私立校・中高一貫校生専門アルファ
私立校・中高一貫校生専門アルファのブログ。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。






1か月後の今頃には期末テストも終えて、テスト休みになっている学校が多いと思います。


つまり、その後はどんなに取り繕うが、『結果』は変えられません。


それまでに“記録”してきた数字・数値によって、
一学期の成績が決まることになります。


私立校・中高一貫校では、こういったことを数回、正確に言えば、
1年生であれば残り8回、2年生であれば残り5回、
3年生であれば残り2回の『機会』で、“決定する”ものだと、
“気付かなければ”、進学できないことが早め早めに決まることになります。


よく危機感、危機感と書いているのは、このためです。


無限の可能性を否定するなと言われる方の多くが、
この有限の機会を全くもって現実的に見られていない方が多いです。


可能性は無限にあっても、機会は有限にしかありません。


特に、私立校・中高一貫校での進学に関しては、上記の回数しかありませんので、
悠長に、いつまでも、問題を放置していると、あっという間に追い込まれることになります。


一学期中間テストを終えた今なら、少しはわかってもらえると思いますが、
いかがでしょうか。


この中間テストでも、まだ(勉強しなくとも)大丈夫、まだ(わからないところがないから)余裕と、
テスト勉強を伸ばしに伸ばして、テストを受けてみて、結果は、手ごたえは、どうだったでしょうか。


ソコソコの点数で満足して、安心している方もいるかもしれませんが、
それは、もうちょっと努力すれば『本来、取れていたはずの点数』を取れなかったことを
意味します。


その『本来、取れていたはずの点数』が後々に大きな後悔の種となっていくのですが、
そのことがわかるのが、『なってみて』からとなりますと、結果は覆らないものとなりますので、
気を付けて下さい。


うるさく書いておりますが、記録された『結果』=点数、成績によって、
進級・進学の合否が決まることになる私立校・中高一貫校において、
こうなることが、最も非効率的であり、その後の人生においても、
大きく影響するものとなります。


昨今は、文武両道を行いながら、青春を楽しみながらも、
効率よく勉強していこう、進級・進学していこうと思われる方ほど、
結果にこだわらないことが多くなっています。


これは残念ながら、親御さん、ご家庭においても、その傾向が強いように思えます。


どちらも頑張っていて、今回はたまたま、あるいは、次回からより頑張ってくれるだろうと、
進級・進学が大いに関わる『文』においての問題を放置することが多いです。


私見ではありますが、文武両道を試せる、続けさせてみるというのは、
最長でも一年次の一年間、最短ではこの一学期までだと思います。


それ以上引き延ばせば引き延ばすほど、進級・進学の可能性は下がっていくことになるでしょう。


そして、その判断基準は、簡単です。


進級・進学要綱に記載ある基準の点数、成績を取れているかどうかです。


ほとんどの方が、これは親御さん、ご家庭も含めてですが、
成績をきちんと計算して、それが本当に進級・進学に問題ないかどうか、
確認される方はおりません。


かなり危ない段階になって、学校の先生から言われて、慌てて確認してみて、
危機感を持たれることが多いです。


学校の先生から言われるようになる、つまり面談や呼び出しなどによって、
忠告された場合、かなり崖っぷちにきていることになります。


昨今、パワハラやアカハラ、精神的体罰、差別などの諸問題から、
学校の先生は、そうそう厳しいことを子供たちに言うことがなくなりました。


その分、結果だけを見るようになり、その結果、数字・数値に関しては、
かなりシビアに見てきています。


それは、無限の可能性を否定する唯一の材料であり、『証拠』『事実』ですから、
パワハラでも体罰でも差別でもありません。


それを突き付けて、どうするか考えて下さい、判断してくださいで、
問題を親御さん、ご家庭に丸投げしてきます。


もっとも、これは、生徒の自由・自主性を認めた『最初の段階』、
つまり『入学時』から、“説明”されてたことですので、その時点から
問題の責任の所在は、親御さん、ご家庭のものとして、扱われていることになりますが。


ただ、親御さんの中には、名のある私立校・中高一貫校に入学させたのだから、
高い学費を払っているのだから、素晴らしい(しつけや人間形成も含めた)教育を、
学校が先生が“うまくやってくれて”、子供たちが“自ら学んでくれて”、
親の手を離れてくれて、成長していってくれると、勘違いされることがあります。


そういった人間形成や社会に適合する能力を、身につけれると謳う学校もありはしますが、
それを学校、先生が親身になって、熱心にというのは、
昨今のパワハラ問題などからの観点から見ますと、疑問が残ります。


下手に“強制”すれば、虐待、体罰ともなりますので、あくまでも行うのは、
生徒の自由・自主判断としていることが多いでしょう。


そして、それは授業中においても、その対応となっていると思います。


授業中寝ていようが、遊んでいようが、宿題を忘れようが、
今は注意する先生は少なくなってきたと聞いております。


ただ、『記録』だけはしておき、それを『結果』に反映させるという作業を
行うことになります。


人の話を聞きなさい。大事な内容はメモしなさい。宿題・課題などを出しなさい。


昔であれば、先生がうるさく注意していたようなことを、
今では、『“親御さん、ご家庭”でしつける、教える』ものとされておりますので、
学校・先生が、『しつけてくれる、教えてくれる』ものだと勘違いしないようにしてください。


こう書くと、学校・先生の“対応”が悪いように思われるかもしれませんが、
何でもかんでも問題になる現状では、これこそが求められた教育現場の在り方なのかもしれません。


予備校や塾のように感じられるかもしれませんが、今後の私立校・中高一貫校は
結果・記録主義、実力主義で突き進むようになっていくと思われます。


話が長くなりましたが、その結果・記録が、一か月後には『変えることのできない』、
つまり、無限の可能性ではなくなり、有限の結果として、出ることになります。


結果がまだまだわからない『今』なら、『今から』なら、
無限の可能性を示すことができます。


中間テストの結果も踏まえて、よく考えての行動をすることをオススメします。


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