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妖しい亜熱泰

タイと東京、アジアと和の話題など。
出かけたついでに一枚をつづります。

東京音大 爪哇(ジャワ)楽

2007-07-01 | Weblog
10年以上前、インドネシアのバリ島に行った際、初めてガムランを聞いた。ガムランとはマレー語のガムル(叩く)が語源の東南アジア特にインドネシアを中心に発達した伝統的な打楽器の合奏音楽またはその楽器のことをいいます。バリは初めてなのに、なぜか懐かしい響きでした。それは音階が5音階で沖縄の音楽に似ていたからでした。しばらく聞いているとなんか知っているような音楽が「さくら、さくら…」、これがガムランとぴったりなのでした。
まったく違和感がなかった由縁です。

そんなわけでバリの音楽、ガムランについてはとても印象深く残っていたので、バリ舞踊などのイベントがあれば出かけていったものでした。ところが日本で行われるバリ舞踊の伴奏音楽のほとんどがテープなのですね。ちょっとがっかりなのです。

ですから、東京音楽大学でガムランの演奏会があると聞いて、早速出かけていったのです。東京音大ではガムランの授業を始めて30年になるそうです。最近では社会人向けの講座もやっていてその人たちもこの日の演奏に加わっていました。フルセットのガムラン楽器での演奏はとてもなつかしく、そのうえ心がゆったりとしてくるから不思議です。また、この演奏会ではバリ舞踊も披露されました。今まで見てきたものとはまたちがった踊りで、こちらも十分に楽しむことが出来ました。

日本の音楽史を語る上で、起源のひとつがこのガムランではないかと思っている私としてはこうしたイベントを通して、日本でガムランの響きがますます充実していくことを願っています。


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5 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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おあようございます (hamutaro)
2007-07-01 07:07:33
ガムランの響き、私も大好き。
朝夕のコーランとガムランは 初めてでもとても郷愁を誘います。不思議ですよね~。
アジアは遠いけど、いつかまた聴きに行きたいなあ。
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間違いました (hamutaro)
2007-07-01 09:44:07
>コーラン
アザーンでした
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Unknown (erawan)
2007-07-03 22:01:30
hamutaroさん。いつもありがとうござます。
ガムランのゆったりとした響きは妙に日本的でもありますよね。タイ語の先生も見に来ていたようでアジアに共通するものがあるみたいです。
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音大で??? (edaats)
2007-07-04 13:20:01
東京音大でガムランの授業を???知らなかったぁー。
ということは毎年習った人も毎年社会に出ているということ。
そのワリには生で聞く機会がないですね。
ぜひコンサートみたいな機会がたくさんあるといいですね。
(前コメ削除ください。指がすべってしまった・・・)
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音大では講座がありますね (erawan)
2007-07-07 22:02:28
edaatsさん。
私もたまたま新聞で音大でのガムランを知ったのでした。今年音大が百周年を迎えるので、その記念に記念講堂ができましてお披露目の一環でガムランが演奏されたようです。音大ではガムランの授業のほか、社会人向けの講座もやっているようです。バリ島を思い出してしまうほど、本格的でしたよ。
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