マッキントッシュと呼ばれた男

世界の覇者フリーメーソンを追って活躍する、
イギリス情報部員マッキンの戦いを描く。

チェンマイの蔡霊新 04/02

2006年03月31日 | Weblog





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オーゼル マーフイ の世界

●マッキントッシュと呼ばれた男

MI6はその黒幕と組織の全貌を
突き止めんと、躍起になって居た

百年戦争の膠着の谷間でフリーメーソンの
世界戦略 ロスチャイルドとの水面下の戦い

チェンマイの蔡霊新

タイランド チェンマイにいる蔡霊新に
一度会わせて、彼女の持つ霊能力の
再開発をする事にあった

お国イスラエルにはユダヤ教の強力な霊視パワー
を持つ暗示者ラビがいた。
マリアはそこで折り紙付きの霊媒者として認知
されていたのである。

マッキンにはチンマイを訪問するもう一つの
理由があった。
それは北朝鮮の金正日体制崩壊危機に伴う
難民処理と、情報操作対策に関する資料の
収集に蔡霊新の持つ、情報ネットワークを
利用しようと考えたからであった。

韓国ルートでは得られない情報の収集には、
蔡霊新バンコックルートはかなりの信憑性が
あったのである。

ネット モバイルで蔡 霊新から送付された
北の情報の断片は、こんな調子のものであった。

列車事故は金総書記暗殺が狙い 北朝鮮北西部
の竜川駅で発生した列車爆発事故を内偵して
いる情報筋は事故について金正日労働党総書記の
暗殺を狙ったものだったとみている

現場で粘着テープの付いた携帯電話の破片が
見つかっており当局者らはこれが起爆装置として
使われたと考えているという

北朝鮮政府は事件の再発を防ぐため国民の
携帯電話の使用を禁止した

事故は、中国訪問を終えた金総書記が乗った
特別列車が事故現場の竜川駅を通過して
約9時間後に起きた

収まらない暗殺説
現地の消息筋は龍川と新義州一帯に金正日
総書記への暗殺祈企図説が広まっていると
伝えた。

北朝鮮保衛部の反体制人物検挙作業が
進められているという話もある

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イスラエルのスパイ網摘発 03/26

2006年03月26日 | Weblog





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●マッキントッシュと呼ばれた男

MI6はその黒幕と組織の全貌を
突き止めんと、躍起になって居た

百年戦争の膠着の谷間でフリーメーソンの
世界戦略 ロスチャイルドとの水面下の戦い

イスラエルのスパイ網摘発

王族は贅沢三昧、政治腐敗し、民衆は貧しい
神のもとの平等を説くイスラムの教えに明らかに
反しており 王家は、原理主義勢力との妥協を
強いられてきた

こうした背景もあって、ビンラディン氏に財政的な
援助まで与えてきたサウジアラビアの王家は
『9・11米多発テロ』以来、アルカイーダ弾圧の
方向に急転換する。米国の強い圧力があった、
といわれている。

ヒズボラ要人暗殺を計画
「イスラエルがチュニジアでスカウトした
パレスチナ系チュニジア女性は、
イスラエルの支援を受けて同地で事業を展開、
レバノンに事業進出するとの名目でレバノンに
スパイ網を構築していた。

また、同組織は、イスラム教派閥のラジオ局
数局の爆破とヒズボラ要人の暗殺により
レバノン国内に混乱を醸成するようイスラエル
から指示されていた。」

しかし、大それた目的の割には、レバノン国内
でのスパイ勧誘は
「古風な方法で、いとも簡単に行われていた」

レバノン国内では、シーア派派閥ヒズボラと
アマルは内戦中に血で血を争った仲であり、
抗争勃発すら噂されていた。
この時期に、スパイによる破壊工作が
成功していたら、「悪夢の内戦」が再燃して
いた可能性も大きい。

しかし、この可能性に「気づき、恐怖した」
構成員はタレコミを決意してスパイ網を
暴露した。

イスラエルも「ヒズボラに対する情報提供を
行った疑いでヘルモン山麓の村に住む
青年(17歳2名)を拘束した。」
容疑者2名は「イスラエル軍の動きなどの
情報提供の見返りに、ヒズボラから麻薬を
得ていた。」とされている。

ヘルモン山南麓は、イスラエルが
第4次中東戦争時に占領したシャバー農地
(占領当時はシリア領とされたが、
現在はレバノン・シリア両国はレバノン領で
あるとしている。)が広がる

マッキンは今回の東洋行きにマリアを同行
したいと考えた。 <
それにはこんな訳があった。

次回
タイランド チェンマイにいる蔡霊新に
一度会わせて、彼女の持つ霊能力の
再開発をする事にあった

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トーマスマン一族 03/19

2006年03月17日 | Weblog





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●マッキントッシュと呼ばれた男

MI6はその黒幕と組織の全貌を
突き止めんと、躍起になって居た

百年戦争の膠着の谷間でフリーメーソンの
世界戦略 ロスチャイルドとの水面下の戦い

イスラエル トーマスマン 一族

デヴォンにあるドルースティントンの村は
エリザベトの父親のマーク・トーエンが家族を
呼び寄せて暮らした所であった

そんな思い出はエリザベトにとっては
辛い事ではあったが、この時期子供たちに
是非見せて置きたいと言う願望が強かった。

トーエンはギリシャでサラブレットのアラブ馬の
繁殖家として、有名になっていた。
そして彼はデヴォンにあるドルースティントンの
村を繁殖地として選んで居たのである。

それは素晴らしくきれいな清流と豊富な牧草に
恵まれた、天然の放牧地帯だったのであった。

森を流れる川の澄んだ水を通して川床まで
見える清流に魚が泳ぎ、森にリスが棲み
フクロウの鳴く環境はマリアの心を癒す
ことであろう。

アンスポイルド(汚れ無き)と称されるデヴォン
の森が、マリアのロンドン生活の門出になればと、
クレマーの配慮であった。

マーブルアーチのオフィスに帰る二人に、
エリザベトはデナーは九時にボンド・ストリート
にある、牡蠣の店ボブで良いかと念を押した。
マッキンは手を広げてOKと言った。

オフィスに戻ったマッキンは
【アルカイーダの報復】と表紙されたレポート
を見た。
 
昨年は5月、11月に外国人住宅街が爆破テロ
に遭い米国人など51人が死亡している。
サウジアラビアは中東きっての親米国家であり、
政府は5月のテロ事件を『サウジの9・11』と
名づけ、過激派の取締り・弾圧を強化してきた。

これまでに数百人が逮捕、投獄されている。

サウジアラビアは、イスラム教の始祖マホメット
生誕の地メッカを抱え、イスラム原理主義の
色彩が極めて濃い。

王家の正当性はメッカの守護職を持って任じて
いることにある。

ところが石油の発見で王制の実態は一変する。
1930年代に米国石油資本により採掘が始まり、
砂に覆われた国を一躍大金持ちにした。

ただし豊かになったのは国ではなく王族
だけだった。

次回

王族は贅沢三昧、政治腐敗し、民衆は貧しい
神のもとの平等を説くイスラムの教えに明らかに
反しており

王家は、原理主義勢力との妥協を強いられてきた

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トーマスマン ジュニアー 03/19

2006年03月10日 | Weblog






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●マッキントッシュと呼ばれた男

MI6はその黒幕と組織の全貌を
突き止めんと、躍起になって居た

百年戦争の膠着の谷間でフリーメーソンの
世界戦略 ロスチャイルドとの水面下の戦い

イスラエル トーマスマン 一族

弟のトーマスマン ジュニアーが叫んだ。
「姉さん それってどういう事」
「トーマス あなたは黙って。
わたしはマミーのおとうさんの恨みを
晴らすため、ロンドンで勉強するのよ。」

マリアのママ エリザベトは首を横に
振りながら、エスペラント語で一人ごちた。
「マミー 英語で言って。マックには判らない
わよ。」気の強いマリアは苛立って手を振り、
エスペラント語で言った。

マッキントッシュはしかしエスペラント語を
良く理解していた。

マミーはこう言っていたのだ。
「お前は最悪の親不幸ものよ。ダビデの神に
呪われているわ。」
上席情報官 クレマーは遅くなって現れた
どこまでいっても良き時代のジョンブルであった。

香りの良いパイプタバコを揺らして、
エリザベトを抱擁して、「暫くだったね」と言った。
エリザベトは「この度はお世話になりますわ」
と言って、マリアを振り返った。

「マリア君は美人になったね」
クレマーはマリアの手を握って
「今度の週末はワタシの
田舎コーンウォールにマッキンと、
一緒に来てくれ。」

コーンウォールというのは、イングランド
南西部にある半島の先端にある所で
ブリテン島の最西端にあるんだ。

デヴォンはその隣の地方でどちらも
自然がたっぷりと残っているので、
きっと気に入ってくれるよ。
エリザベトとトーマスも一緒にね。」

マッキンはマリアがイギリスに滞在中は、
オックスホードの田舎屋に住んで
ロンドン大学まで 電車で通学するか、
大学の寮にするかはまだ決めていないと言った

クレマーはマリアの若さに眩しさを感じつつ、
なぜかマッキンが妬ましく思えるのであった。

次回

デヴォンにあるドルースティントンの村は
エリザベトの父親のマーク・トーエンが家族を
呼び寄せて暮らした所であった

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ハイドパークの北 03/05

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世界戦略 ロスチャイルドとの水面下の戦い

報道スクープの裏側 

携帯モバイルがその間テトラアムの
情報傍受センターから流れてくる、
リアルタイムの危機管理情報を映していた

サウジアラビア国内で活動する国際テロ
組織アルカイダ傘下とされるグループが
米国や西側諸国の民間航空機や他の
交通機関への新たなテロ攻撃を予告した

声明は、欧米人への攻撃に巻き込まれな
いために、その家や施設など欧米人の
周囲を避けるようイスラム教徒に警告し、
「西洋人のあらゆる交通機関をいっさい
避けるよう」強調。

「全ての居住区や基地、交通機関、
特に西側と米国の航空会社は、
われわれが近く起こす攻撃の直接的
な標的となる」と表明。

米国土安全保障省の報道官は、
「現時点でアルカイダが米国の航空会社
を標的にしているという兆候はない」と述べ、

「ウエブ上に掲載されるこうした声明の
信ぴょう性を確認するのは難しい」
としながらも、対米攻撃を示唆する
ウエブ上のやりとりと方向性では
一致していると認めた。

クレーマー チーフはマッキンに
ハイドパークの北にあるコペント
ガーデンホールにある、
パブで待つようにと指示した。

初夏のハイド・パークの大小の池には
水鳥が戯れ、鴨や白鳥がのんびりと
泳ぎ回っていた。

大きな公園だからロンドン子か大勢
集まる憩い場で、いろいろな駅から
行けるが魅力であった。

マーブル・アーチ駅、ハイド・パーク・
コーナー駅、ランカスター・ゲート駅、
それにハロッズの近くのナイツブリッジ駅、
足の便は格段に良く、女王さまの宮殿から
コザック騎兵隊の交代パレードのラッパの
音が聞こえていた。

天気が良いので お日様を浴びて芝生に
寝転んでいるカップルを、マリアは眩しそうに
眺めていた。

ハイド・パークは以前ェストミンスター寺院の
所有する森だった。
その後、ヘンリー8世(エリザベス1世の
お父さん)がこの土地を買い上げ、
狩猟の為の森とした。

17世紀には一般の人々に解放されたが、
公園では処刑や決闘が行われ、盗賊も
出没していたと云う。

コベント・ガーデンの広場に面した
ブラッサリーはお昼時分と言う事で
込み合ったいた。

道ばたに並べられたテーブルの一つに
陣取り、ワインやビールを飲みながら、
喋くりあっている人たち、風景は長閑であった。

コベント・ガーデン ホールの中では音楽が
演奏されていた。
今日は弦楽四重奏だった。

マッキンはSIS指定の席に案内され、
上席情報官クレーマーが来るまで
ウエンチスターワインを頼んだ。

マリアはマッキンを見てウインクして言った。
「ロンドンはテルアビブから見たら古風な大都会ネ。
ここで生活出来るなんてまるで夢みたいだわ。
マミーあなたも 嬉しいでしょう」

次回

弟のトーマスマン ジュニャーが叫んだ。

「姉さん それってどういう事」
「トーマス あなたは黙って。

わたしはマミーのおとうさんの恨みを
晴らすため、ロンドンで勉強するのよ。」

プログ マッキントッシュ 週刊
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