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近況報告。

・・・のつもりではじめたのですが・・・。
ゼミについては、学科公式ブログで報告しています。

大人の社会科見学。

2011-09-19 23:54:08 | 近況とか。
この夏は、ちょこちょこ色々行ったので、備忘です。

都営交通100周年記念特別展
「東京の交通100年博~都電・バス・地下鉄の“いま・むかし”~」
 
 毎日訴えかけてくる駅のポスターが気になって気になって…。都電(1967~1972に順に廃止)の時代のリアリティがなかったので、ためになりました。

左:Always三丁目の夕日のセットらしいです。 右:鉄マニアに年齢は関係ない。
 

知覧特攻平和記念館
 靖国神社と資料を共有していたりするものの、戦争の暴力性批判にも、英雄賛美にも寄らない形で、読み解くための水路づけを書いて々と提示される写真、遺品、遺書、手紙、出征関係のグッズ、エピソード…。知覧から飛びたった全員を特定して展示したいというコンセプトのようで、最初のコーナーではすすり泣く声も聞こえたものの、あまりの反復に第3コーナーくらいからひとが減り…。
 昨今の「戦争の記憶」とか「語りつぐ」というムーブメントの中で、ごく普通の市民ひとりひとりにドラマになるような物語があるってすごいなあ怖いなあと思っていたけれど、それがその時代のごく普通であり、ありふれたモノ、ありふれたコトバ、時代の力のかかった集積であることを実感し、戦争を「悲劇」や「逸脱事例」ではなく、それも1つの「時代」の厚みとして見る感覚に。
※なお、富屋食堂(右の写真)は、戦争の悲劇性を強調した仕様。
 
 (おまけ)お茶どころなのですね。

ちなみに、鹿児島は大変なことに。
左は素敵な桜島ですが、噴き出ているものの先が右。
黄砂、ハウスダスト等々NGの自分はこの街には住めないと…。
 

靖国神社遊就館
 ずいぶん昔に行ったっきりだったので、夏休みの宿題のつもりで。一見すると教科書的歴史の解説の間に「英霊」が並ぶ展示は、「事前情報」(解読するための文脈)なく行くと意外とよくある展示に見えてしまうのが、ほっとしたような怖いような。(時折ぎょっとする表現もありましたが。)
 子どもに正しい参拝の仕方を講義するお父さん、肉弾三勇姿の前で講釈をたれるおじさんと真剣に聞く内気そうな青年、特攻作戦の前で悲惨さをとく青年とひどいねーを連発するさして若くない彼女等、左右とわず中途半端な啓蒙心と浅薄な学習心を喚起する場のようでした。(過剰な「事前情報」ある人しか来ない場所だしね。)


大阪住まいのミュージアム
 学会の1日目というのは大抵昼が2~3時間あいているので、その時間にひとりさっさと移動。やはり江戸と大坂ってだいぶ違うということもわかったし、新しいタイプの博物館(「アミュージアム」)ブームの走りの場所を見られたというのも面白かったです

左:天保年間の大坂の長屋(江戸と色々違うことを知る) 右:通天閣ルナパーク
 



夏合宿2011。

2011-09-11 17:11:14 | ゼミとか。
5~7日で今年もゼミ合宿に行ってきました。

合宿係の完璧な仕切りで、バスをチャーター
 

お勉強とレクリエーションのオンオフがしっかりした合宿になったと思います。
 

レクリエーションは、体育館での遊び
体育館・・・。なんて甘酸っぱい・・・。
 
(↑「ジャンプボール」という言葉を久しぶりに聞いた。)

アリエスを読んで「子どもの遊び」の誕生みたいな話をした後、
ドッジボールやいす取りゲーム、だるまさんが転んだなど
さすがに大学生にとっても「懐かしい」遊びを、時間管理(!)しながら、
ルールを思い出し、昔の楽しさと今の手触りを比較して追体験している様は
(そして、私自身は、その追体験する様自体を追体験する構図は)
なかなかにシュールでした。
(ハンカチ落としなど、「なんでこれが楽しかったんだろう?」
とみんな首をひねって打ち切りに。)

そんな青春の香たっぷりの合宿を終え、秋はグループ発表がんばりましょう!