コム * デ * マクロビアン

パリでゆっくり穀物菜食 、贅沢貧乏の日記

有機ワイン vin bio

2008-10-30 | 山のもの  de la terre
   有機ワインについてはまだまだ未熟者の私ですが、美味しい有機ワインは舌鼓だけに終わらず、身体をすうーっと通ってゆく感じがします ... と言うより、美味しいビオワインは身体をすうーっと通ってゆくだけでなく、舌鼓 の方がより的を得ているのでしょう。 身体に優しい感じでも葡萄ジュースみたいでは、やはり哀しいです。

 もちろんお金をいっぱい出せば、この両方を兼ね備えた素敵なビオワインがいただけますが、日々楽しむのには、その辺の駆け引きがなかなか... ブルトン氏の舌は厳しいのでした。

 そこで「美味しくお得に」のアイデアから生まれたのが、これ、キュビのビオワイン☆(キュビはcube,cubique=立方体が語源だと思います) 蛇口をひねってチャーというのに初めはギョッとしましたが、まあ特別な時にはボトルを開ければ良し、こういうのに慣れてゆく自分もちょっと怖いです...。

 5ℓで20ユーロのベルジュラックの赤ビオ◎ 5ℓでハズレだと困りますよねー、大丈夫、なかなか美味しいです♪

 

うなぎ  l'anguille

2008-10-28 | ともだち  mes amis
  うなぎ というカフェに行きました。 もちろん本名ではありません。

 鰻の様に縦に細長いからそういう名前で呼んでいるカフェです。 左岸の美術品の宝庫みたいな所にあるうなぎは、ひっそりと静かな時が流れる”どおってことない”今日のパリではとっても貴重なカフェです。

 邪魔するものが何もない、細長いうなぎの奥で心で話しをしました。 うなぎのマスターは客がいない時は座ってるし、常連のカフェ一杯の客とは何だか嬉しそうに天気の話しとかしてます。

 初めて行った うなぎ がとても気に入りました。 余分なものはいらないから、 心があればいいのです。

焼きおにぎり yakionigiri ( boule de riz grillee)

2008-10-17 | 日々のことvie quotidienne
  パリで今日のお昼ごはんが焼きおにぎりだった人は何人くらいいるのだろう?

 そんなどうでもいい事を思いながら、日だまりの中、両手でおにぎりを持ってかぶりつく。

 美味しい玄米焼きおにぎりのコツは、京都のなかがわさんに教わりました。

 そう言えば、最近気づいたカラダの変化があります。 夏でも一年中冷たい足の持ち主でしたが、なんと私の足先、冷たくないのです! これ、快適◎

 マクロビオティック、陰陽の宇宙〜  美味しいごはんで日々しあわせなり


ゴムべら une spatule

2008-10-15 | ものたち les objets
  パリに住み着く覚悟で戻って来た時からですから13年前、モンパルナスのINNOで買ったどおってことないゴムべら、ついにゴムの部分がヨレヨレ、長い間お疲れ様でした。

 先日レアールの辺を自転車で通りかかったので、オット! 足を止めモンマルトル通りのキッチン用具卸しの一件に駆け込み、新しいゴムべらを買いました。

 今度のは柄がステンレス&プロ仕様ですので先代より更に長もちしてくれるのかな、と4,9ユーロぽっちですごい期待、そして台所にピカピカの道具が仲間入りするとなんだかウキウキ、単純◎


 *MORA 13,rue Montmartre 75001 Paris  モンマルトル通りには他にもプロキッチン用具卸し店が何軒かあります。

タプナード.ア.ラ.メゾン la tapenade a la maison

2008-10-14 | おかず系  sale
 フムスと並び、一年中よく作るもの。 オリーブ屋さんの量り売りタプナードは美味しいけれど、山盛り買うとお値段も弾むので、好みのオリーブを買ってきて山盛り作れば同じ位美味しくて、お値段控えめ、アペリティフやお料理にもひと工夫で色々使えて、冷蔵庫にあると便利です。

 オリーブは黒だけ、緑だけ、両方混ぜて、これはお好みでどうぞ。他に私がいつも入れるのは、ケッパー、アンチョビ、レモンの絞り汁、オリーブオイル、それとニンニク少々。 バジルの葉を入れるのも美味しいですが、日持ちしなくなってしまうのでその時は別に少なめに作ります。 戻したドライトマトを入れても美味しいし、なにせ後はフードプロセッサーにかけるだけなのでアイデアで色々入れてみるといいと思います。

  フムスとタプナードはアペリティフのパテやソシソン(サラミ系、多くのフランス人がこれを好みます)の代用として、ブルトンさんを満足させる為の私の裏ワザでもあります。


      

     たっぷり、たっぷり作ろう!

パコダ pakoda

2008-10-12 | おかず系  sale
  インドやネパールのエスニック天麩羅パコダ。 ブロッコリーのパコダはほくほくスパイシーで食が弾みます。 レシピはやはりカノウユミコさん《ますます菜菜ごはん》より、美味しいなあ... 

 今日のブロッコリーはノルマンディーの「わたくしの育てた野菜達」と誇りを持って売っていらっしゃるおじさんの所より、ブロッコリーと大根で7ユーロと、いつもちょっと高くてびっくりするのですが、確かに美味しくて良質なエネルギーが伝わってくる野菜達です。 口数も少なく、愛想笑いなどしない気品と職人気質いっぱいのムッシューが、今日は静かに微笑みながら「カドー!(オマケ!)」と4サンチームまけてくれました。 メルシー◎

うちのおひつ mon ohitu

2008-10-07 | ものたち les objets
 毎日もちもち生活です。

 もちもちに炊けた玄米ごはんを移し替えるうちのおひつは、 ひとめボレして買ってすごく気に入ってる割には出番の少なかったecoboのサラダボール。 杉と竹ではえらい違いですが、固く絞ったぬれ布巾を底に敷いて、上からも布巾で被って使っています。

 気持ちの問題かもしれませんが、更に優しいごはんになる気がします◎ 翌日、冷めても美味しくいただけます。


 玄米の炊き方については、私がいつも読み逃げ愛読している京都のなかがわ(旧 善右衛門)さんのところで熱心な研究をされていて、とても参考になります。 鍋の大きさと炊きたい玄米の量とのバランス、などミニロイヤル購入の決め手となったのも、なかがわさんのおかげです。 昨年の秋に念願叶って、なかがわさんの美味しい京のマクロビおばんざいを戴くことが出来、ブルトンさんと二人その繊細なお味に感動しました。 又、京都へ行ける日が待ち遠しい今日この頃なのでした。

秋菜飯  assiette vege-automnale

2008-10-05 | おかず系  sale
  
  ビーツのスープ

  大根の柚子胡椒甘味噌
  南瓜リゾット胡桃入り
  いんげんハーブ炒め
  椎茸ステーキ

 
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  ドキドキするほど発色の良いビーツのスープは、バックに少し効かせたガーリックと仕上げにたっぷり散らすパセリのほろ苦さがビーツの甘い宇宙で浮き彫りになり、ひとさじごとにハートが温まります♡

  圧力鍋ビギナー玄米炊き失敗のため、そのままお皿に乗るはずだったマッシュ南瓜とひとつになったリゾット、これが意外に好評◎

  新鮮な生椎茸が出始めたのでパンチを効かせた椎茸ステーキ。 ブルトンさんも大好き、これがあればアニマル無しでも大満足、口の中でトロリ〜ととろけます。



  〜 食の秋、今宵ぬくもる 秋菜飯 

箱の中身 contenu du carton

2008-10-04 | ものたち les objets
 タタ〜ン♪ フィスラーミニロワイヤル☆

火曜に注文、金曜の朝に届きました。さすがドイツ、早い!正確!  益々お株の上がるジャーマンプロダクトなのでした。 しかもフランスで買うより50ユーロ近く安い! 日本の定価なら2つ買えちゃう。(←でも、フィスラージャパンさんのは付属品(蒸し器と脚)込みの価格、私のには付いていませんでした。)

玄米炊きがメインになるので、色々悩んだ結果18cm/2,5ℓ 一番小さいのにしました(これで三合炊けます) 高性能&カワイイです◎

 そして、初めて玄米を炊いてみると...  モチモチ〜!甘ーい すごーい、今迄食べていた玄米は何だったのだろう? 「日本米じゃ無いから...」諦めていませんか? eribleucoco、基本に戻り《玄米炊き》研究してみたいと思います!



ワタチハ、フランス製ヨ☆

                          


冷え込むパリでは油断禁物...
                      

アップルジンジャー葛湯でカラダぽかぽか◎