エジプト
2004.12.24(金)
今日の出発はゆっくりだ。
朝0900時頃ホテルを出ると私を客引きした男に出会う。
彼が「ツアーはどうだった?」と聞いてきたので私がツアーは『ドライバーのチップの請求と入場料が一箇所含まれているといった所が別料金だった以外に問題は無かったよ』と答えると「それは済まなかった」と言ってくる。どうやら彼はいい奴だったらしい。
今度の列車は2等客席だ(カイロールクソール間は一等だった)。
チケットを買った時、1等が満席で取れなかったのだが、この購入した2等客席には1両に10人も居ずに、実に快適な移動となった。
アスワンは客引きが悪質だと聞いていたが私が駅に到着しても誰も来ない。これにはちょっと拍子抜けだ。
適当に歩いてホテルを探す。
今日はクリスマス・イブ。
ちょっとしたイベントをと期待しようにもここはイスラムの国。町に何の変化も無い。
ここはせめて好きなマックでもと思い市内を探すも見当たらない。
ルクソールでは値段こそ何故かカイロより1.5倍となってはいたがマックは当たり前のように存在していた。しかしながらこの世界的に有名なアブシンベルのある観光地、ここアスワンにマックがない。これは予想外だった。
ローカル食堂に入る勇気がまだ無かった私には絶体絶命のピンチだ。この状況を何とか打破しようと足を棒にして郊外のドライブインでもないかと捜してみたがノーチャンス。
『アメリカ資本主義もここで敗北するのか・・・』
私は覚悟を決めて思い切ってエジプト発の現地ローカル食堂に入る・・・
『うーん、いやはやこのローカル食堂の『ケバブ(串焼肉)が実にうまい・・・』
一体今まで私は何をしてきたのだろうか?
まあいい、ここでは『新しい勇気』を一つ、そう「ローカル食堂に臆せず入るという勇気」を手に入れることが出来た・・・
エジプト
2004.12.25(土)
今日はクリスマス、とは言っても私にとっては早速スーダンのワディハルファへ行くフェリーのチケットを購入する事の方が大イベントだ。
このフェリーは1週間に一便のみ、ガイドには土曜日にチケットを買わなくてはいけないとあったのでそれに併せてアスワンに来たのだが、これはそのガイドブック通りだった。(ちなみにこの時のガイドブックは歩き方のエジプト版を参考にした)。
鉄道駅に行きフェリーが出発するハイダム駅行のチケットも購入。
出発は月曜日、翌日は時間があるのでここでもツアーを取ることにした。
ホテルで予約し、後は市内を適当に散策する。
エジプト
2004.12.26(日)
今日はツアーの日だ。
アスワンでのツアー出発は早い、朝0400時に出発だ。
ツアーのコースと見る場所を考えるとアブシンベル神殿には朝一番から入ることになり、そうなるとどうしてもこの時間に出発となるのだ。
ルクソールの時と同じ様にワンボックス、各ホテルから集まった客が乗っている。私は最後の客だったが見渡すと外国人は一人だけで後は全て日本人、それもカップルや親子というメンバーだった。
こういった状況は何とも嫌な物だ。個人旅行者が相手ならまだ会話も出来るが彼らはグループ毎に纏っているのでこちらから話しかけずらいし、彼らも彼らだけの会話を楽しんでいる。これが欧米人ならたとえカップルで来ていてもある程度はオープンに話してくるのだが、相手が日本人となるとそうはならない。それにきついのは会話してくる内容がまる聞こえになって私には関係ないとはいえ、気になってしまう。
結局同乗したツアー客とは殆ど会話しないまま、ツアーを過ごす事となった。
有名なアブシンベル神殿。
アスワンハイダム付近
そしてオベリスク
ちなみにイシス神殿もコースに入っていたが、もうエジプトを出国する事が決まっていて、路銀が心もとなかったのでその間は外で待っていた。
ツアーが終り、市内に戻る、バスから客が降りていき最後に残ったのは私。
そして最後に私を降ろす時に、何故かドライバーが急にそれまで誰にも請求していなかった「バクシーシ」を私に求めてくる。
当然の如く断ったがエジプトでは最後まで私を気分良く観光ツアーに参加させてはくれないらしい。
まあこれでエジプトでの観光も終りだ。明日はいよいよ出発。
2004.12.24(金)
今日の出発はゆっくりだ。
朝0900時頃ホテルを出ると私を客引きした男に出会う。
彼が「ツアーはどうだった?」と聞いてきたので私がツアーは『ドライバーのチップの請求と入場料が一箇所含まれているといった所が別料金だった以外に問題は無かったよ』と答えると「それは済まなかった」と言ってくる。どうやら彼はいい奴だったらしい。
今度の列車は2等客席だ(カイロールクソール間は一等だった)。
チケットを買った時、1等が満席で取れなかったのだが、この購入した2等客席には1両に10人も居ずに、実に快適な移動となった。
アスワンは客引きが悪質だと聞いていたが私が駅に到着しても誰も来ない。これにはちょっと拍子抜けだ。
適当に歩いてホテルを探す。
今日はクリスマス・イブ。
ちょっとしたイベントをと期待しようにもここはイスラムの国。町に何の変化も無い。
ここはせめて好きなマックでもと思い市内を探すも見当たらない。
ルクソールでは値段こそ何故かカイロより1.5倍となってはいたがマックは当たり前のように存在していた。しかしながらこの世界的に有名なアブシンベルのある観光地、ここアスワンにマックがない。これは予想外だった。
ローカル食堂に入る勇気がまだ無かった私には絶体絶命のピンチだ。この状況を何とか打破しようと足を棒にして郊外のドライブインでもないかと捜してみたがノーチャンス。
『アメリカ資本主義もここで敗北するのか・・・』
私は覚悟を決めて思い切ってエジプト発の現地ローカル食堂に入る・・・
『うーん、いやはやこのローカル食堂の『ケバブ(串焼肉)が実にうまい・・・』
一体今まで私は何をしてきたのだろうか?
まあいい、ここでは『新しい勇気』を一つ、そう「ローカル食堂に臆せず入るという勇気」を手に入れることが出来た・・・
エジプト
2004.12.25(土)
今日はクリスマス、とは言っても私にとっては早速スーダンのワディハルファへ行くフェリーのチケットを購入する事の方が大イベントだ。
このフェリーは1週間に一便のみ、ガイドには土曜日にチケットを買わなくてはいけないとあったのでそれに併せてアスワンに来たのだが、これはそのガイドブック通りだった。(ちなみにこの時のガイドブックは歩き方のエジプト版を参考にした)。
鉄道駅に行きフェリーが出発するハイダム駅行のチケットも購入。
出発は月曜日、翌日は時間があるのでここでもツアーを取ることにした。
ホテルで予約し、後は市内を適当に散策する。
エジプト
2004.12.26(日)
今日はツアーの日だ。
アスワンでのツアー出発は早い、朝0400時に出発だ。
ツアーのコースと見る場所を考えるとアブシンベル神殿には朝一番から入ることになり、そうなるとどうしてもこの時間に出発となるのだ。
ルクソールの時と同じ様にワンボックス、各ホテルから集まった客が乗っている。私は最後の客だったが見渡すと外国人は一人だけで後は全て日本人、それもカップルや親子というメンバーだった。
こういった状況は何とも嫌な物だ。個人旅行者が相手ならまだ会話も出来るが彼らはグループ毎に纏っているのでこちらから話しかけずらいし、彼らも彼らだけの会話を楽しんでいる。これが欧米人ならたとえカップルで来ていてもある程度はオープンに話してくるのだが、相手が日本人となるとそうはならない。それにきついのは会話してくる内容がまる聞こえになって私には関係ないとはいえ、気になってしまう。
結局同乗したツアー客とは殆ど会話しないまま、ツアーを過ごす事となった。
有名なアブシンベル神殿。
アスワンハイダム付近
そしてオベリスク
ちなみにイシス神殿もコースに入っていたが、もうエジプトを出国する事が決まっていて、路銀が心もとなかったのでその間は外で待っていた。
ツアーが終り、市内に戻る、バスから客が降りていき最後に残ったのは私。
そして最後に私を降ろす時に、何故かドライバーが急にそれまで誰にも請求していなかった「バクシーシ」を私に求めてくる。
当然の如く断ったがエジプトでは最後まで私を気分良く観光ツアーに参加させてはくれないらしい。
まあこれでエジプトでの観光も終りだ。明日はいよいよ出発。