一言。
「いや、友達に見せたいものがあって・・」
「でもだめ、ロービーで見せれば良いでしょ」
幾らちょっとだけと言っても許可が出ないので、諦めたジェローム。
相手は売専のレントボーイとは知らずに宜しくやろうと思ったジェロームですから、金がないから、ダブルの部屋は借りられないと言ったとたんにふられちゃいます。

結局夜の街をぶらぶらして、帰着。

翌朝バスにのって海岸へ。
寒い・・・海岸で楽しそうに遊ぶ人は居ません。
別れたジルの妄想・・・なんでこんなところに来たの?
・・・だって、君が別れたいと・・・

変なラテン系の人が、バスタオルを巻いて海岸に座っているのを見つけたロス。
ロスはわんこフォクシーブラウンのお散歩中です。
「ねぇ、火をもってない?」と気さくに話しかけます。
「僕はタバコは・・ねぇ。海岸っていつもこんな風なの?」とジェローム
「そう、冬はね」
「そうか、それじゃまたバスにのって90分、ハリウッドに帰らなければ・・」
「フランスから来たのにね。僕が送るよ。レイクサイドに住んでるから、ハリウッドの西まで」
車で雑談売れない俳優だと自己紹介するジェローム。
ロスに、君ってチャーミングだねと言われて照れたりして。
「エージェントをしてる友達に会わなくちゃいけないんだ。ホテルまで送れなくてごめんね」
「いや、歩いて帰れるよ」
その歩いてかえる途中、街の女たちに出会い、その中のカリーシャがジェロームにへばりつきます。好みだわって。

やっと宿に帰ってくると、荷物がありません。フロントに盗まれたと大騒ぎするジェロームです。
「盗まれたんでは無いわ。こっちに運んだの、あの部屋が必要だったから」とフロントの叔母ちゃん。
「あそこは僕の部屋・・」
「だって一晩だけしか払って無いじゃない。鍵を返してね荷物を持って行って良いわ」
ジェロームは諦めてあちこちで部屋を探しますが、観光地のホテルは大抵300ドル・・・
無理です。

仕方なくはじめの日に行ったバーへ。
そこにはカリーシャが居ました。お友達と紹介されたノーマはドラックイーン。
彼女曰く、私の家はいつも短期の避難場所よ。街の天使たちが傷ついた時の。
彼女の家に滞在が決まったジェローム。こちらノーマ。



前に住んでいたアーティストが出て行ったままになっているので、大掃除からはじめなくてはならないですが、とりあえずは宿を確保したジェローム。左はカリーシャ、シーメイルです。



あとはどうにか日銭を稼ぎたいところ。新聞で職を捜しますが、フランス訛り聞いただけでダメとか、ポルノ俳優を捜してるとか(笑
ノーマはジェロームに「現実を見なくちゃ。俳優といっても夢よ。そんな人がたくさんうろついているのよ。まず芽は出ないわ」と諭します。

ロスの元を尋ねると、エージェントの女性サラが来てました。
仕事があったら、連絡するわと写真だけ取って行きます。
「ねぇ彼って、エイドリアンブロディに似てない?」
早速、オーディションの話が回ってきますが、ジェロームは俳優としてだと思っていたようですが、ミュージックヴィデオのバックダンサーのオーディションだったようです。
とりあえず初体験。オーディションの仕方は覚えました。
落ち込みます。また元恋人のジルが出てきて、下らないことやめなよと・・・
バックからサウナの紹介本を取り出し、出向きます。



!!!!!
ブランドン!!!!ってこの本の表紙をみて狂喜する私が変ですね。
まさかこんなところで際物(笑・・
サウナガイドの本ですが、チェコのべるあみのモデル、ブランドン君が表紙なんですよ。
ええ、ブランドン君の若い頃のフォトですね。元はこれですね。
多分本はドイツのブルーノギュムンダーから出ていると思います。
美男でしょ。最近大分マッスルな兄さんになりましたが、相変わらずビシバシのタチでございます。
こーゆーのが無駄知識ってやつですな(失礼しました)


サウナは万福のおじちゃんばかり。
その中でも、美人のお兄さんに誘われたのに・・・でも、やっぱり恋人が忘れられない・・・
ここでも、エイドリアンブロディに似てるが出てきたりして・・・(笑

次のオーディションは一応俳優。
彼女とデートする若者。



でも、女性相手は嬉しそうには出来なくて・・・
それじゃいっそ、とその女性をジルに見立てて・・



恋しいジルなら大丈夫無事オーディションに合格しました。
エイドリアンブロディに似ててせくし~って終始言われています。

上手く行ったとロスと話すジェローム。でもジル恋しさは募ります。
「僕やっぱりパリに帰ったほうが良いかも・・」
「何言ってんだよ、ジェローム。これからハリウッドでの活躍が待ってるのに!それに明日はクリスマスイブだよ。楽しまなくちゃ」
「ああ、忘れてたよ、気候のせいかな」
寂しそうなジュロームを捕まえて、キスするロス。



こんなところで(パブリックな場所で)大丈夫?と心配するジェローム。
微笑むロスは、自分がHIVポジだと告白し、バイヤーを(麻薬の)していると言います。

クリスマスイブはカリーシャとノーマと3人で町にくりだしました。
楽しい毎日ですが、ふと、フランスを思い出すジェローム。
イージーに明るく暮らす人々がいとおしいジェロームですが、どうもしっくりいかない生活みたい。
俳優としてのキャリアの第一歩も踏み出したし、ウェイターという仕事も見つけたのに・・・大晦日の前日。彼はフランスに帰る事にしました。
世話になったノーマに、手紙をしたためます。




ロスに挨拶して空港に送ってもらいます。

白黒のパリ。思い切ってジルのアパートの呼び鈴を押すジェローム。


ここでお話は終わりますが、きっとジェロームとジルは縁りを戻しそうな気配です。
この二人、前作でも恋人役でショートフィルムに出ています。
どこかで見た顔だと思いました。
その時はジェローム役の俳優さんは、たらしの役でしたが・・・失恋は次の恋へのワンステップと割り切ったサラリーマン役でした。

Eric Debets ... Jérôme Beaunez
Chad Allen ... Ross
Jonathan Blanc ... Gilles
Diarra Kilpatrick ... Kaleesha
Michael Airington ... Norma Desire





Born in 68 

2010-03-16 | Gay Film
フランスの最近の情勢はまるでわかっていません。
・ドゴールやらミッテランなど、ニュースでしか耳にしない大統領の名前が上がっていますが・・政党名ですら私には判らないです。大統領と首相が違う政党から選ばれて居る現状。
1960年には大方のアフリカのフランス領は独立しました。アフリカの年と言われる年です。
安価な労働力の流入、高失業率、そして労働条件(賃金)の悪化。
元々他民族のフランスですから、アフリカからも人が流れ込んできます。
ソルボンヌでの学生活動は勢いを増しています。



主人公はキャサリン。豪気な姉御肌の活動家です(写真左側の赤いセーターの子)
BFにイブとヘルベ。常に警察に追われる活動家たちです。
キャサリーンはLove&Peaceを地で行くような先進的、開放的な女性で、男にすがって生きるタイプではありません。でも恋多き女性です。
イブはキャサリンの恋人ですが、体制批判をする割には、ちゃんと国語の教師をしています(写真右から二人目のグレーのシャツ)
親友の方やヘルベは硬派の活動家で、危険な種類の活動も辞さないタイプです(一番左の黒のセーターの子)
長髪の美女はキャサリンの友達のキャロライン。

学生時代、ちゃんとクラスに帰ってくるように教授連に諭されますが、3人は大学から田舎に逃げ出して、無政府のコミューンを作ります。ある日知り合った活動家のジェレミーの祖父母の農園が放置されているから、そこで暮らそうと。パリの騒音を忘れて、コミューは多難なスタートを切ります。



お隣のSergeとMaryseはとても人の良いご夫婦で、このへんてこりんな集団を応援してくれます。クリストファという一人息子が居ます。


キャサリンとイブの間には女の子のルドミラが生まれています。
コミューンは結婚という型にはまらない雑多な同居生活。
一生懸命働いている者も居れば、歌って終わるものも(笑
外貨はイブが教師をして、得ることは出来るのですが・・・二重の生活に耐え切れなくて、まして愛するキャサリンは自由恋愛主義。イブはパリに戻る事に。
そして、ヘルベは硬派・・のんびりとした生活が身に付かず、革命の為にコミューンを後にします。
人がやってきては、出て行く生活ですが、どうにか食べるのには困らないようです。
イブが出て行ってから、キャサリンは2人目の子供ボリスを産みます。
イブはコミューンには帰ってきませんでした。

ある日、突然ヘルベが帰ってきて、抗争中に人を殺してしまって警官に追われていると、一晩匿って欲しい。
翌日には警察官が取り調べにやってきて、ヘルベはコミューンを飛び出して、山をくりぬいた穴に隠れます。


それをミシェル(キャサリンの兄)が見つけ、そっと食料を運ぶようになります。
ミシェルはとてもシャイで気の弱い青年で、なかなか人に打ち解けないのです。
数日後、警官に見つかってヘルベは連衡されます。
その様子を見たミシェルはパニックに陥り、山を駆け巡って、足を滑らせ岩場で滑落。
死んでしまいます。
それでも、コミューンから離れないキャサリン。数人で頑張っています。
ここまでが1部。


2部は、ルドミラ、クリストファ、ボリスが大きくなっているところからはじまります。

クリストファ19歳。ルドミラは18歳そしてボリスがじき17歳。
みな年頃で、ルドミラとボリスはパパ・イブの居るパリで学生生活をしています。

お隣のSergeとMaryse夫妻の一人息子クリストファはボリスに恋をしています。


キャサリーンはよくコミューンに泊まりに来るクリストファのお相手はルドミラだと思っていました。

ボリス君実に美人で!明るい子で人気者です。パリでも、微笑んでくれる人全てと寝てたりして・・
でもクリストファは一途に可愛いボリス君を愛していました。
ある日。仲間内で話題になり、二人はエイズの検査の為に病院へ。
二人ともHIVpositiveでした。落ち込むクリストファ。



クリストファはボリス一本。愛しいボリスは母に似て愛嬌振りまいて暮らしてますから・・
彼からとしか考えられません。
パリでヴァケーションの間同居してから1ヶ月。
ボリスは遊び歩いてクリストファの元に返ってきませんでした。クリストファーは不誠実な恋人に別れを告げます。



そんな・・・と当惑するボリス。



ルドミラは大好きな母なのに、身勝手な母だと忌み、自分は結婚をして、ちゃんとした幸せな家庭を持ちたいと願っています。
お相手はFarivar。
ルドミラを愛する彼は叔母の居るロンドンに結婚したら移るつもりで居ます。
コミューンに参加してルドミラと知り合いました。結婚したらロンドンに住む事に・・・
いざ結婚しても結婚式にも来てくれない母。Farivarは結婚前にキャサリンと関係があった事を告白します。
やがて、子供Dariushが生まれて、幸せなはずのルドミラですが、何かが足らない。
ロンドンには行かずに、仕事を持ち、父イブの元に転がり込んでいます。夫とは別居生活です。

HIVの告白をそれぞれの両親にしたクリストファとボリス。
ボリスも父の所に転がり込んでいます。
そしてやっぱりゲイの活動家に恋を・・母譲り(笑
同じ活動中におまわりさんに捕まった彼です。



クリストファは新しい恋人フィリップと出会いますが・・・急に病気が酷くなり。あっけなく死んでしまいます。



クリストファの遺言で、ルドミラがコミューン近くの昔よく遊んだ小川に遺灰を撒きます。

警察に捕まったヘルベの刑務所に出向くキャサリン。出所したら、コミューンで一緒に暮らしましょう考えておいてね。
ある日、だるさに病院で検査してもらうキャサリン。ガンでした。手術は出来ないと医者に言われ、あともう少ししか時間が無い事を知ります。
刑務所のヘルベはもう、自分は20年前に死んだんだ。ミシェルの死も自分のせいだと、コミューンに戻るのに難色を示します。出所して彼はキャサリン達には黙って行くへをくらませます。

事が上手く行かないキャサリンは気丈にしていますが、パリの道端で、倒れこみます。
そこを助けてくれたのが、アフリカで建築プログラムに携わるアントニオ。
コミューンにキャサリンを送るアントニオはキャサリンに恋をします。こちらアントニオ



「あと何年かたって、僕が帰ってきたら、鍵をかけてしまう?」
「そんなことは無いわ」
数日たって、アントニオはパリの生活に切りをつけ、コミューンに帰ってきます。
この後ずっと一緒にいたいとプロポーズするアントニオ。
キャサリンは自分がガンで余命が短いと告白します。

子供たちを招いて、水道が通ったお祝いパーティ。
キャサリンはルドミラとボリスに、アントニオの仕事についてリマへ行く事にしたの。と嘘を言います。



ルドミラは、自分の結婚式にも来ない母が、外国に行くのは信じられないと。
でも、母は、私はいつも男達を待ってて、でも誰一人として帰ってきてくれなかった。
アントニオは違うわ・・と。

ある日ルドミラはコミューンに呼ばれます。
母の死の床に。

パリの生活は日々ゆったりと過ぎていきます。
ボリスはゲイの人権活動で知り合った彼と幸せそうです。



ある日、イブはタクシーに乗り・・・タクシードライバーをするヘルベに再会します。



若い頃の思い出を語り、ピケを張る若者の中にキャサリンを見た気がしました。



きっとキャサリンや自分たちの意志を継いでくれている若者は居るのだと・・少し嬉しそうなイブとヘルベでした。


フィクションです。
でも、本当にあったような錯覚に囚われます。
貫き通した意志に現実批判しながらも生き抜くヘルベと平易な快適な生活を選んだイブ。
愛を待ち通して、自分の意志で生きたキャサリーン。
善意の人たち。
何処にでもある、映画ほど極端ではなくとも人の世の生業。

普通のゲイフィルムに入れるのには真っ当すぎる作品でした。
UK版、リージョンフリーです。
クリストファとポリスのカップルがとても素敵でした。
田舎でじゃれあっているだけだったら、軽く終わっただろうに・・


Laetitia Casta ... Catherine
Yannick Renier ... Yves
Yann Trégouët ... Hervé
Christine Citti ... Maryse
Marc Citti ... Serge
Sabrina Seyvecou ... Ludmilla
Théo Frilet ... Boris
Edouard Collin ... Christophe
Kate Moran ... Caroline
Fejria Deliba ... Dalila
Gaëtan Gallier ... Michel
Osman Elkharraz ... Joseph
Slimane Yefsah ... Farivar
Matthias Van Khache ... Jean-Paul
Thibault Vinçon ... Vincent

Dorian Gray

2010-03-14 | Gay Film
しっかりUKなので、事物の考証は良かったです。
はじめドリアンのイメージが、ヘルムートバーガーら歴代ドリアン俳優よりも弱いかと思っていたけど、プロットラインからすると、適役だったと思います。
落ちていっても憎めないドリアンでした。

ほぼ、お話のラインは変っていませんが、創作の部分も多々あります。
ドリアンが祖父の遺産を継ぐべくロンドンに帰ってきたところから話は始まります。
狡からいロンドン市民の中では、ドリアンはとても純朴な青年で、レントボーイに声掛けられても意味が判らず真っ当にこたえようとしたり、子供に小銭を盗まれても気がつかなかったり・・家令が見つけなかったら・・何処に売り飛ばされていても判らないような・・おのぼりさんでした。



一瞬「ワイルド」でオスカーワイルドに声を掛けるレントボーイ役のオーランドブルームを思い出しました・・・って話がそれちゃうですね。



そして、バジルの絵のモデルをして・・・バジルの知り合いヘンリーに会い・・ヘンリーの誘惑のまま、落ちていく。





ヘンリーをやるにはコリンファース、ちょっと「背徳」の味がない。ぎらっとしたところがもうちょっとあっても良かったかなぁ・・なんて思った。
で、バジルは適役だね。この俳優さんどこかで見たと思ったんだけど・・・
絵が仕上がって、居間でのお披露目。



調度もすばらしくて、ああ、BBCと思うところも多々ありました。
クラリッサでもそうだったけど。ハウスメイドも正統派でしたよ。もちろん出過ぎない家令のヴィクターも素敵でしたが。

さて、お定まりの、シビルとの恋もかわいらしく。裕福な家の坊ちゃんらしく恋愛をしてたのに、ヘンリーの悪魔の囁きで・・ほら、君は若くて素敵なんだから、もっと他にすばらしい女性がたくさん居るのに・・・・
うぬぼれの代表のようなドリアンへと成長していきます。
この変りようがまた、醍醐味かもしれません。



ヘンリーの囁きに迷ってシビルを振り捨てたドリアン。シビルは川に身を投じてしまいます。
シビルの兄ジムからそのことを聞き知り、狼狽するドリアンですが、罪の意識を隠すために、さらに麻薬と酒に溺れて退廃の限りを尽くします。
怪我をしても、引き受けてくれるのは絵の方、自分には傷跡一つ残りませんから。

さて、パリで展覧会をやるのであのドリアンの肖像画を貸して欲しいと頼むバジル。
でも、既に絵の秘密を知ったドリアンは、絵を屋根裏に片してしまっています。
バジルに攻め寄られて、既に悪徳に染まったドリアンに羞恥などありません。



変ってしまった絵をみて、当惑するバジルを殺し切り刻んで川に捨てるドリアン。
暫らくヨーロッパを旅するといって、長い間ロンドンを留守にします。
しかし、ある日帰ったドリアンは・・・以前と変らない青年のまま。
皆には驚愕の出来事です。



老いたヘンリーには年頃の娘エミリーがいます。そのエミリーはドリアンに好意を寄せています。
どうにか悩める彼の力になりたいと・・でもヘンリーはドリアンに近づかないように言い渡します。



罪の意識に苛まれるドリアンの前にシビルの兄が現れます。命を狙われ、悪夢再び。
ドリアンはだんだん心を病み、娘を心配するヘンリーはその秘密を暴いて・・・
ドリアンは自ら悪夢に終止符を打ちます。





ヘンリーが絵に放ったランプの火は老いたドリアンを焼き尽くし、バジルの描いた絵は元通りなって、終わります。


社交界の寵児になって道を踏み外して行く様よりも、純真な愛を失い傷を深めていくドリアンの痛々しさが先にたっていて、自業自得と言い放てない弱さが哀れで・・・
このラインを目指していたなら、二重丸の作品です。
日本の公開はないのかな・・・


Colin Firth ... Lord Henry Wotton
Ben Barnes ... Dorian Gray
Rebecca Hall ... Emily Wotton
Rachel Hurd-Wood ... Sybil Vane
Emilia Fox ... Lady Victoria Wotton
Ben Chaplin ... Basil Hallward
Caroline Goodall ... Lady Radly
Daniel Newman ... Michael Radly
Fiona Shaw ... Agatha
Maryam d'Abo ... Gladys
Douglas Henshall ... Alan Campbell
David Sterne ... The Theatre Manager
Michael Culkin ... Lord Radley

Johnny Harris ... James Vane
Pip Torrens ... Victor
Max Irons ... Lucius
Jo Woodcock ... Celia Radley

Hugh Ross ... Priest
Louise Rose ... Angelique
Paul Warren ... Tea Wagon Owner
Lisa Marie Cooke ... Beautiful Girl
Tallulah Sheffield ... Caroline Bennett
Lily Garrett ... Young Emily Wotton
Emily Phillips ... Alice Radley
Aewia Huillet ... Elisa
Noli McCool ... Jj
John Hollingworth ... Police Patrolman
Jeffrey Lipman ... Lord Kelso
George Potts ... Photographer
Guillaume Grange ... Ratcatcher
Robert Johnston ... Opera Singer