グローバル・スタンダードの最高峰資格CFAとCFPを持つ完全独立のFP・資産運用アドバイザー尾藤峰男の書評ブログ

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靖国神社に初めて参拝した。

2006-09-28 08:47:17 | Weblog
昨日雨上がりに、靖国神社を始めて参拝した。むごい戦争は二度と起してはいけない。戦争は多くは20代の若い男子を失うもので、これほどむごく、社会の損失となることはない。我々が今このような豊かな暮らしを享受している過去には、このように多くの若い人の犠牲があるということを忘れてはならない。

中・高校生の姿がまったくなかった。戦後教育あるいは政治問題となっていることが影響しているのだが、国のために命を落した方々への感謝の念を表すのは、人間として欠かせない。このあたりに陥った社会の大きなわながあると感じられる。靖国を参拝すれば、軍国主義を是認するものだとか戦前復古を促すものだとかの声があがるが、とんでもないことだ。二度と戦争を起さず、尊い若い命をなくさないことを誓うのがどこが悪いのか、さっぱりわからない。思想、信条は自由で、誰にもどこからも侵されるべきではなく、これをしっかり堅持するのも、人としての責務だ。

安倍新内閣は力不足内閣

2006-09-27 07:58:28 | Weblog
早くも先が危ぶまれる組閣人事といえる。どうも安倍氏への求心力が働く内閣とは見えない。論功行賞が先に来て、肝心の政策テーマの実現には、一家言を持つベテランが多く、遠心力が働きかねないリスクもある。具体的な動きは今後見えてくるだろうが、外からは政策遂行や改革続行に警戒感を持って見るべきだと考える。

政権の最大の課題は、官僚との対峙だが、むしろこの内閣人事は官僚依存型あるいは官僚勢力拡大型となるリスクもはらんでいる。

日中首脳会談の再開に中国は条件をつけるな。

2006-09-26 10:04:43 | Weblog
首脳会談の実現に、中国は、安倍首相の靖国参拝自粛明言を条件にしているとのことだ。正直なところ、あつかましいにも程があるといいたい。お互い国と国の関係で、国のトップの行動に、一々注文をつけるなというレベルの話だ。もういいかげんに中国は目を覚まし、国家同士の首脳外交が途絶えていることの国家的損失と神社に参拝するなと固執することのデメリットを、冷静に判断するべきだ。

両国のメンツになるのであれば、もうこの話は自然取り下げとすべきだ。

飲んだら乗るな!!

2006-09-22 08:24:51 | Weblog
飲酒運転-人間の倫理感が問われている。飲んだら乗るな-まったく単純なことだが、できない。できないのが、若い人から年寄りまであまねく広がっている。確かに小生が住んでいる東京のように都会だと交通機関が発達していて、飲んでも電車で帰ることができるところと違って、地方ではどこへも車で行かないと用が足せないし、飲食も車が必要ということになることはわかるが、やはり飲酒と外食は峻別しなければ、危険運転にさらされるリスクは永久に続いてしまう。通常の運転をしている人でも、周りで飲酒運転をしているのではないかと思いながら運転をするのは、たまったものではない。

ついこの位-はもうやめよう。最初から運転しなければならないのはわかっているのだから、飲むのは家でと決めるしかないだろう。運転と飲酒は切り離すのみだ。人間は猿ではない、分別というものをわきまえているはずだ。これができなければ猿と同じだ。

安倍政権に今感じること

2006-09-21 08:55:32 | Weblog
安倍晋三が初めての挑戦で、総理の座を射止めた。小泉、麻生は数度の挑戦、親の晋太郎氏は何回も挑戦し、病に倒れた。中曽根も最下位を引いたり、やっと田中角栄の引きで首相になれた。その意味では、非常にラッキーといえる。若いことは政権のフレッシュさ、対外的に与える印象からもプラスだ。

あえて新政権の誕生に水を差すつもりはないが、少し感じるところを書いてみる。
1.主張している事の意味があいまいで、解釈しずらい。竹下氏は言語明瞭意味不明瞭といわれたが、どうも同じトーンの印象を受ける。まだまだこれからだが、わかりやすいことばで話してほしい。美しい国...夕焼け小焼けの赤とんぼか、ウサギ追いしかの山か。

2.靖国にいったかいかないかいわないままだと、首相でいる間行く場合どうしていけるのだろう。まさか夜陰にまぎれて夜中に行くとかするのだろうか。いかないままだと、これまでの主張からは大きく後退だ。これもあいまいさを残し、靖国参拝の解釈が分かれそうなところだ。

3.派閥や既得権勢力の圧力に屈しては、安倍政権支持層の後ろ盾を失う。これからが腕の見せ所だが、最初が肝心。自民党内が唖然とするくらい最初に強い改革続行メッセージを打ち出すべきだ。安倍氏支持になだれを打った旧勢力が今か今かと論功行賞を待ち望んでいる。また自分たちが口を出せる機会をこのときとばかりに目を凝らしてうかがっている。以前の政治に戻ったらその時点で政権の存在意義がなくなる。それは来年の参議院選挙で評価がはっきりする。

サハリン2工事取消-ロシア政府の恐ろしい身勝手

2006-09-20 08:14:01 | Weblog
サハリン資源開発は、ロシア政府が懇願するように開発を要請したプロジェクトであったのに、エネルギー価格の高騰で国家が様変わりとなるや、強権を発動し、権益を奪おうとする。恐ろしい国家の所業としかいえない。そのうち、トヨタやホンダの工場も、環境管理不十分で接収とでも言い出しかねない。サハリン2はほとんど設備は出来上がっており、ここで国が出てきて、俺たちにもっと取り分をよこせといわれたら、開発企業はたまったものではない。EUはすでにきびしく批判しているが、これも以前にウクライナのパイプラインが止められて、危うくエネルギー危機になるという経験をしているからだ。さらに米国などと国際的圧力を強め、このような国家の横暴が、国際ビジネスの世界で通用しないように強い姿勢で取り組む必要がある。

熱しやすく冷めやすい日本人

2006-09-19 11:44:44 | Weblog
健康サプリの話だが、2年程前コエンザイムQ10が老化防止にいいといわれ、品不足が続いた。また豆乳も同じく人気化した。しかし今となっては熱も冷め、これらを扱うメーカーは、せっかく設備新設したのに価格下落で足を引っ張ることになってしまった。そういえば寒天もテレビのあるある2で健康にいいことが報じられ、日本中の寒天が一挙になくなってしまったのは1年程前だが、今はすっかり下火になっている。人気化するとこれらを扱う会社の株価が上がり、さもずっと売れつづけるように思ってしまいがちだ。ここで気をつけないといけないのが、日本人の熱しやすく冷めやすい性格。むかし水分をよく吸収するタオルということで人気化し、今治あたりのタオルメーカーが大増産をしたが設備ができる頃にはもうすっかり下火。いつの時代も繰り返すおもしろいパターンだ。日本の場合、移ろいやすく冷めやすいということを覚えておくことは役に立つことだと感じた次第だ。

竹中平蔵総務大臣の辞任に思う

2006-09-18 13:37:54 | Weblog
竹中平蔵総務大臣が突然辞任した。小泉政権とともに最後まで改革の推進役として役割を果たしたといえるだろう。その功績は大きい。小泉政権唯一の最初から最後まで務めた閣僚だ。自民党や閣僚などの抵抗で、途中辞任したくなったことはなんどもあろうが、小泉首相の励ましで踏みとどまった。5年という年月は長い。よくここまでがんばれたと敬意を表したい。しかしやはり、長く務めるとそれなりの限界が出てくる。これからの改革は後の人に任せるべき時期にきていたともいえる。一人の人間が多くの抵抗勢力に囲まれながら長く続けることは容易ではない。ただ、一つ注文をつけるとすれば、参議院議員の任期を4年も残していることだ。これまでやめてしまうのはどうか。70万票の国民の信託は重い。参議院議員は任期まで務めるべきだったろう。

もう一つ、これからの改革実現への評価がきびしくなってくるということだ。これは特に海外からきびしく見られることとなり、竹中辞任は海外からは今後の改革に不安感を持って迎えられている。安倍政権の今後の改革推進の本気度が極めて重要になってくる。

食ったぞ、吉野家の牛丼!!

2006-09-18 13:23:20 | Weblog
事務所近くの吉野家の牛丼店に牛丼開始(11:00)5分前に行く。多分並んでいるだろうと思いながら近づいていくと、長蛇の列。持ち帰りと店食いの2列が並んでいたが、両方とも30メートル程度の待ち。それでも意外と早く進み、30分足らずで店に入れた。注文してから出てくるまで非常にスムーズ。どんぶり盛り役の店長や注文を受ける店員の要領も、事前に十分訓練していたのか、大変よかった。牛丼を提供できる喜びにあふれているのがよく見て取れる。一方、食べる方では、知り合い同士お互い顔を見合わせて、にっこり。一人できている人は黙々と牛丼をかっこみながら久々の味を堪能している。小生は、大盛り、ご飯並、つゆだく、たまごというややこしい注文。そこはお手の物で、すぐ出てきた。さすがは、早い、安い、うまいの吉野家だ。2年半ぶりとは月日のたつのは早い。ようやくこの味を堪能できたわけだが、やはりなつかしい味だ。ややたれの味が変わった感じがあったが、目立つほどではない。やはりこれからは、いつでも食べられるようになるので、(10、11月は1~5日のみ)気楽に来れる。やはりあるべきものがないのは、民主主義の国では非常に違和感があり、いつでも食べれなければどうしようもない。なければないほど食べたくなるという面白い心理もある。何はともあれ、小生の胃もやれやれだ。

小学生の時の恩師と30年ぶりに話す。

2006-09-15 11:21:10 | Weblog
年賀状のやり取りだけですっかりご無沙汰していた小学校時代の恩師と、30年ぶりに電話で話した。なつかしいもので、もちろん話は小学校のときの思い出や当時の先生や同級生の現在のことなどになるのだが、恩師はこれまで何千人と教えてこられたであろうに、当時のことを本当によく覚えておられる。大病をされたが回復し、お声は大変お元気だった。そして今でも私のことは、(下の名前で)ちゃん付けだ。むかしお世話になった方に久し振りにお話するのもいいもので、また他の当時の人とも旧交をふたたび持てればと感じた次第だ。