今回は、まさに「釣り道楽人」のあおちゃんとの釣行である。
彼とは随分とご無沙汰で、昨年12月の磯チヌいらいではないだろうか?
彼の身の回りに起こっている事情がいろいろあり、なかなか一緒に行けなかったが、今回あおちゃんの方から連絡があり「フライフィッシングに行きたい。」と言う事なのでちょっとは落ち着いて来たのかなと思い管理人さんは安心である。
釣りどころではないらしいのだが、きっちり鮎は堪能しているようで「加茂川の数釣り」や「仁淀川の大鮎」という大変うらやましい話を聞いた。
管理人さんは、今回「ガイド役」に徹して、あおちゃんに久々の渓流を満喫してもらいました。
あおちゃんの釣果が中心のレポートです。(今回管理人さんはしょぼかった。)
入渓早々、泣き尺のアマゴを痛恨のバラシ。
フライパターンはクリーム色の「16番のメイフライパラシュート」パイロットフライに黒系統をチョイスしないあたりがあおちゃんらしい。
その後良型のアマゴを見事にキャッチ、「シェイクハンドサイズ」である。
ネットに入れて撮影しても「絵」になるナイスバディのアマゴである。
今日のヒットパターンは「底石の絡んだ比較的速い流れの脇」で、大場所や一級ポイントでは小型のアマゴの反応でさえありません。
おそらく抜かれてしまったのだろうと話しながら遂行していきます。
障害物の多いコースですが、あおちゃんはキャストも随分慣れたようで、良い所へフライを入れていました。
やはり渇水傾向で釣り荒れてくると難しい場所へフライを入れる根性が大事ですなぁ。
あおちゃんはさらにメンディングの使い方をマスターしたらさらに上達するし釣果アップでしょう。
スラックが入りすぎてフッキングが甘いのでバラシが多いようだ、アマゴはフライに出ているのだから的確なポイント判断とフライを入れる技術は以前に比べると上手い。
後はベストなナチュラルドリフトのマスターです。ドライフライはやはり状況に合った流し方はキモです。
流れを読み切れると、薄くハックリングしたフライも沈みません。
本日最上流部の堰堤下のプールでもナイスアマゴキャッチしたあおちゃん。
ヒットしたフライを聞いてみると、「セッジ」
テントスタイルのウイングを搭載した、あえて古典的なヨーロッパスタイルのフライをチョイスする辺りは「シブイ」
この時に管理人さんが使用したのは「ADWハードジェルアント」のシンセティックフライパターン。
懐古主義的な古典的フライパターンを選ぶところは、さすがあおちゃんである。
さて、残すところ渓流もあとひと月になりましたなぁ。