コム * デ * マクロビアン

パリでゆっくり穀物菜食 、贅沢貧乏の日記

春の排毒  detoxication printaniere

2009-02-23 | マクロビオティック
   春の排毒が始まった様です。

 数日前から両足の向こうずねにポツリポツリと小さいけどかゆみの強い赤い発疹が出てきました。 『春の排毒』なんて耳にしたこともないブルトン氏は「何故?キミほど食べるものに気を使っている人が??」とか「別の病気ではないか?」とか西洋医学の皮膚科へ行くことを勧めたりします。 

 どうしてマクロビオティックで健康的な食生活をしているのに”排毒”があるのか? と確かに一瞬、腑に落ちない感じがしますが、冬の間に蓄積された老廃物を外に出すというのは本来私達のからだの自然の摂理であるのです。 春先にカラダが自然に季節を感じとり排泄作用を高める(普段の大小便の排出だけで間に合わない分が毛穴などから別のかたちで出てくる)というのは、カラダがきちんと代謝している証拠であって、マクロビオティック4年めの春にしてオメデタイ出来事 な様です! この『春の排毒』を通りすぎると、すっきりクリーンなカラダになれるというわけですね◎


 かゆみ対策には*第一大根湯を飲んだり、オリジナルのよもぎローションと生姜オイルで様子を見ながら時々マッサージします。うそみたいに治まるのです。 


 断食には及びませんが、しばらくややストイックな食療作戦(毒断ち?)で排毒をうながしたいと思います。 これも何となく自然に感じるところで、とりあえず、粉もの(小麦粉系)、大豆系食品(醤油、味噌は別)、好物の山羊のチーズ、を極力断つ。 油料理もなるべく控えたいと思います。

 今日はグランタペチ(バスティーユにあるマクロビ食材店)で、くき茶、玄米餅、玄米ポンセン、焼き海苔、わかめ、黒ごま... 散財(輸入オーガニック食材はお高めです...)してきました。 ま、春の排毒祝いということで... ケンコーなカラダあってこそのシアワセな人生ですものね☆ 明日の朝はマルシェでタンポポ:苦味のある野草もデトックスに有効です(少量で良い様です。)

 ちなみに春の排毒は、人によって咳だったり、熱だったり症状はさまざまな様です。


 *第一大根湯 の作り方

 大根おろし  スープスプーン大さじ山盛り1と1/2
 生姜おろし  大根おろしの1/10
 醤油     適量
 熱い番茶

 大根、生姜、醤油を合わせ、カフェオレボールの七分め程まで煮出した番茶をそそぎ、あつあつを飲む。

 (白い大根が手に入らない時は、黒大根radis noir で作っています。)
 

   

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
自然 (クワ)
2009-03-04 17:22:38
>蓄積された老廃物を外に出すというのは本来私達のからだの自然の摂理
動物も同じ事をやるそうです。山菜を沢山食べてスッキリさせるんですね。
山菜 (eribleucoco)
2009-03-05 07:57:27
 動物も春の排毒!? すごいですね 自然の摂理。
出来たら、私も山菜取りに行きたいですー、もっと春を感じるでしょうね。。。
こんにちは (うさこ)
2009-04-18 14:34:44
排毒で検索してたどりつきました。春になると排毒というブログがたくさんあって、ビックリしました。やっぱりそうなんですね。。いままさに私は排毒中で毎日苦しい日々をすごしています。でも将来的によいことなら、仕方が無いですね、この苦しさも。。。。
排毒 (eribleucoco)
2009-05-08 15:33:12
うさこさん、こんにちは... と言ってもコメントをいただいてから大分時が経ってしまっているので、きっともう春の排毒も終わられているのでしょうね。

 春の排毒を知ると毎年、今年何が出るかしら?とか意外と楽しめる様になったりもします。あまり苦しいのは困りますね...。