アフリカ・ユーラシア見聞録

むかしむかしあるアフリカで・・・

ハングリーの無い街(カンパラ:ウガンダ)

2005-03-28 18:19:33 | 1st 北・東アフリカ
ウガンダ


 


2005.03.23(水)-2005.03.28(月)

 23日の朝1000時頃、ウガンダの首都カンパラに到着。
 初の夜間国境越えも経験したが、このあたりは限りなく流れ作業だった。

 到着したバスターミナルと乗っていたバス。



 カンパラに到着して宿をとる。ここはサラッと見て直ぐに出発しようと考えたが、週末にイースター祭が入ってきたので休日・祝日移動を避け、出発を遅らせる事にした。
 治安の悪い地域では休日になると平日普通に働いていた人が強盗と化し犯罪が増える傾向にあるからだ。

 カンパラではそこらかしこに小銃やら短機関銃で武装したガードマンを見かけるのでナイロビの様な危険を感じることは無い。しかし「武装したガードが多数居る」というのは本当に安全なのか?それとも本当は危険だからガードマンが武装しているのか?今一つ判断しかねるが、夜もほぼ問題なく歩けるのでまあ治安がいいと言って良いだろう。

 私はのんびりと市内を観光して周った。

 鉄道駅とその周辺。鉄道も乗りたかったが私の利用したい経路は無かった。
 

 

 ヒンズー教の寺院もある。印僑の存在を窺わせる景観だ。
 


 そういえば、ここで会ったJICAの隊員が面白い事を言っていた。野球を教えている彼によると「ウガンダ人はハングリーさが無い」ということだ。カンパラ市内であってもそこらかしこにバナナがなっている。いざとなったらこれを食べれば飢える事はないので彼らはハングリーさに欠けると言うのだ。
 私がここまで見てきた所は貧しい所が多く、ここもそれ程裕福そうに見えなかったので「ハングリー精神に欠けるアフリカ人」がいるというのは新鮮な視点だった。

 そういえばここの物乞いはしつこくない。



 中心のメインストリート、近代的な建物
 

 混み合うバスターミナル


 マーケットエリア。目の前の大きな建物の2階に床屋があって100円で散髪してもらった。





 世界遺産にも登録されているカスビのブガンダ歴代国王の墓。
 入場料が3000(約200円)から2000ウガンダシリング(約120円)へ何故か値切れた。
 

 東アフリカで有名なエリート大学であるマケレレ大の構内
 


 またカンパラは丘の多い街でもあり、それぞれの丘からのんびりと街を眺めるのも楽しい。

 街が一望出来るポイントにあるナミレンベ教会


 その近くからみたカンパラの全景。



 このほかにも街の中心にはチェーンのピザショップがあったりちょっとしたショッピングセンターもある。それに日本の中古車が日本語を消さないでそのままつけて走っているのも結構いい見物だ。(日本語がペイントしてあった方が確実に日本製となり高い値段がつくらしい)

 イースター祭と重なったこともありちょっと長い滞在となったが、そう悪い街では無かった。

 だが、街そのものとしては小さいしので飽きてしまうしユーゾウ氏との約束もある。

 明日出る事にしよう・・・