釣り道楽

俺の人生釣り一途

「セッジ」ですか? 2010-8-28

2010-08-31 11:56:18 | フライフィッシング
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今回は、まさに「釣り道楽人」のあおちゃんとの釣行である。

彼とは随分とご無沙汰で、昨年12月の磯チヌいらいではないだろうか?

彼の身の回りに起こっている事情がいろいろあり、なかなか一緒に行けなかったが、今回あおちゃんの方から連絡があり「フライフィッシングに行きたい。」と言う事なのでちょっとは落ち着いて来たのかなと思い管理人さんは安心である。

釣りどころではないらしいのだが、きっちり鮎は堪能しているようで「加茂川の数釣り」や「仁淀川の大鮎」という大変うらやましい話を聞いた。


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管理人さんは、今回「ガイド役」に徹して、あおちゃんに久々の渓流を満喫してもらいました。

あおちゃんの釣果が中心のレポートです。(今回管理人さんはしょぼかった。)

入渓早々、泣き尺のアマゴを痛恨のバラシ。

フライパターンはクリーム色の「16番のメイフライパラシュート」パイロットフライに黒系統をチョイスしないあたりがあおちゃんらしい。

その後良型のアマゴを見事にキャッチ、「シェイクハンドサイズ」である。


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ネットに入れて撮影しても「絵」になるナイスバディのアマゴである。

今日のヒットパターンは「底石の絡んだ比較的速い流れの脇」で、大場所や一級ポイントでは小型のアマゴの反応でさえありません。

おそらく抜かれてしまったのだろうと話しながら遂行していきます。

障害物の多いコースですが、あおちゃんはキャストも随分慣れたようで、良い所へフライを入れていました。

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やはり渇水傾向で釣り荒れてくると難しい場所へフライを入れる根性が大事ですなぁ。

あおちゃんはさらにメンディングの使い方をマスターしたらさらに上達するし釣果アップでしょう。

スラックが入りすぎてフッキングが甘いのでバラシが多いようだ、アマゴはフライに出ているのだから的確なポイント判断とフライを入れる技術は以前に比べると上手い。

後はベストなナチュラルドリフトのマスターです。ドライフライはやはり状況に合った流し方はキモです。

流れを読み切れると、薄くハックリングしたフライも沈みません。



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本日最上流部の堰堤下のプールでもナイスアマゴキャッチしたあおちゃん。

ヒットしたフライを聞いてみると、「セッジ」
テントスタイルのウイングを搭載した、あえて古典的なヨーロッパスタイルのフライをチョイスする辺りは「シブイ」

この時に管理人さんが使用したのは「ADWハードジェルアント」のシンセティックフライパターン。

懐古主義的な古典的フライパターンを選ぶところは、さすがあおちゃんである。



さて、残すところ渓流もあとひと月になりましたなぁ。


渇水傾向にある渓流を攻める 2010-8-21

2010-08-24 14:22:15 | フライフィッシング
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お盆休みが過ぎて、釣り人がめちゃ入ったらしい渓流にあえてアタック。

お道具は、ラミグラス6.6F3番にオービスCFOにDT3+リーダー9F+ティペット5X~7Xと言うシステム。

もちろん、涼しさを求めてプチ源流釣行である。

最初に結んだのは、ブラックアント#14のパラシュートで、こいつで渇水気味の小場所を叩いていく。

渇水期は餌師にとってやりにくい条件だ、水深が無くトレースする距離が短い分それはルアーにも言える。

餌釣り、ルアー、テンカラ、フライフィッシングと渓流釣りの4種目経験がある管理人さんの意見として、夏の渇水条件下では、一番アマゴのコンタクトが多いのは「ドライフライ」だと思う。そして次の一手が「ソフトハックル」か「軽く仕上げたサスペンドするニンフ」のルースニングである。同じニンフを使うアウトリガーはフライマンの釣り方にもよるが管理人さんの場合増水で濁りが入った時に効果があったテンカラの場合開けた川ならともかく、源流域の木々のトンネルの中では障害物が多くむつかしい。「ちょうちん釣り」なら可能性があるがこの釣り方は管理人さんは好きではないのでごめんなさいです。


と言う訳で、今回はガッツリと「ドライフライ」です。


一般的なアマゴの付き場所は既に抜かれており、膝下までの水深で大小の石組があり開けた瀬で多少のコンタクトがあるが、フライへのアプローチが以前のときと比べ随分ナーバスである。

フライを「#18ピーコックパラ」に落として、さらにタイトなブッシュ際にフライを落とすと写真の「イケメンアマゴ」が来た。

その後も小さいスポットに、フライを落として置いていく感じのアプローチで数匹追加した。

毎回、釣れるパターンを掴むまで時間がかかってしまう管理人さん。

本日の読みが的中したかどうかは別として、今回はドラッグフリーで流す釣りより、小スポットにメンディングを駆使していかに長い間フライを止めておけるかがキモだった。

アマゴの渓なのに、狙う場所はまるで夏のイワナ釣りの様な感覚だった。


夏のフライは黒くてデカけりゃ何でも良い様に思うが、サイズは予想以上に小さい物しか口を使わなかった。ひと雨来れば状況は好転するだろうが今シーズンもあと3~4回渓流通いができるかどうか?


科博にあったマテリアルに夢中

2010-08-23 11:41:31 | 雑記
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お盆休みがいつもと違い随分と短かった管理人さん。

休みの日程もギリギリまで決まらないので、長期滞在プランは今年は却下。

さて近場で、子供達を満足させる為に知恵を絞る。

近すぎて行っていなかった「愛媛県総合科学博物館」略して「科博」に行ってみる事にする。

科博と言えば「プラネタリュウム」であるのだが、子供はそんな物に興味は無く、特別展示の「カブトムシ」が目的

管理人さんは常設展示物の剥製「鳥類」の研究である。


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鳥類展示のフロアに剥製があり、やはり気になったのは「ウサギ」である。

なんか怒った顔のウサギであるが、「耳と足」はこれも上質のマテリアルである。

そんな思いで展示物を見て回っているのは管理人さんくらいだろう。



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「ブルージェイ」である。

ウイングがこれまた良質のマテリアルである。

傷とか修正されているし、センターテールも「テンカラ目線」ではかなり良し。


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「ヤマドリ」である。

たぶんマテリアルとしては手に入れる事はできないであろう国産のヤマドリである。

テールの茶色のグラデが絶妙であり、全身丸ごと使える「毛」がたくさんありそう。

写真は忘れたが、メスもよだれ物の「毛」がたくさん。

最近は剥製の「ヤマドリ」もなかなか見る機会は少ないと思う。

渓流釣りでたまに遭遇するが、一瞬で逃げるのでじっくり眺めたことは無かったので満足した。




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そして見つけたのが「モルフォテックス」

シンセティックのマテリアルも見れるとは..............。

ティムコさん発売の「モルフォファイバー」である。


常夏使用のドライフライやウェットフライに管理人さんも使うアイテム。

科博、おそるべし。

子供達も「カブトムシ」を楽しんだようだが、管理人さんも楽しかった。


しかしあくまでも、「愛媛県総合科学博物館」は「プラネタリュウム」を見るべきだと思う。

それはまた次回にお預けである。



フライをテンカラ毛針目線で見る 第三弾

2010-08-06 18:06:23 | テンカラ
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管理人さんのよく使うウエットフライパターン。

これのウイングとテールをのけると、「テンカラ毛針やん」

そして今宵は簡単レシピで「テンカラ毛針」を量産する。

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夏こそ沈めて釣りたい管理人さんは、テンカラ風なソフトフライを巻いてみた。

虫っぽさを演出する為に、フェザントテールニンフ風なボディの作りにする。

ブラウンパートリッジをスロートハックル的ではなく、純毛針風にハックリングして簡単に出来上がり。

これはまさに「ソフトハックルフライ」と言うよりは「テンカラ毛針」。

ハックルを前回の「テンカラ毛針目線第二弾」の時の様にメス雉でハックリングしたらよりテンカラチックではあるが、パートリッジもすばらしいマテリアルであるので、ウエットフライ改造版としてはやはり「パートリッジ」を使うべきでしょう。


名人と呼ばれるテンカラ師や翁と呼ばれる伝説のテンカラ釣りの手慣れ達は厳選されたパターンのみを素手で巻く。

管理人さんの様に「バイス」を使うテンカラ師も多いとは思いますが、これからは素手巻きも練習して習得するべきか?

やはり毛針巻きも、フライのタイイングツールを使うべきでしょう。

フィールドテストではっきり言える事は、夏の渓流でドライフライをやって手詰まり状態に陥ったら「テンカラ風」なソフトハックルフライで沈めて流すと、魔法の様にアマゴが釣れだす事がある。



暑いときこそ「沈める毛針」で爆釣するかも。



ドライフライやウエットフライとテンカラ毛針の境界線を追求。


昨今多いのが、テンカラ師の中にも、エルクヘアカディスやライトケイヒル、エアロドライウイングを搭載したパラシュートで浮かして釣るテンカラ師も多いのが事実。

管理人さんとしては「テンカラ釣り」は和の情緒を味わいたい気がする。

テンカラ師と水生昆虫の話をすると、想像以上に知識が低い。なのでマッザハッチの認識は低いので、釣れる毛針としてのエルクへアカディス等を使用しているようだ。

テンカラ師は虫らしいもので充分役割を果たしている。

フライマンは羽化のステージのリアルさをフライに詰め込むから、マテリアルにもこだわるがテンカラ師の好きなマテリアルはやはり「雉」でしょうなぁ。

両者をタイイングしていて思うのが、「西洋の毛針」も「和式毛針」も奥が深いし、魅力のある趣味の世界だ。


今年は高級食材らしい秋刀魚を喰らう

2010-08-06 09:43:29 | 雑記
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夕方のニュースの話。

サンマ漁師の嘆きと共に、急上昇のサンマの価格。

都心のスーパーじゃ、1匹が「400円」なり。

豊漁の年ならば、店頭小売価格が10円を切る事もある、日本人の食卓にはお馴染みの庶民的食材。

それじゃ、400円は高いよな。

しかしその高くなったサンマをあえて喰おう。

管理人さんはサンマを購入するため、最寄りのスーパーへ直行。



生サンマ1匹、98円じゃった。(管理人さんの生活圏は地方じゃった。)



だがのう、管理人さんはかつて 2円で買った事のあるサンマが98円なら、確かに高い気がすると思う??。


調理方法は、魚焼き機を使わずに、七輪の炭火で丸焼。


高値の時にこそ、喰らう事。それがロックンロールよのぉ。


ちなみに、高いからと言って「美味しいとは限らない。」と言う事を勉強させられるのも事実。



落とし込み専用クラウザーミノーって。

2010-08-04 15:33:45 | インポート
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ソルトフライではお馴染みのクラウザーミノーの改良版。

管理人さん的アレンジの「ボトムドライブ クラウザーミノー」を巻いてみた。

先日のソルト釣行(ブログエントリーは無し)で、教科書の通り巻いたクラウザーミノーの沈下スピードに不満があった管理人さん。フックをワンサイズダウンさせて大きめのボールチェーンアイで重量をアップ。ウイングのバックテールも少なめにドレッシングしてサイドにフラッシャブーを入れた。

サーフを意識したフライではなく、使用フィールドはテトラや堤防のへチ、あるいは磯際ギリギリを落とし込み感覚で狙う時に使いたいフライに仕上げたつもり。

5~6番のタックルでボトム付近でフライを上下させながら探っていく訳です。

ロックフィッシュがターゲットです。

たぶん遠くからみたら「チヌの落とし込み」に見えるかもしれません。

しかしリーダーの先には「イガイ」では無く「フライと呼ばれる疑似餌」を結んでいます。

なので「ソルトフライフィッシング」と言う事でお願いします。




たぶん次の釣行で、新たな問題点は出てくるとは思います。さらに改良です。


灼熱の渓流は足で稼ぐ。2010-7-31

2010-08-02 14:27:40 | フライフィッシング
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いや~。暑いですなぁ。

この暑さには源流域で心身ともに冷却しなければ、お盆休みまでのお仕事に差し支えます。

夏の源流に似合う「ラミグラス6.6F3番」のロッドを積んで、近所の源流域に向かいます。

しかし皆考える事は同じなのか、ポイントまでの道中に、釣り師らしき車がちらほら止まっているが、管理人さんのお目当てのポイントには先行者がいないようだ。

最近までひたすら巻きまくった、灼熱のフライパターンでどんどん釣り上がる。

「夏の渓流は足で稼ぐ」という格言があるようだが、今回の釣行はまさにそれ。

一発勝負で、アマゴが出なければ次のポイントへどんどん遂行していく。フライパターンも3種類のローテーションで変えていくのだが、変え時が悩みどころだったりする。

春先の繊細なドレッシングとは違い、耐久性重視+視認性のでっかいフライを使う夏場は、管理人さんの釣りの思考回路も筋肉質故に釣れれば続投でミスったらチェンジという感じ。

アダムス-カディス-テレストリアル(アントかビートル)の3本柱かつての斉藤、桑田、槙原の様にベタである。

グラスロッドでスローに叩き上がる釣りスタイルがマッチする灼熱の渓流釣り。6~7寸のアベレージサイズの中に時折混じる8寸アマゴがロッドを気持ちよく曲げてくれる。

やっぱり、今日のフライパターンは何でも良い気がするが、補食する流速は決まった場所からでそれ以上でもそれ以下の流速でもない。後はフライの流し方を工夫すれば簡単に釣れたのだが、流し方の工夫の部分の説明が何とも難しいので省略します。(こう流せば釣れるんじゃないかと言う釣り師の「カン」がはたらくかどうか)

いずれにしても、夏らしいプロポーションのアマゴが1匹釣れればフライマンは充分満足である。