とある研修会で教えてもらった「欲求」についての話。
ちょっと面白いなぁ、私はどの段階だろうなんて考えちゃいました。
マズローの欲求5段階説というもので
人が成長する過程で満たそうとする欲求を5つの段階に分け
「人はそれぞれ下位の欲求が満たされると、その上の欲求の充足を目指す」という
精神的な成長過程と欲求についての段階的な説明だそうです。
欲求5段階
【1】生理的欲求-生きる・生命としての基本的な欲求
・収入を確保し、生命を維持したい
・食べる、眠る、水を飲む、排泄する
※生理的欲求が満たされないと、病気になり、いらだち、不快感を覚える事となる
【2】安全欲求-生きる・生命を脅かされないことの欲求
・危険から身を守り、安全を確保したい
・収入の安定や安全を確保したい
※危険をいかに回避し安全を確保するかに偏っている場合、
必然的にそれ以外のことを考え難くなる
【3】社会的欲求-家庭・会社・国家等への帰属の欲求
・皆から受け入れられたい。
・良い会社、良い仲間と仕事がしたい。
※あくまで生存を脅かされない(基本的欲求が満たされた)状態で
生まれるため、社会的な帰属欲求は基本的なモノと考えられる
【4】自我欲求-他人からの賞賛を求める欲求
・能力に相応しい仕事を遂行・達成し、褒められたい
・周りから注目され、認められ、賞賛されたい。
※何かしらのグループ(コミュニティ)に所属しなければ
自己を認めてほしい他者を認識することはない
【5】自己実現欲求-あるべき自分になりたいという欲求
・個性を活かし、人間として成長したい
・自己目標を達成したい
※研究的な欲求、平和の追求、芸術鑑賞なども含まれ
ある種の無償性が含まれている特徴がある
う~ん、私はどれかしら?
去年ぐらいまでは「4」をがむしゃらに求めていた気がします。
でもそれは「健康」は当たり前と思っていたので「4」を目指していたけれど
昨年9月の入院(命に関わるようなものではありませんが)で
健康であるだけでも有難いことだし
良い仕事をさせてもらえるのも
やっぱり自分が肉体的にも精神的にも「健康」でないと出来ないんだと
痛感した出来事があったので
今では、いろんな意味で「2」が達成できるだけでも幸せなんじゃないかと思うし
決して「4」の欲求が満たされたというのではないけれど
ちょっと「4」は飛び越して、なんだか自己分析的には「5」の気分なんです。
いや~やっぱり、わたしはマズローの説さえも覆してしまう
精神構造なのかもしれません。凄い!
私はもう「神の領域」に踏み込んだのかもしれません(笑)
フフフフフッ
ない、ない。。。それはない! って私の友達が笑ってそうです。
ないよね~。
「ある種の無償性」なんてないし、「平和の追求」もないし…
「ボランティア精神」というのもないし…
欲しい洋服もカバンもいっぱいあるし…
美味しいお店には何があっても行きたいし…
きっと【5】というのは、
オードリヘップバーンやダイアナ妃のように
最後に行き着くところとして
「無償の愛」という感じのボランティア活動をされていたように
あの局地なんだろうなぁ。。。
お金も満たされて、社会的地位も満たされて…
良かったわ、私にはまだまだ満たされないものがいっぱいあるし
欲求がいっぱいあるので
そういうものが一杯あればあるほど
もっともっと精神的に成長できるんですものね。(←負け惜しみ 笑)
よ~し、頑張ろっ!