Rの会~楽覚生~ 今ここの気づき

ゲシュタルト療法を用いて、自分自身を見つめ、今ここを丁寧に感じていくワークショップのお知らせです。

<新年の美術館散策>

2018-01-19 | 日記

今年になって、是非見たいと思っていた美術展に行きました。

<ゴッホ展><北斎とジャポニスム>です。

どちらも上野で近くでしたが、とても混んでいたので、日を変えて行きました。

日本の美術館はとても狭くて、混んでいることが多いので、

みんなが順番を待って読んでいる解説などは、どんどん飛ばして進みます。

絵の前に並んでいる人の列から離れて、後ろに佇んで見ていると、

人と人との間から絵の全容がとても綺麗に見えてきます。

そんな風にして、自分の好きな絵、見たいところだけを見ました。

 

今回の2つの美術展で印象に残ったのは、どちらも日本の影響をテーマにしていたことでした。

特に<北斎とジャポニスム>の美術展では、

北斎の絵と、それに刺激されたと思われる画家の絵が並べて展示されていて、興味深いものでした。

解説によると、このような観点からの展覧会は初めてとのことです。

ゴッホ、モネ、セザンヌなど、私の好きな作品がたくさん展示されていて、

それ自体を充分鑑賞できたことも、嬉しいことでした。

 

今回気づいたことは、北斎の絵の多さと、一つ一つの絵や素描、版画の細かさ、丁寧さでした。

今まで有名な<富獄三十六景>しか注目していなかったのですが、

(本来は「獄」の字の上に「山」がつきますが、見当たらなくて失礼)

<北斎漫画>というデッサン描きのようなものがあり、

そこには、いろいろな人の動く様子が生き生きと描かれており、

また、動物、鳥、虫や植物など、とても写実的な描写なので、そのまま図鑑にできるくらいです。

その観察力と筆の緻密さに驚いてしまいました。

また改めて、日本画における、空間の素晴らしさといったらよいのでしょうか、

何も描かれていないところの意味を、改めて実感することができて、感心した次第でした。

里英子

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