もちろん英語の字幕無かったらわかりませんです。ジューイッシュの習慣にも詳しくなくて・・申し訳ないです。
父を失った肉屋のおじさんと恋人に振られた青年の寂しい魂が寄り添ったばかりの・・悲恋です。
店のシャッターの鍵を開けようとする店主。
開かないので石でキーを叩き割ります。
Menathem Fleischmanの死亡記事が店に張り出してあります。
店主アーロンは腐ってしまった肉を処分する為に冷蔵庫やショーウィンドーの肉を集め廃棄します。
外は雨。店員求むの広告を貼ります。
雨の中、青年が店に入ってきます。
「電話をお借りできますか」アーロンは自分の携帯を差し出します。
相手は留守電のようです、暫らくエルサレムにいるから、また後で電話するから」
ちょっと落ち込み気味の青年。
「大丈夫か」とアーロン「ええ」と青年。
「このあたりの人じゃないね」「ええ、yeshivaからきました。Daat Menachemの」
「そうかい、あそこは一年前に閉鎖されたと思っていたが」「私はYeshivaで人を捜しているんです」
「雨が上がるまで居て良いよ」とお茶を勧めます「人を募集してるの?」と青年。
「なぜ?」「僕はお金が無くて、仕事を探しているので」
「肉屋の経験は?」「無いです。でもタルムード学院の学生でした」
「それとはまるで違う世界さ・・滞在する場所があるのかい?」「友達の厄介になろうと思ったのですが・・」
「電話に出てこない彼かい?」「彼は答えてくれますよ」
「君は学生だし、ここが自分に合わないと気付くべきさ、もう行っておくれ」
仕方なく雨の中出て行く青年。追い出したものの気になるアーロン。
公衆電話で友を呼び出す青年。
「君のところに来たのに、話したいんだ・・・会いたい」電話は一方的に切れました。
青年は教会に泊まったようです。

朝の祈りを捧げるアーロン、祈りが終わると、寝こける青年に、「仕事は見つかったのか?」首を振る青年。
エズリ青年はアーロンに雇ってもらえたようです。
「何か食べたのかい?おなかは空いてないか?夜の祈りに一緒に行くかい?」質問攻めのアーロン。
店の二階の父の休憩室を貸したようです。
さて、仕事をするか・・「僕は?」「休憩は怠惰に通じる怠惰は狂気を呼ぶ。若いうちは良く働いて祈るんだ・・」とアーロン。
青年の面倒を見る事にしたアーロン。慣れない肉屋の仕事を手伝わせます。
二階でどたばた、店主が上がっていきます。
「すみません騒がしくて」青年のスケッチを見るアーロン。
「絵はどこかで習ったのか?」「いいえ独学です。あなたをモデルに描いて良いですか?」
「ああ」
待ち伏せ、エズリは男を待っていました。エズリは先に路地に入って、相手の男が付いてくると、会いたかったと言って寄り添います。でも男に拒否されました。
勉強会に出席しているアーロン。
「自制を専らとする人は罪人です。ワインを飲むことを妨げる人は罪人になる。彼は犠牲を払いながら苦しむ・・何故?神は人が悲しみや苦しみを望みません。何故神は世界を作ったのか?
我々の為に、我々の魂の浄化の為に」年長のラビーが課題を出し、それぞれに問いかけます。
「ラビーそれじゃ私は納得できない、彼はワインを飲む事を挑戦したくない。彼を毎日拝むのは義務になってしまう・・それは愛とは違う、神の奴隷でしかない。それでは困難を意味することになる」
とアーロン。漠然とした不満がるようです。
お出かけの支度をして下りてくるエズリがアーロンに言います。
「ありがとう私は春の浸礼に行きます」
「何処へ?安息のディナーには戻るんだろう?」とアーロン。
「戻って欲しい?」と青年「ああ」「それなら一緒に行きましょう」
「一緒には行けないよ。妻のRivkaに約束してるんだ、安息日までは家を手伝うと・・」「最後にエルサレムを発って何年です?」答えに窮するアーロン。
結局二人で車で出かけます。
二人で休憩・・服を脱いで川に浸礼に行く青年。洗礼者ヨハネみたいに
何度も潜りながら祈っています。
「一緒に水浴びしません?」と青年。「水は冷たいだろう?」「ええ、凍るように」
冷たいと言われたのに、服を抜いて水浴びするアーロン。開放感に微笑が。
家に帰ると子供たちが、「パパが帰ったわ!ねぇアレは誰?」とヤコブ。
4人の子供たちと会食をするアーロンとエズリ。
「どちらでお勉強を?」と奥様のRivka「Or Vachesedです・・とても美味しいです」ご機嫌なエズリ。
「アーロン。お肉も魚も余り食べてないわ」と奥様
「あなたはすばらしい家族をお持ちだ」と青年「ありがとう、エルサレムへは何の為に来たの?」
「お金を得る為に」「どちらに御住まい?」
「肉屋さんの二階の小さな部屋に」「え?倉庫に?」「一時さ」とアーロン。
「ご家族は?」「居ません」「でも奥様は欲しいでしょ?」「適当な時期に神の助けがあれば」
「何か必要なものがあったら、気兼ねなくおっしゃってね」と奥様。
お肉屋さんの修行をするエズリ。
「何故笑うんだね?肉屋が笑っているのを見たことがあるかね?」とアーロン。
「ナイフの使い方を覚えたら、次ぎはスライサーだ。待ってろよ一人じゃダメだ。私が行くまで待ってるんだ」
スライサーの使い方を教えるアーロン。エズリの肩に右手をかけ、左手で手の動かし方を教授します。
意識したわけではないのでしょうけど、親密。そこにお客様が声を掛けて驚いたアーロンは左手を切ってしまいます。客は同じ教会の年長者のラビです。
「皆が待っているんだよ。Reb Aaron」と声を掛けます。
「そう、待ってるのか・・」トレーを出す店主。
「これを私たちにかい?」とラビ。「こっちです。ご自身でお持ちくださいよ、私は忙しいので」とアーロン。
「私は免許が無いんだよReb Aaron」ラビ
「でも、私は忙しくて・・」アーロン
「ここは地の果てだよ・・」ラビ
「行ってください。あとは私がやっておきます」とエズリ。
「包帯をしたほうがいいんじゃないか?」と傷を見たラビ。
車でラビを送るアーロン。車中での会話。
「彼はSefadから来たのかい?あの君の見習いさ」
「ああ、Or Vachesedで学生をしていたそうだ」
「ああ、彼は捨てられたんだ・・彼は余りに良い事をしすぎて、出されたのさ」と嫌味なラビ。
「それはコミニュティのチャリティかい?私の父も同じように彼を雇ったと思いますよ。それに彼が神へ近づく手助けも出来る」
「君の父も?そう思うのかね?」ラビ
「彼は私自身に神の道を示してくれる。あなたは彼を知らないでしょ」
「私は君を心配しているのだよ」
「ええ、大丈夫ですよ。彼について何を人が言っても気にしません。あなたの全ての知識と知恵を持っても理解してほしい。神が彼の人生の為にあるということ」
「ほら、あいつがフィッシャーだよ。彼はモルデハイの娘サラと付きまとっている。トラブルメーカーさ。どうにかしてやらないと」
夜、仕事が終わって、店の屋根でタバコを吸いながらスケッチをするエズリ。彼の元にやってくるアーロン。
「どうしたんです?」とエズリ。
「この場所はお気に入りかい?私を書いてくれるかね?」「ええ、座って。帽子を取って。自然にね」
モデルをする店主に書きだす従業員

「どうしてここに?」エズリ。
「いろんなことを忘れたくてね」アーロン
ペンを置きそっと近寄り、様子を伺いながら抱きつくエズリ。それを止める店主
「自制するんだ・・我々には立ち上がるチャンスがある。この世界で私達の運命を果たす為に」
何度もキスを求めるエズリを諭そうとするアーロン。
「何故神は熱望する?我々の魂を揺さぶるのか?普通の人はこの手の挑戦を扱うことができない」
そう言って立ち去るアーロン。素直なエズリの誘惑に負けそうです。
店の手伝いもよくしてくれるエズリ。アーロンは気になって仕方ない様子。
「終わったかい?」とアーロン。「もうちょっとです」と言って冷蔵庫の中に肉を仕舞っています。
落ち着かないアーロンに「どうしたんです?笑ってください。ほら、終わりましたよ・・笑ってください」すっかり昨晩の誘惑で、アーロンが自分を否定しているのかと思ったエズリです。
冷蔵庫の電気を消す店主・・・あ・・誘惑に負けていたようです。
激しいキス・・ここじゃ寒いでしょ・・・って関係ないっすか?
ハンドジョブで終わり・・吹っ切れない二人の背中が何かをいわんやです。
夜アーロンの奥様が夜食をつくってくれます。
「私もおなか空いたわ。一緒して良いかしら?今日も忙しかったの?私RabbiWeisbanにあったわ。今日店を通ったとき、店が開いていて嬉しかったって言っていたわ」
ため息ばかりの夫を心配する奥様,なんでもないとアーロン。
「彼はサラをさがしているぞ」とラビ
「だれ?」アーロン
「イスラエルフィッシャーさ。サラの父モルデハイは苦しんでいる。出かけてなかなか見つからないそうだ」
肉屋にそのサラがやってきます。
「こんばんわサラ」
「私のお肉を用意してくださったかしら?」
「ええ、これです」
「ありがとう、お幾らかしら」
「いつものように付けておきますよ」
「いえ、今・・」
「そうですか、90Shekelsです」
息子が帰ってきてトイレ貸して~
「アーロンわしの肉は?」とラビ。
しつこく息子がトイレと叫ぶのでパパが切れちゃいました。
奥様も来ています。
「今夜は早く帰ってね」
「ああ、そうするよ」
夕の祈り、アーロンとエズリは二人で勉強会に参加。
「あなたの知恵はどのような金と銀よりも私にはありがたい」
お酒を飲んで、肩組んで歌い。楽しそうな伯父さんズです。
帰り肉屋の二階でお楽しみ。早く帰ってといわれたのにね。
家に帰ると、パンとスープの食事。
美味しいよと奥様にいいますが、どうも二人の波長がずれてきているようです。
店に尋ねてくる見知らぬ青年。
「アーロンさん、あのあなたの為に言います。ここで働く青年を長く置くことはよくない。噂を聞きました。彼は公正ではない。呪われています。彼を私たちの家に運ばないでください。彼をユダヤ教礼拝堂または私達の付近に連れて行かないで欲しいのです」
二階に眠るエズリの元へ行くアーロン。
「何時まで寝ているんだ?」「どうして起こしてくれなかったの?」
店を閉めるアーロン。
そこに奥様。
ハス向かいの子供用品のお店のサラに声を掛けます。
「おはよう。アーロンを知らない?」「今日は見てないわ。お店に居ないの?」
「閉まっているの」「今日は見てないわ」とサラ。
その頃、二人で眠るアーロンとエズリ。
夜に帰ると奥様不満顔
「今日はどうだったの?」
「忙しかったよ・・どうした?全て上手く行ってるよ・君の頭の中で思うよりも」
翌日。奥様が店に行くとエズリが一人で店番です。
「アーロンは居ないの?」「ええ」
「それは良いことだわ・・彼があなたを一人にして店を開けられる事がよ。このお肉を2キロ欲しいの・・あら、大きいピースでね。これ新しいわよね?」とアーロンの奥様。
「ええ、昨日入荷したのです。何処が良いですか?」
「いいわそれ全部頂くわ、綺麗にしてもらえる?やり方を教わったの?」
筋を取り除くエズリは「とても感謝してます」と奥様に微笑みます。
「一人であることはたぶん難しい。今夜夕食に来ない?」
「教区会で、私は全て話そうと思うのだがどう思う?」とラビ
「私なしで行って下さい」とアーロン。
「彼は狂ってしまうぞ」
「だれが?」
「モルデハイさ。サラは迷える羊だ。彼女に手を差し伸べなくては」
「私は今自分の問題で手一杯です」とアーロン
「今が一番良い時なんだよ」とラビ。
アーロンとラビはアーロンの車で、あのおもちゃ屋さんにモルデハイを迎えに行きます。
「パパ何処へ行くの?」とサラ。
「私は大分前にこうすべきだったんだ」とモルデハイ「まって!」
「さあ行くぞ」と肉屋の車に乗ったモルデハイ。
フィッシャーのアパートにやってきます。
「なにか?」
「一緒に来てください。話があります」とラビ。
「私はここで良いけど」とフィッシャー
「イズラエル。判っているだろう。サラは婚約している。良い男とだ。今後、デートも電話も何もしないでくれ」とモルデハイ。
「私は彼女を愛してるんだ。彼女には手を出していない」とフィッシャー。
「もし君の老母が居なかったら殴り飛ばしていたところだ!」とラビ。
「私は彼女の為に全てを犠牲にしても良いと思っている。それでもあなたは彼女を愛してるか?」とフィッシャー。
「そんなことを彼女の父親の前で問うべきじゃない。私たちは、ここにModesty guardsが来ることを防いだんだ。彼らがきたらドアをあけ家の中をひっくり返して行く、誰が叫んでも助けに来るものは居ない。君はユダヤ教礼拝堂に逃げることしかできない。でもそこでは何の助けも得られない、なぜなら皆がそのことを知っているからだ、それともそうしたいのか?」とアーロン。遠まわしの脅しですね。
夕食。
「100点取ったよと・・それを見せようと、この前ママとお店に行ったけど、パパ居なかったんだ」とヤコブ
窺うように見つめる妻。
そして密告文。
隣人の罪人
「誰が、どんな邪悪な肉が私達の場で準備されているかを知っていますか?」
それは脅迫文とも取れる、密告文でした。アーロンを名指しを避けて非難しています。
しかも店の近くの掲示板に貼られ、家の前にもドンと置いてありました。
「奴らこそ邪悪だ」
肉屋に石が投げられました。窓ガラスが割れます。
アーロンは困惑しています。あの青年の忠告を無視したためです。
そしてサラの結婚式。ごついムコ様です。父の思い通りの男と結婚することがサラの幸せかどうかはわかりませんが・・・
足取りも重く帰宅するアーロン。
家の中は真っ暗。子供たちを見て廻りベッドに入ります。
朝、教区会にやってくるエズリ。アーロンの祈りの言葉がやみます。皆がエズリを見つめます。
店を開けようとするエズリにそれを止めるアーロン。
「もう、こんなことを続けられない。私には妻も子もいる」とアーロン
「でも僕にはあなた一人だ」
「私がどうにかしよう」
肉屋を開けると、前の通告に来た男たちが頭数増やしてやってきます。
「私たちの忠告を聞きませんでしたね?そんなに、私たちがここで肉を買うのを止めさせたい?このままなら私たちは購買ボイコットをするでしょう。あなたは記事どおり、不浄の商品を売っているのですから。もし店を閉めたくないなら、このまま、家族とここに住みたくないなら。そのままにすればいい。あなたを隣人とは認めない。選択の余地は無い。ここでの決定権も無い」一人でまくし立てます。
「一体何事かね?」とやってきたRabbi Weisban
「聞いてください・・」とアーロン
「私は彼と話がしたい」と今まで堰を切ったようにけし掛けていた青年を見やるラビ。
「これは恥ずべきことです。時間の浪費でしかない」と青年。
「私は彼(アーロン)を知っている。彼は良い男だ。彼の父の代から知っている。彼の父は信頼できる男だった」とラビ。
「私たちは、子供たちの未来になんのリスクも負いたくないのです。これは生死の問題です」と青年。
「根拠の無い事を取り上げて彼を苦しめるのか?」とラビ。
「私たちがどのような苦しみを与えると?あなたがここで行われている事に関して無知なのに。二階に上がって何が起こっているのか御覧なさい。私は子供たちの魂を危険にさらしたくは無いだけだ。あなたが上手く事を運べれば良いが、あなたがここで匿われている悪に影響されるだけだ」と青年・・かなり及び腰でびくびくしています。
「子供たちの何を知っていると言うのだ。脅迫するつもりか?出て行け!なんてTorah studentsなんだ!」と怒れるラビ。
「重要なのは・・」と言いかけた青年ですが、ラビの勢いに負けています。
「私と論議しようなんて、出て行くんだ!アーロンを犯罪者扱いしおって」肉のショーウィンドーを激しく叩くラビ。すごすごと退散する若者たち。
「一体どうしてあいつらと対立した?どうして彼(エズリ)の面倒を見ている?答えるんだアーロン。何があった?父が君の舌を切っちまったか?黙ってないで話せ!」勢い納まらないラビが若者たちが店を出て行って、二人きりになってからアーロンに問いかけます。
「生きていると感じた・・私には彼が必要だ」ゆっくりと言葉を選びながら、答えるアーロン。
驚くラビ・・
アーロンの頬を強く打ちます。
「私は死にました。そして生まれ変わったのです。」
無言で二階を睨み、帰るラビ。
教会で男を待つエズリ。あの告知文を差し出します。
「罪びと」「Sinner and seducer!誘惑者・お前の死後は寄る辺も無い」エズリの元ボーイフレンドの男は叫びます。
直ぐに人が集まってきます。
「君とは距離を置いた」「我々は君を追放した」「私は付きまとったりしなかった!」
エズリと男は二人で取っ組み合い。加勢がある男の方が有利でした。
殴られて倒れたエズリ。大丈夫かと歩み寄るアーロン。
泣き出すエズリ壊れた水道管のせいで、二人ともびしょ濡れです。
肉屋を出て行く決心をしたエズリ。引き止めるアーロン・・でも彼は行ってしまいました。
家に帰ると長い就寝前の祈りをするアーロン。
「あなたが何を祈っているのか知ってるわアーロン。どうしたいの?」と奥様。
「ここに居たい、君は私に出て行って欲しいか?」とアーロン
「いいえ、でも決めたのでしょ」
「何も決めてないよ。私はここに居たい」
「どうしたいの?」
「ここは私たちの家だ、もう何も、この家に入れたりはしないよ。私にはそぐわない。それは私をがんじがらめにする悪魔だ。二度とこの家には誰も入れない。私をまもってっておくれ」
泣き崩れるアーロン。
いつもの朝の支度。
子供たちと母は騒ぎながらの日常。
朝早く、禊にやってくるアーロン。
大きく息を吸い込み、沈んで・・浮かんで、息を吸い、また沈む・・・凪ぐ水面。
そして画面が暗く・・・・
Zohar Shtrauss ...Aaron Fleischman (as Zohar Strauss)
Ran Danker ...Ezri
Tinkerbell ...Rivka Fleischman
Tzahi Grad ...Rabbi Vaisben
Isaac Sharry ...Mordechai
Avi Grainik ...Israel Fischer (as Avi Grayinik)
Eva Zrihen-Attali...Sara
Haim Zanati ...Ultraorthodox Weirdo (as Haim Znati)
Mati Atlas ...Ex-Boy Friend
Iftach Ophir ...Head of Yeshiva Student in the Butchery (as Iftach Ofir)
Safrira Zachai ...Fischer's Mother (as Shafrira Zakai)
Lidor Daudi ...Jakov
Tal Barak ...David
Bar Kalfin ...Shimon
Royi Zolicha ...Nataniel