私立校・中高一貫校生専門アルファ
私立校・中高一貫校生専門アルファのブログ。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。






世の中は4月1日、エイプリルフールで、楽しい冗談が溢れているかもしれませんが、
今日を持って、新学年新学期を迎えることは嘘でも冗談でもありません。


そして、今日から、中学3年生になった方は、約8カ月と半月で、
進学の合否が決まります。


早い方だと、3カ月と半月、つまり一学期で呼び出し、決定となります。


昨今、この一学期に呼び出された方が、二学期に返り咲き、挽回し、
進学できるという話は聞きません。


おそらく、この時点で、かなり強い口調で、学校・先生からは、
『受験対応』をすることを勧められているとは思いますが、
それすらも無視して、何とかなると、淡い期待を持った方が、
二学期中間テスト、期末テストを迎えて、最後通告をされることになります。


その綱渡りをしたい方は、この中学3年の一学期、おそらく、部活動などでの
引退もかかっていることでしょうから、最後の『文武両道』を試して下さい。


但し、それが“最後”の機会となる可能性が非常に高いということを覚悟した上で、
行って下さい。


部活動などでもそうですが、“ちょっと”頑張った、“自分的に”頑張った程度で、
その結果が反映されて、優勝、優秀賞といった評価を得られてはいないと思いますが、
これは『勉強』でも同じことが言えます。


特に、毎年書いていることではありますが、各学年の一学期は比較的内容も簡単で、
学校の先生も、『点数を取ってもらえる』ように、テストを作ったり、成績評価を
していることが多いです。


その状況・状態に関わらず、この一学期を落として、夏休みは満喫して、
二学期も“今まで通り”の生活を続ける方から、転げ落ちるように、
点数、成績が落ちるのはもちろん、『学力』が落ちていくことになります。


最終学年の3年次は、一学期で落したら、部活動を辞めたから、
勉強するようになったからで、進学が『何とか』なることは、ほとんどありません。


ここ最近は、そうなってから塾に駆け込まれる方が多いですが、
ほぼ100%進学出来ておりません。


そうして持ち越した、進学の条件が、二学期において、
90点以上の高得点、平常点は満点という厳しい条件を、
中間テストと期末テストで、『続けて』取ることが条件になるので、
今まで勉強する習慣を作れない方にとっては地獄の2か月、3カ月となります。


こうなると、受験勉強並みの勉強を行わない限り、内部進学は
かなり難しくなります。


そして、この時に、絶望的な学力となっていると、進学できなかった後の
受験でも、悲劇を繰り返すことになります。


中学3年まで部活動を続けてしまった方にとっては、
ここで部活動を辞めたら、今までの努力が無意味になってしまうかもしれませんが、
辞めなければ辞めないで、今までの学校生活が無意味になることになります。


部活動を行っている方は、遅刻や早退など少なく、皆勤の方が多いので、
その『評価』、学校での生活態度は、“記録上”良いことになりますが、
学習面、勉強面に関しては、授業中寝ていたり、提出物は提出率が悪かったり、
テストの点数、成績は低いとなりますと、その『評価』は、厳しいものとなります。


部活動を辞めたからといって、勉強するわけではないと、言われる親御さんが多いですが、
同様に、部活動を“引退”したからといって、すぐに勉強へとシフトできるわけではありません。


受験生なら、夏休みから冬までにかけての“伸び率”で、可能性を広げることができますが、
私立校・中高一貫校での内部進学は“伸び率”ではなく、
“積み重ねてきた”『点数』『数値』のみで、進学の合否が決まることになります。


“伸び率”だけでいえば、2倍、3倍、さらには今まで数点だった方が、
10倍以上の点数を取ったとしても、今までと一学期の成績の『平均』に必要な、
点数、成績は、『それでは足りない』ということになります。


3年次、一学期はこの分岐となり、残り4回のテスト、2回の成績の、
『機会』の内、2回のテスト、1回の成績を、部活動と天秤にかけることになります。


大げさに聞こえるかもしれませんが、それほどまでに追い込まれている意識・覚悟を
持てない限り、『文武両道』の“犠牲者”となりかねませんので、気を付けて下さい。


親御さんも判断・決断に困るところだとは思いますが、
一年次、二年次の『結果』と『反省』を踏まえて、
本当にお子さんの将来・未来を考えた判断、決断をすることを
オススメします。


私立校・中高一貫校においては、1年次一学期から、3年次二学期までの、
14~16回の定期テストと8回の成績という『機会』において、
『最低でも』進学要綱の“基準”を満たす必要があります。


その基準から、逸脱している状況・状態にも関わらず、
『可能性』を追うだけの余裕があるのかどうか、
今一度よく考えてみることをオススメします。


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