グローバル・スタンダードの最高峰資格CFAとCFPを持つ完全独立のFP・資産運用アドバイザー尾藤峰男の書評ブログ

びとうファイナンシャルサービスはお客様の利益のみに目をむけた金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーです。

『こころを動かすマーケティング』魚谷雅彦著(ダイヤモンド社)を読んで

2011-01-04 09:19:13 | 書評
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グローバルスタンダードの最高資格を持つ、完全独立のアドバイザーだから
こそ語ることのできる「こうすれば人生を安心して生きられる資産運用法」
をお伝えします。

◆このセミナーで、老後や家族のために失敗しないお金の運用法がわかる!◆

日本の将来が不透明で先行き大丈夫かという不安がつのる中、自分や配偶者の
老後や家族の将来はどうなるか、一人で考えあぐねていても解決の糸口は見つ
かりません。

証券会社や銀行に相談しても、本当に役に立つ情報は提供してくれない、自分
たちに実入りのいい商品ばかりすすめると感じることはありませんか?しかし
一度しかない人生、家族とともに安心とゆとりをもって生きていくためには、
老後の資産運用で失敗はできません。

金融機関から完全独立で、お客様の利益を最優先に考えるびとうファイナンシ
ャルサービスだからこそ、お話できることがあります。土曜の午後のひと時を、「本当の資産運用とは」を学び、人生を安心して生きるために使ってみませんか。



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●  日本株の停滞にどう対処するか。

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● 金融商品のコストの見方がよくわかった。

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● 非常に王道で、正攻法でよかった。

● 証券会社の振る舞いに大ショック!

● 日本だけではお金の運用はうまくいかないことがよく理解できた・・・



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場所:TKP東京駅丸の内会議室ミーティングルームA(日比谷帝劇ビル地下1階)
http://tkpteigeki.net/access/index.shtml
(最寄り駅:有楽町・日比谷駅)
~参加無料 限定10名~

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させていただきます。

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● 自己流の運用のやり方でほんとうにいいのか、自信がない。

● 証券会社のいうとおりにしたら、株や投資信託で大損した…。

● 銀行や証券会社は、高い手数料の商品ばかり勧めるので、信用できない。

● お金の運用を、本当に信頼できる人に訊きたいが、誰に訊いたらいいか
  わからない。

● 大切な老後の資金を間違いなく、着実に殖やしたい。

● 仕事が忙しいので、お金の運用に時間はないが、しっかり殖やしたい。

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お金の運用で失敗すると、傷が大きくなります。また資産運用は、やり方によ
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『こころを動かすマーケティング』魚谷雅彦著(ダイヤモンド社)を読んで


この本も読んでよかった本のひとつだ。読んだ後に大変心地よさが残る。なぜだろう。多分私のこころが動かされたからだ。この本はマーケティングの本である。しかし、マーケティングのテクニックも書かれてはいるが、実は人間の生き方、信頼、ひととの交わりなど人間としてぜひ重きを置くべきことについても、十分書かれていて、大変面白い。マーケティングの本は様々あるが、この本は、著者の実体験に基づいていて、非常にわかりやすい。手にとって見ることを勧める。著者は日本コカコーラの現会長で、表紙が真っ赤なのに(コカコーラのコーポレートカラー)おもわず微笑んでしまう。ここにも、マーケティングの色が出ている。


第2章 原点は人に喜んでもらうこと

・ マーケティングの仕組みを変える。仕組みを変えれば変わるんだ。(ライオン勤務時代に個別訪問ではなかなか会えない歯科医師向けに、歯科医師会で虫歯のメカニズム、虫歯予防のセミナーを開催)

・ 現場には、マーケティングのヒントがたくさんある。そしてどんないい商品を開発しても、簡単には売ってもらうのは無理だ。お客さまに手にとってもらうだけの意味や仕組みというものが、絶対に必要になる。


第3章 顧客は見えているか

・ 24時間、いつでもどこでも、顧客のことを考えよ。

・ マーケティングは、気持ちだ。気持ちの入れようだ。


第4章 現場に足を運んでいるか

・ (著者が最初に勤めていたライオンで)新しい商品が出ると必ずやらなければならないと定められていたことがある。それは、発売2週間後、北海道から沖縄まで、各地域を広告代理店の担当者と一緒に回り、ストアチェックをすることだった。

・ 現場にこそ、次の施策のヒントがある。現場にこそ、新しい価値のヒントがある。

・ 市場の声を聞けばニーズがわかるというわけではない。むしろ、お客様の声をあまり意識しすぎると、意外に小さくまとまった、面白みのない商品になってしまうことも少なくない。結局のところ、消費者のニーズを探っているだけでは、新しい価値を提案することはむずかしい。

・ 妥協を許さないことは、マーケティングでは、非常に重要なことだ。ぎりぎりまで考え、こだわりぬく。たとえ朝令暮改になっても、やっぱり違うと思ったことはいわないといけない。二人のマーケターは、十数人にしか話を聞いていない。でも確信が持てたなら、もう下手にマーケティング調査など、する必要はない。絶対に成功する。成功させると確信を持って、突き進むべきだ。


第5章 飛びぬけた商品を提供できているか

・ モノつくりをするときに、最も陥りがちな、ある危険が潜んでいる。それは、これぞ消費者ニーズではないか、と平均的で汎用的なモノを作ってしまうということだ。

・ マーケティングとは、「明日」のためにおこなうもの。

・ 「爽健美茶」でもそうだったが、ターゲットはかなり絞り込んで商品を作りこんでいったほうがいい。あまりにターゲットを絞り込むことは、一見売る対象が狭くなっていくように思える。しかし、それは実は「今日」の話だ。マーケティングは「明日」のために行うものだ。

・ 必要なのは、「今日」の人たちをコアターゲットにし、彼らに受け入れられるものをつくり、ブランド価値を主張してコミュニケーションすること。本当にいいものであれば、その周辺には、商品に対する理解者が必ず増えていく。まずは小さな器をイメージして、その器に入れることにこだわり続ける。そうすると、いつの間にか器からあふれていることに気づく。

・ 逆に、最初から大きな器をイメージしてしまうと、何とかして器をいっぱいにすることを考えてしまう。そのためには、大きなパワーを要する。結果的に限りある力が分散してしまい、弱いメッセージしか送れなくなる危険がある。

・ すばやく1位を獲得したらその地位は簡単には変わらない。

・ 同じ市場の枠組みの中でも、新しい需要の創造を目指して(キリンの「午後の紅茶」に対し、コカコーラは新しいセグメントの高級な甘い味のミルクティー「紅茶花伝」を出し、大ヒットさせる)、飛びぬけたサブカテゴリーを作ったことこそ、紅茶花伝の成功要因だった。細分化とセグメンテーションの重要性を、そして早く1位を獲得したらその地位は簡単には変わらない「一番手の法則」を改めて教えられた。


第7章 人のこころを動かしているか

・ 結局のところ、マーケティングとは、人のこころを動かせるかどうかに、尽きる。


第8章 関係者を巻き込んでいるか

・ マーケティング担当者があんなに熱意を持ってがんばっているんだから、何とかしてやろう、そういう意識をチームのメンバーにいかに持ってもらえるか。それが問われる仕事でもある。それは自然に伝わっていく。

・ 大きな仕事は、一人では決してできない。多くの人を巻き込むことこそ、成功の鍵だ。


第9章 常識にチャレンジできるか

・ マーケティングを突き詰めると、新しい価値を世の中に打ち出していくことだ。まさに需要創造だ。


終章 マーケティングとは経営そのものである

・ マーケティングの面白さは、先回りして驚かせ、感動させるところにこそ潜んでいる。

・ マーケティングとは何か。世の中は人を中心にできている。人の行動や心理、そういうものに興味を持ち、そこに、なにか新しい価値を作っていこうという思いであり、こだわり、志だと思う。

・ 人について考え、人について思い、人を喜ばせたい。人のこころを動かしたい、そういう思いを持つことこそが大切であり、頭でっかちにマーケティングをとらえすぎると、マーケティングの神髄の部分には行き着くことができない。

・ 小さくまとまってはいけない。いつも大胆に考えるべきだ。こぢんまりとまとまらない。常識を疑ってみよう、人を驚かせよう、感動させてやろうと、思い切ったことを考える。そういう姿勢を持つことだ。


おわりに

・ マーケティングは、実はものすごく身近にあるものだ。自分も面白がり、相手も面白がらせようとすること。この感覚こそ、人生でも、もちろん仕事でも、いいマーケティングを作り出してくれる。

・ オバマ氏の就任演説を聞いていて、この人はマーケティングがよくわかっている、と思った。人のこころを動かすことを、よく考えている。常日頃から、それを考え実行している。


『こころを動かすマーケティング』魚谷雅彦著(ダイヤモンド社)


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4 コメント

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Unknown (渋谷の美容室)
2011-01-04 21:49:31
なるほど…。参考になります!いつもこのブログを見るのがとっても楽しみです(*^^)vこれからも楽しみにしていますね☆
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これからもよろしく! (びとう)
2011-01-05 10:25:06
この書評で、結構効率よく、エッセンスを吸収できると思います!
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Unknown (池袋の美容院)
2011-01-16 14:22:04
最近ほんとうに寒くなりましたね。カゼには気をつけましょうね!また来ます♪
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寒さも、心がけで (びとう)
2011-01-17 08:25:42
風邪引きかけましたが、何とか持ち直しました。まだまだ寒さ続きますので、お互い気をつけましょう!
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