アヒルのミューズ~LOHASの森~

アヒルのミューズが棲む
“LOHASの森”から発信するブログ

少年サッカーの監督の言葉を活かせ!

2009-06-22 | Weblog



梅雨のさなか、
皆さんお元気ですか。
少しご無沙汰していたです。

池の中でカルガモくんのように
上手に、とりわけ「すばやく」えさの小魚を
捕まえることの出来ないは、
時々、カルガモくんたちを見習って、
えさ採りの練習に励んだりする。

上手くいったときもあれば、
上手くいかないときもある。
というか、往々にして、
物事の訓練や鍛錬には、
それなりの時間がかかるものだ。

今日、そんなを池のほとりで
眺めていた綾乃さんが、
「ミューズ、今のもう一回!!」と叫んだ。

そりゃぁね。
今みたいに、
「思いもかけず」上手くいったときは、
うん!!
思うのですよ。
でもね、もう一度やったら
上手く出来るかな・・・
って、考えちゃうと、
その「もう一回」が、怖くなるというか
不安になって、
やりたくなくなったりするときがあるんだ。

そんな本音を綾乃さんに話したら、
実は綾乃さんもと同じことを言ったら、
レッスンの時に先生にこんなことを
言われたそうだ。

それは、ある少年サッカーの試合での出来事のこと。
一人の少年が、前半戦、
守備メンバーとして配置されていて
気持ちは「早く攻撃メンバー」の一員になって、
逸る気持ちをサッカーボールに
ぶつけたくて気持ちがウズウズしていた。

そして、後半戦。
監督がら、「よし!攻撃メンバーに加われ!」とゴーサインが出た。
彼は、待ってましたとばかりに、
サッカーボールに向かっていった。
そして、味方のナイスパスによって、
彼がゴール正面から絶好のポジションで
「キメル」チャンスが渡来した!

固唾を飲み込んで応援席にいた人たちからは、
きっと
ひと際大きな声援があがっていたことだろう。

そして、その少年は、
キックした。
ゴールに向かって、
キックした!
見事に、サッカーボールは
彼の蹴り上げた足を素通りして・・・。
そう。空振りキックだった。

・・・・

その後の詳細は書かないけれど、
容易に想像がつく光景が、
きみにも、浮かんでくることだろう・・・。

しかし、しかしである!

その後の「監督」が「その空振りキックした少年」に
放った言葉が大事なのである。

監督は、こう言ったそうだ。

「キックに失敗したことは、
何も責めない。
だけど、君がキックに失敗した後、
そのボールを追いかけなかったことは、
大いに責めるよ!」
と。

ん・・・・。

すごく意味深い言葉だ。
わずか10歳くらいのその少年に
その言葉の意味が
どれほど伝わったことだろう。

けれども、この出来事やその監督の放った言葉は、
ひとつのことを練習を繰り返して、
身に着けて、
本気でそうありたいと思うや綾乃さんにとっても、
当てはまることなのだと。

綾乃さんも、
練習をしていて、
予想以上に、
あるいはおもいがけなく
「出来た!」後、
もう一度繰り返してやってみることが、
不安になったり、
億劫になったりすることがあるのだとか。

と同じだ・・・。

そんな時、
ほんのちょっとの
「失敗そのものを恐れずに、
その「後」を追いかける自分への「勇気」が、
ある日気がつかないうちに、
大きな進歩につながっていた自分に
遭遇できるチャンスなのだと。

あ、これ、
綾乃さんが
先生からいわれたことそのまま受け売りだけど、
大事なことだと思った。

その少年が、
単なる遊びとして終わってしまうのではなく、
より上手くなって欲しいが故の
大きな監督の
何気ない小さな“エール”なんだよね。

失敗することを
恐れることでなく、
失敗した後を
どう活かすか。


もう一回、えさ採り、
がんばってみよう・・・・。



ん、目の前をカラスが
未熟な
くすっ、と笑うように“飛んで”過ぎていった・・・。



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