マッキントッシュと呼ばれた男

世界の覇者フリーメーソンを追って活躍する、
イギリス情報部員マッキンの戦いを描く。

トーマスマン一族 03/19

2006年03月17日 | Weblog





特選 ベストセレクション 

ワールド ミステリアス クラブ
オーゼル マーフイ の世界

●マッキントッシュと呼ばれた男

MI6はその黒幕と組織の全貌を
突き止めんと、躍起になって居た

百年戦争の膠着の谷間でフリーメーソンの
世界戦略 ロスチャイルドとの水面下の戦い

イスラエル トーマスマン 一族

デヴォンにあるドルースティントンの村は
エリザベトの父親のマーク・トーエンが家族を
呼び寄せて暮らした所であった

そんな思い出はエリザベトにとっては
辛い事ではあったが、この時期子供たちに
是非見せて置きたいと言う願望が強かった。

トーエンはギリシャでサラブレットのアラブ馬の
繁殖家として、有名になっていた。
そして彼はデヴォンにあるドルースティントンの
村を繁殖地として選んで居たのである。

それは素晴らしくきれいな清流と豊富な牧草に
恵まれた、天然の放牧地帯だったのであった。

森を流れる川の澄んだ水を通して川床まで
見える清流に魚が泳ぎ、森にリスが棲み
フクロウの鳴く環境はマリアの心を癒す
ことであろう。

アンスポイルド(汚れ無き)と称されるデヴォン
の森が、マリアのロンドン生活の門出になればと、
クレマーの配慮であった。

マーブルアーチのオフィスに帰る二人に、
エリザベトはデナーは九時にボンド・ストリート
にある、牡蠣の店ボブで良いかと念を押した。
マッキンは手を広げてOKと言った。

オフィスに戻ったマッキンは
【アルカイーダの報復】と表紙されたレポート
を見た。
 
昨年は5月、11月に外国人住宅街が爆破テロ
に遭い米国人など51人が死亡している。
サウジアラビアは中東きっての親米国家であり、
政府は5月のテロ事件を『サウジの9・11』と
名づけ、過激派の取締り・弾圧を強化してきた。

これまでに数百人が逮捕、投獄されている。

サウジアラビアは、イスラム教の始祖マホメット
生誕の地メッカを抱え、イスラム原理主義の
色彩が極めて濃い。

王家の正当性はメッカの守護職を持って任じて
いることにある。

ところが石油の発見で王制の実態は一変する。
1930年代に米国石油資本により採掘が始まり、
砂に覆われた国を一躍大金持ちにした。

ただし豊かになったのは国ではなく王族
だけだった。

次回

王族は贅沢三昧、政治腐敗し、民衆は貧しい
神のもとの平等を説くイスラムの教えに明らかに
反しており

王家は、原理主義勢力との妥協を強いられてきた

プログ マッキントッシュ 週刊
http://dskas.exblog.jp/

オーゼル マーフイ 著
http://www.geocities.jp/ssa26/ggg.html


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