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シロイワヤギ、ヤギのメディスン(修正再掲)

2018年04月26日 | ・アニマル・メディスン
(以前、カモシカとして書いた記事にヤギを追加し、修正・再掲します。)


今回は、アニマル・メディスン シロイワヤギ/ヤギ
Mountain Goat/Goat の巻です。


写真は、ネットからお借りしました。









動物として


シロイワヤギ   ウシ目(偶蹄目)ウシ科 シロイワヤギ属
学名:Oreamnos americanus  英名:Mountain Goat/Rocky Mountain Goat 
別名:シロカモシカ、マウンテンゴート、ロッキーヤギ


単独で、シロイワヤギ属を構成する。
別名がシロカモシカであるように、
ヤギよりも、カモシカに近縁である。

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■カモシカ■
学名:Capricornis sumatraensis  英名:Serow




東南アジア、台湾、日本に分布。

ニホンカモシカは、特別天然記念物に指定されている。

学名からわかるとおり、
占星術の山羊座(Capricorn)は、
ヤギ(goat 学名:Capra aegagrus hircus)ではなく、
カモシカに由来する。
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以降、シロイワヤギについて


北アメリカのロッキー山脈から
アラスカにかけて分布。


寒冷地を好み、
山岳地帯の森林限界付近、岩石地帯、断崖に生息。
アラスカでは、雪の多い海岸地帯に生息。


山岳地帯で生活しているものは、
夏季には標高3,500~5,000mの高所へ、
冬季には標高の低い所に移動する。


体長 120~190センチ
体重 45~140キロ
肩高 90~120センチ


オスメスともに、あごひげと角を持ち、
肩は瘤状に高くなっている。



角と蹄(ひづめ)は黒い。
角はサーベル状で、15~28センチほどの長さである。
角の後ろには、臭腺(後角腺)がある。


雌雄の判別は難しいが、角である程度の区別ができる。


オスの角は根元が太く、角と角の間隔が狭い。
角の先端は、なだらかな曲線を描く。


メスの角は根元が細く、角の間隔は広い。
角の先端は、鋭角的に曲がっている。



非常に頑丈な四肢と、
4つに分かれた特殊な蹄を持つ。
蹄は硬い外殻に覆われているが、
足裏はゴム状になっており、
岩場でジャンプし、着地した時の衝撃をよく吸収する。
また、大きく開くV字形のつま先によって、
岩の縁を挟むことができ、
かかとの小さな蹄は、急斜面を駆け下りる時に
ブレーキの役割を果たしている。



昼行性。


ペア、または小規模な群れで行動する。
冬季には、大きな群れをつくることもある。


食性は植物食。
低木の枝、葉、草、コケなどの蘚苔(せんたい)類を食べる。


水分のほとんどを食物から取っているが、
ミネラルを補給するため、しばしば岩肌を舐める。



穏やかな性質だが、
冬季には少ない食物をめぐり、激しく争うこともある。


以降、ヤギについて




ヤギ  ウシ目(偶蹄目)ウシ科 ヤギ属

広義には、ウシ科ヤギ属(Capra)の動物の総称であるが、
狭義には、家畜種(Capra hircus)のみを指す。


約216種から成る。


イヌに次ぎ、
最も早くに家畜化した動物とされている。


野生のヤギは、山岳地帯、断崖、荒れ地、森林、
草原などに生息。


ヒツジほど群居性は強くはないが、
群れを形成して行動する。


昼行性だが、
夜目が利くため、夜も活動する。


食性は植物食。
木の枝、葉、草を食べる。
高い木に登って葉を食べることもある。


反芻亜目であり、胃袋を4つ持つ。


オスメスともに、角を持つものが多い。


ヤギの瞳孔は長方形で、
人間の約10倍、ほぼ360度の視野を持つ。



また、ヤギの目は50度近く回転し、
下を向いて草を食べる時も、
瞳孔は常に地面と平行になる。
これにより、常に広い視野を保っている。



さらに、長方形の瞳孔は
上からの光をあまり吸収しないため、
強い日光にも目がくらむことはなく、
天敵を発見しやすくしている。


シロイワヤギの蹄と同様、
蹄の先が2つに分かれており、
外側は固く、中側は柔らかく、
岩場や木に引っかけやすい構造になっている。



また、ヤギも岩肌の塩分を舐めることで、
ミネラル分を補給する。



非常に敏捷で、高所に上がることを好む。



性質は、きわめて活発。


様々な環境に耐える高い順応力と、強い繁殖力を持つ。


アニマル・メディスンとして


シロイワヤギ、ヤギが象徴するもの
   ・・・安全な着地、足元の安定、挑戦、勇気、自信、堅実、
      敏捷性、独立、野心、バランス、豊かさ、剛健、
      好奇心、活力、跳躍、威厳、知性、男性性、犠牲、
      平和、好色、頑固さ


シロイワヤギ/ヤギは、安全で確実な着地を象徴する。
ヤギの骨格は柔軟性に優れ、
プライヤのようなつま先は、
岩肌の突起をしっかりと掴み、
柔らかい足裏は吸盤のように
急斜面であっても、足場をとらえる。


ヤギはわれわれに、
自分にとって必要と感じたなら、
躊躇せず、しっかりと自分の手で掴むことで、
未来が拓かれると教えている。


ヤギは、自信を象徴する。
ヤギはどんな場所にあっても、
足からしっかり着地できると
自分を信じてジャンプする。


ヤギはわれわれに、
どんな時も、自分を信頼することが
一番重要であると教えている。
しかし同時に、その自信は、
十分な根拠によって
裏打ちされていなくてはならないと
教えている。


シロイワヤギは、
他の動物には行けないような場所であっても
造作なく登る、並外れた登山能力を持っている。
シロイワヤギのメディスンとは、
日常を超越して前進し、
他者にとっては到達するのが困難だったり、
不可能な頂へと登る力である。


シロイワヤギは、困難な地形を戦略的に移動し、
時に9メートル以上もジャンプして、
ようやく立てるくらいのわずかな岩の出っ張りに
飛び移ったりする。


シロイワヤギは、ジャンプする前に、
そこが充分に硬い場所か、よく観察して考える。
ヤギは、確実さ、着実さを象徴し、
ヤギはわれわれに、
行動する前に充分な準備をすることで、
大きな成功がもたらされると教えている。


ヤギは、われわれが新しいことに挑戦する時、
確実な足場を見つけたり、
強い基盤を作るやり方を教え、
自信を深めるサポートを与えてくれる。


高地や難所に棲むシロイワヤギは、
柔軟性とバランスを象徴する。


シロイワヤギはわれわれに、
肉体と精神の両方において、柔軟性を保つこと、
また、肉体と精神の間でバランスを保つことは、
生き残りにおいて、非常に重要と教えている。


高い山に暮らすシロイワヤギは、
神とつながる神聖な存在とされ、
シロイワヤギの角は、直感や予知能力を象徴する。


さらに、山は知の象徴であることから、
シロイワヤギは、地球の叡智の守護者とも
考えられている。


高所を愛するヤギは、
高い霊性や、霊的な野心を象徴する。
ヤギはわれわれに、
魂を高くし、到達が困難な高みを目指して
挑戦し続けることが大切であり、
困難を克服することは、
霊性にとっての滋養となり、
魂の成長につながることを教えている。


また、ヤギは、行き詰まって動けずにいる人や、
道に迷い、誤った方向に進もうとしている人に対し、
進むべき方向を示し、到達すべきゴールへと導く。


シロイワヤギはわれわれに、
他の誰も行ったことがない、
地図にも載ってない未知の領域を探検するよう促し、
そうすることで、
われわれの真我の新たな側面を
発見するかもしれないと伝えている。


シロイワヤギのカードが出た場合、
現在の立ち位置を調べ、
安全かどうか確認する必要があると伝えている。
また、霊的な成長をもたらすような
新しいチャレンジを始めるよう伝えている。


ヤギは、好奇心や探求心を象徴する。
ヤギは知的で、好奇心旺盛な動物であり、
匂いを嗅いだり、鼻で触れたりして、
回りにあるものすべてを入念に調べる。


ヤギはわれわれに、
いくつになっても好奇心を失わず、
自分を楽しませるよう伝えている。


ヤギは、勇気を象徴する。
シロイワヤギは、天敵に襲われそうになると、
角を使って勇敢に戦う。
時には、仲間と円陣を組み、
巨大なグリズリーを倒すこともある。


ヤギは、概して平和的であるが、
オスのヤギについては、
テリトリーや繁殖期のメスをめぐり、
角をぶつけ合って激しく争う。
ヤギの戦い方は非常に効率的で、
決して慌てず、相手をよく観察し、
攻撃のチャンスを辛抱強く待つ。


ヤギはわれわれに、
集中し、好機が訪れるのを待つよう伝えている。
そして、その時が来たと感じたら、
全力でぶつかるよう伝えている。


シロイワヤギ・ヤギのトーテムを持つ人は、
非常に勤勉で、強い労働倫理を持っている。
目標の追求と達成においては
骨身を惜しまず取り組み、
困難な障壁にも、ひるむことはない。
高い霊的野心を持ち、
新しい頂上を探求することを好む。


古代からヤギは、数多くの宗教儀式において、
人間の贖罪のための生贄とされてきた。
古代ユダヤ教においては、年に1度、
2匹の牡ヤギを選んでくじを引き、
1匹は生贄として神に捧げ、
もう1匹は、『アザゼルのヤギ(贖罪山羊)』として
信者全ての罪を背負わせ、野に放った。
『スケープゴート』という言葉は、この儀式に由来する。


ヤギは、寛大さと犠牲を象徴する。
ヤギは人間に乳を与え、毛皮を与え、命を与え、
時に農業を助け、人間の罪を背負うなど、
無限の奉仕と貢献をしてきた。
ヤギは自己犠牲の尊さについて、
多くの学びをわれわれに与えている。


ヤギは、強い独立心を象徴する。
ヤギは、自分の空間と時間を大切にし、
他者との距離を一定に保つ。
孤独はしばしば、偉大な発見につながることを
深く理解しており、
自分の知をより深めるため、
独立した個としての時間を持つことを好む。


ヤギのカードが出た場合、
自分の力がどれほどのものか、
自分自身について、客観的に考える必要があり、
群れから離れ、独りの時間を持つべきと
伝えている。


ヤギは、魂の滋養を象徴する。
ヤギはわれわれに、
自分自身を肉体的、精神的、霊的に
健全に育成する方法を教えてくれる。


ヤギはわれわれに、
他人を非難したり、中傷する代わりに、
自分の内面を静かに観照し、
自分の方に過失や誤りがないか、
考えてみるよう伝えている。


ヤギは、他者を赦すことで癒しが生まれ、
自分も癒され、魂が豊かになり、
神の領域に近づけると教えている。


ヤギは太古から、
数多くの神話や民間伝承に登場する。
概して、好色、決断力、活力の象徴とされるが、
オスのヤギは、剛健さや力強さ、
メスのヤギは、豊かさの象徴とされることが多い。


ギリシャ神話においては、
半分人間、半分ヤギの半獣神パンが有名である。
牧羊神パンは、男性性、生殖能力、酒や酩酊を象徴する。



パンとしばしば同一視された山野の精サテュロスも、
半分人間、半分ヤギの姿で表され、
剛健さや豊かさを象徴する。



幼少時のゼウスは、
アマルテイアという名のヤギに乳を与えられて育った。


ヤギの角は、豊さや繁栄を象徴し、
アマルテイアの角は、
『豊穣の角(コルヌー・コピアイ)』として有名である。



ゼウスやアテナが身につけていた防具『アイギス』は、
アマルテイアの皮が張られ、
あらゆる災厄や邪悪なものを祓う
強力な魔除けの力を持つとされていた。
(元々『アイギス』とは、
ヤギの皮を使用した防具全般を指していた。)



豊穣とワインと酩酊の神ディオニューソスは、
牡ヤギを聖獣とした。


ローマ神話において、
森と牧人、牧畜の神ファウヌスは、
ギリシア神話のパンと同一視され、
ヤギの角と足を持つ半人半獣神として表された。


北欧神話において、
ヤギは、雷神・農耕神トールの馬車を引いていた。



ケルト文化において、
ヤギは、神聖な神チェルノーノスとされ、
男性性や豊饒、あるいは男性の象徴とされている。



中世以降、キリスト教圏においては、
ヤギは悪魔や色欲と結びつけられ、
邪悪な存在とされるようになった。
ヤギの頭と下半身、両性具有のヒトの体、
カラスまたはコウモリの翼を持つバフォメットは
悪魔の代名詞として有名である。



ネイティブ・アメリカンにとって、
シロイワヤギは、多くの特別な儀式で必要な
神聖な生き物であり、崇められてきた。


特に北西部の部族は、
シロイワヤギを重要な生き物とし、、
チルカット族は、シロイワヤギの毛を
儀式で使う毛布(チルカット・ブランケット)や
伝統的な織物に使っている。



ヒダ族など、北西部の部族では、
シロイワヤギは重要な紋章にされ、
トーテムポールにもしばしば刻まれている。



ホピ族など、シロイワヤギを一族の動物としたり、
空と関係が深い存在として、
一族の守護神、守護霊とする部族もある。


ヤギはわれわれに、
どんな時も自分を尊重し、
自分にとって最高のビジョンに到達するまで、
人生を探検し続けるよう伝えている。
大きなリスクは、
大きな報いをもたらすこともある。
未知なる領域にも
自分を信頼して飛び込むことで、
想像以上の大きな報いがあるかもしれないと
ヤギはわれわれに伝えている。


ヤギは、生きることを肯定し、
ダイナミックに、積極的に生きることを象徴する。
ヤギは、母なる大自然と、
すべての命がつながっていることを教え、
われわれの魂や霊性を養い、
神や聖なる領域とのつながりをもたらす。
ヤギは、われわれ人間の霊的な乳母である。



《逆位置》


自分を信頼しているか。
自分は足から着地できると信頼しているか。

新しいところに移動するか、
新しいことに取り組む時が来ている。

十分に考えたか。考えが足りていないのではないか。

柔軟性を失い、
偏った考え方になっているのではないか。

好奇心を失っていないか。

人間関係や仕事を真剣に取りすぎている。
もっと楽しみなさい。


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