昨年は、有名な作家さんたちの生誕100周年でしたね。
もう一昨年の正月になりますが、松本清張記念館に行きました。
北九州市の小倉城の隣にひっそりとあります。
青春18きっぷで、今はなきムーンライト九州を利用しての旅。
また、小倉駅までは『点と線』が舞台になった駅を通過するとあって、一緒に
来ていた友人も大喜び。各駅停車に揺られながら、路線図にある駅名を確認し、
楽しんでいました。なんと、清張さんは、実際に行っていない土地でも、地図を
見て、車窓から見える風景を書いていたんだそうです。なんと豊かな想像力!!
館内には、清張さんの年表が大きく展示されていました。
同じ年に生まれた作家の太宰治さん、中島敦さんは30代で、この世を去ってい
ますが、清張さんの作家デビューは41才。
前半の不遇な環境と後半の作家活動。二人分の時を過ごしたほどの波瀾万丈な
人生です。50代で初海外、最後まで作家として、長生きされてきた証は、素晴
らしいアーカイブの数々。
半地下にある、喫茶『石の館』では、作品に触れながら、珈琲を飲むことができ
ます。シックな感じで、小倉城のお堀の下にいるような、心地よい空間です。
また離れには、書斎が再現されていて、まるで図書館のようでした。
あくなき探求心と綿密な下調べ、膨大な蔵書の数が、それを物語っていました。
最後に、ちょっと愉快だったのが、東京の自宅の航空写真。
よーく見ると庭の、たしか、物干し竿の近くで、清張さんが気持ちよさげに写って
いるではありませんか。
今日は、文化の日。自由と平和を愛し、文化をすすめる日。
太宰さんは、過去の遠い人だと感じるのに、清張さんには、なぜかぬくもりを感じ、
オススメしたのでした。
もう一昨年の正月になりますが、松本清張記念館に行きました。
北九州市の小倉城の隣にひっそりとあります。
青春18きっぷで、今はなきムーンライト九州を利用しての旅。
また、小倉駅までは『点と線』が舞台になった駅を通過するとあって、一緒に
来ていた友人も大喜び。各駅停車に揺られながら、路線図にある駅名を確認し、
楽しんでいました。なんと、清張さんは、実際に行っていない土地でも、地図を
見て、車窓から見える風景を書いていたんだそうです。なんと豊かな想像力!!
館内には、清張さんの年表が大きく展示されていました。
同じ年に生まれた作家の太宰治さん、中島敦さんは30代で、この世を去ってい
ますが、清張さんの作家デビューは41才。
前半の不遇な環境と後半の作家活動。二人分の時を過ごしたほどの波瀾万丈な
人生です。50代で初海外、最後まで作家として、長生きされてきた証は、素晴
らしいアーカイブの数々。
半地下にある、喫茶『石の館』では、作品に触れながら、珈琲を飲むことができ
ます。シックな感じで、小倉城のお堀の下にいるような、心地よい空間です。
また離れには、書斎が再現されていて、まるで図書館のようでした。
あくなき探求心と綿密な下調べ、膨大な蔵書の数が、それを物語っていました。
最後に、ちょっと愉快だったのが、東京の自宅の航空写真。
よーく見ると庭の、たしか、物干し竿の近くで、清張さんが気持ちよさげに写って
いるではありませんか。
今日は、文化の日。自由と平和を愛し、文化をすすめる日。
太宰さんは、過去の遠い人だと感じるのに、清張さんには、なぜかぬくもりを感じ、
オススメしたのでした。