HRJ 中央突破 の日記?雑記?備忘録?

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それでも、生きてゆく Vol,5~6 ~満島ひかり~

2013年10月04日 | 映画?DVD?の感想?


それでも、生きていくVol,5~6を視聴。

うーーーん、やっぱり私はハッピーエンドが好きらしい。
変に、ドラマだから。と二人が結ばれる、または、
結ばれるんだろうなぁ的な雰囲気で終わって欲しい願望が強すぎた。



そもそもが、第二の事件が起きた時点で、二人が結ばれることは、かなり困難を極めることは
容易に想像できたので、何か、例えば、
草間ファームの佐藤江梨子がなんとか一命を取り留めて、、、みたいなことになれば、

被害者家族たちは、加害者家族を認めていたので、少し、その方向の光が残ったのかもしれない。

それでも、アキちゃんは亡くなっているワケで、そこのいわゆる責任をどうするか。
そこの決定的な人としての矛盾を、「それでも、生きていく」でどう説明するのか。
それに期待を寄せていたのであるが。



だって、あまりにも双葉(満島ひかり)が不憫で不憫で。。。



だから、第9話の「伝わらない告白シーン」が、一番楽しめたかな。まだそういう希望があったから。

最終話の「普通の一日」なんてのは、もはや絶望的な状況であり、切なさの大津波で見てられない。

見ている明日が何なのか。ここが決定的なシーン。
ハッピーエンドへの大転回が苦しくなった致命シーン。



双葉「ごめんなさい。それが私の見てる明日です。」

しかも、最後の最後、手紙を木に結ぶシーン。これはもう私個人的には目を覆いたくなるところ。

手紙出してないやん。。。

すっかりハートブレイク。



せめてもの、何年も先にはなんとか、という、
最後の光をも鋭利に切り捨てる、そのリアルさに、ちょっとぐったりきたわ。。
(まぁ切り捨てざるを得ないのは、理解はできるけれども)

よく見てみると、佐藤江梨子が延命治療拒否したのに延々と生きてるので、
回復の見込みがあるのかもしれない。でもあまりに一縷過ぎませんか?

「一生守ります」宣言してるし、手紙すらなくとも、気持ちが通じていても、ハッピーエンドが遠すぎる。

「希望とは、誰かを想うことかもしれない」なんて、幻想的なこと言ってるし



「悲しみを増やさないためには、悲しい話を続けるしかない」



なんじゃそれ!

いやこれがさ、こんなドラマティックな恋?を予感させるものじゃなくて、
単にオトコとオンナの友情ストーリーなら、こういったような、それぞれの道を進むぜ路線でもエエけれど、

これだけラブストーリーを仄めかして、気持ちを没入させて、
それで聖人路線はちょっとツラいわ。。救いがないわ。

いや、わかる。被害者立場から見れば、というのは良く分かるけど、
あえて第二の事件まで起こして、双葉を追い込むハードな脚本にしなくても。

だんだん腹が立ってきた。。。。

・・・まぁでも冷静に考えれば、そんなに熱愛を強調するシーンも無く、
淡い恋心だったのかもしれないね。
あまりの演技力に、視聴する私が、感情入れ込み過ぎという説もある。

淡い恋心と戦友との別れ。

その二つが交差して。

・・・あんな表情になりますか?感情がスゴいわ






そこで、あまりにハッピーエンドじゃなくリアルエンドでもやもやするので、
違う見方をして、この不協和な気持ちを落ち着かせてみる。



つまり、それでも生きていくとは、とにかくなにわともあれ生きていくんだという、
そのような超本質的な内容を、表現したものと考える。



結果的には、まぁかなり、相当ざっくりではあるが、このような形で決着していると理解してみる。
だいぶ人としてハズれた理解の仕方とは思うけど。

・双葉(満島ひかり)は自らの欲望を捨てて、人として、といういわゆる道徳的なポリシーを固く信じる道を選択する
 言葉は非常に悪いけれど、狂信的である
 信じることに美学を感じており、そこにアイデンティティがある

・洋貴は悟りを開く
 生命は唯一無二であるために、何物にも換えがたいという非常にまっすぐな価値観を啓く

・文哉は反省しない
 文哉はいわゆる病気と呼ばれるものであり、責任は社会みんなで持つべきものなのかもしれない
 人間が全て人らしいものなのではないということを表している 

・双葉父は責任を投げ打ち、自らの生きがいへ邁進する
 謝罪のシーンや、過去の経歴、行動パターンなど、本当の意味での、一般的な人のリアルな姿

・洋貴母は自分自身の解釈で全てを包括する
 これがなかなか理解が難しい。一般的な人としてのパターンでも動いているし、
 急に奇をてらうような、ドラマティックなセリフを言ったりやったりしている
 ドラマをドラマにするためのアクセント的な役割であり、ここに表現したいものはない




それぞれが、選択をして、生きていく。

それが正しい、いや正しいという表現だとおかしくなるけれど、

正しくなくても、己の中の真実を選択していく。

「その姿」を演出したかったと捉まえてみる。

そう捉えてみると、これまでの全てのキャラクターの機微が滑稽に思えて、

でもそれが芯をついていて、納得出来る。

つまりはそういうものなのか。

その姿を「にんげんドラマ」として描く。



そう見れば、、なんて思ってはみたけれど、

それでもやっぱり、不憫であったということにしか気にならない、、、ので、
結局個人的な見所は、各演者の演技力、これしかなかった、という結論になっちゃうよね。



せっかく95点(マイナス5点は被害者と加害者の強引な巡合いがどうにも不自然なので-5)だったのに、
変なところでリアルなことにするけん、結果がもやもやで、もうがっかり。
70点かな。個人的にはさ。
私のような、娯楽目的で見るドラマじゃなかったけれど、気持ちに余裕があれば楽しめるかな。




楽しかったシーンだけ思い出して寝よう。変に興奮して寝れなくなってしもうた。



[このあたりが一番楽しい 「好きでした」と最初のファミレスで最初の紙に書くところ]




[度重なる洋貴との共感シーン]




[むせびなかせたら、私の今まで見た女優史上No,1だろう]








[予感が炸裂]




[距離感]












[胸が苦しい普通の一日]




それが初恋ですか

 髪の毛いいにおいするなぁ、てきな

昔からそんな変態パターンお持ちだったんですね

え こわーい



深見さんの話しましょうよ

話は別に面白くないですけど、深見さんと話すのはだいぶ面白いです

深見さんのいいところ、私いっぱい知ってますし、

知ってるんですよ

 遠山さんバレンタインとかあげました?

普通に、やさしいトコとか

 じゃなくて、チョコレート

すごいやさしいです

なんか、深見さんの優しいトコとか思い出すと 

ちょっと涙でてきます

 ・・・それはどうも。



あれ、なんでしたっけ?

 だから、バレンタインにチョコレートとか。

そういう。。。

 手作りしたりとか。

・・・・

なんだろう。あれ・・・・

なんか・・・エヘヘ・・・

楽しいんですよ・・・なんか・・・ヤダなぁ。すいません。

楽しいだけなんですけど。

深見さんの・・・・

・・ちょっと、あっちむいててください


(溜息)


(沈黙)


あの、こっちむかないでください

 いくのやめませんか

やめません いきます



 遊園地の写真、あれ買えばよかったですね

一枚700円ですよ、もったいないですよ

あんまりかわいく写ってなかったし

 そうっすか、大体いつもあれくらいですよ

ひどいこといいますね

 思い出になるし

深見さんにはこれからいいこといっぱいありますよ

ミスユニバースと結婚できるかもしれないですよ

 したくないすよ

えへ、なんか、頭に載せる王冠とか、見せてくれるかもしれないですよ

 王冠興味ないんで。王冠ないほうが、遠山さんといるほうが楽しいです


なんか・・・もててるみたいで嬉しいな

 そうですよ、このへん界隈じゃすごいもててますよ

深見さんもこのへん界隈じゃすごいもててますよ

 遠山さん


終わりますっ 終わります・・・

(泣)

はい、終わりました


今日楽しかったです 一生の思い出になりました

ありがとうございました

帰ります


あの・・・手振ってるんですけど。

振ってるんですけど!

だまっちゃって。

無視ですか?

手振ってるんですけど・・・




深見さん

 はい

ほんというと

ずっとこうして欲しかったです

 はい

ほんというと

私的にだいぶ嬉しいことです



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