満月前日の26日、
神奈川県の大磯方面へ出かけた。
寒さは厳しかったものの、
空気が澄んでいるせいか、
都内から西へ向かう行きの車中では、
雪を頂いた富士山がとても美しくて嬉しくなった。
先日の平塚の駅ビルラスカの40周年記念イベントの際、
偶然聴きに来ていた方から、
平塚の近くの寒川浄水場近くから撮ったという
手前に菜の花が咲き、
その後ろに雪景色の富士山という素敵な写真を綾乃さんが、頂いた。
最後に歌った『Stand Alone』に感動してとのコメントをそっと添えて・・・。
綾乃さんは、その写真の場所がみたくなった。
そこで晴れ渡った土曜日のその日、寒川と神奈川県立大磯城山(じょうやま)公園へと
思い立って車を走らせた。
午後から出かけたので、途中少し混んでいて、
ため息が出るほど美しい夕景を眼前に見ながらゆっくりと走り続けたものの
小高いあ丘のような大磯の城山公園には閉園時間の17時を5分ほど過ぎて到着となった。
残念。
しかし、富士山が影のように美しく見える夕景をみながら国道1号を小田原方面へさらにもう少し走り、
日がすっかり暮れてきたので、Uターンして、車の方向を東へと向けた。
すると、東の空の低いところに、
大きな満月少し前の美しい月が目の前に見えてきた。
月に、吸い込まれてみたい気分になった。
そこで、カーナビが示す道でなく、
そのまま、月が前に見える方へと走り続けてみることにした。
国道1号線から、134号線沿いに、
湘南の海を右手に見ながら
月を追いかけて走った。
月が少しずつ高度を上げてくると、
周りの小さな雲が裏側から照らされて
とても幻想的だった。
もし、この車が、「竹取物語」に登場する空を駈ける“牛車”だったなら、
きっとそのまま月へ向かって走りたくなってしまうだろう・・・。
暗がりの海に、
月の道が映り、
湘南の海は、ないでいた。
気が付くと、行く手前方右寄りに江の島の灯台が見えてきた。
そうだ。
江の島名物、しらす丼を食べて帰ろう。
この時期は、しらすは禁漁の時期のため、
釜揚げしらす丼であったけれど、
醤油などかけずとも、
そのままの塩加減で十分に美味しかった。
月を追いかけて、釜揚げしらす丼にたどりついた。
しらすに、空腹のお腹が癒されて、
さあ、帰ろう・・・と思ったけれど、
月をやっぱり探し追いかけながら車を走らせていたら、
少し遠回りして帰ることに結局なった。
でも、とても満たされた気分なアヒルであった。
神奈川県の大磯方面へ出かけた。
寒さは厳しかったものの、
空気が澄んでいるせいか、
都内から西へ向かう行きの車中では、
雪を頂いた富士山がとても美しくて嬉しくなった。
先日の平塚の駅ビルラスカの40周年記念イベントの際、
偶然聴きに来ていた方から、
平塚の近くの寒川浄水場近くから撮ったという
手前に菜の花が咲き、
その後ろに雪景色の富士山という素敵な写真を綾乃さんが、頂いた。
最後に歌った『Stand Alone』に感動してとのコメントをそっと添えて・・・。
綾乃さんは、その写真の場所がみたくなった。
そこで晴れ渡った土曜日のその日、寒川と神奈川県立大磯城山(じょうやま)公園へと
思い立って車を走らせた。
午後から出かけたので、途中少し混んでいて、
ため息が出るほど美しい夕景を眼前に見ながらゆっくりと走り続けたものの
小高いあ丘のような大磯の城山公園には閉園時間の17時を5分ほど過ぎて到着となった。
残念。
しかし、富士山が影のように美しく見える夕景をみながら国道1号を小田原方面へさらにもう少し走り、
日がすっかり暮れてきたので、Uターンして、車の方向を東へと向けた。
すると、東の空の低いところに、
大きな満月少し前の美しい月が目の前に見えてきた。
月に、吸い込まれてみたい気分になった。
そこで、カーナビが示す道でなく、
そのまま、月が前に見える方へと走り続けてみることにした。
国道1号線から、134号線沿いに、
湘南の海を右手に見ながら
月を追いかけて走った。
月が少しずつ高度を上げてくると、
周りの小さな雲が裏側から照らされて
とても幻想的だった。
もし、この車が、「竹取物語」に登場する空を駈ける“牛車”だったなら、
きっとそのまま月へ向かって走りたくなってしまうだろう・・・。
暗がりの海に、
月の道が映り、
湘南の海は、ないでいた。
気が付くと、行く手前方右寄りに江の島の灯台が見えてきた。
そうだ。
江の島名物、しらす丼を食べて帰ろう。
この時期は、しらすは禁漁の時期のため、
釜揚げしらす丼であったけれど、
醤油などかけずとも、
そのままの塩加減で十分に美味しかった。
月を追いかけて、釜揚げしらす丼にたどりついた。
しらすに、空腹のお腹が癒されて、
さあ、帰ろう・・・と思ったけれど、
月をやっぱり探し追いかけながら車を走らせていたら、
少し遠回りして帰ることに結局なった。
でも、とても満たされた気分なアヒルであった。